先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleがAndroid14におけるPixel TableとPixel Foldの新機能について言及しているのでまとめたいと思います。
より最適化。
海外サイトによるとGoogle初の折畳式機種であるPixel Foldと久しぶりのタブレットとなるPixel Tabletの登場はかなり近い可能性があるとしています。現に同サイトによるとAndroid14の内部コードから新たなヒントが見つかったとしています。
Googleは折畳式機種の市場シェア拡大やスマホ自体の大型化からもより大画面を搭載した機種にAndroidを最適化することに尽力。Android12Lの対象機種は限定的でしたがAndroid13ではそのノウハウが組み込まれさらに強化。
そしてAndroid14ではさらに強化されている可能性があるとしています。
3月のFeature DropのΒ版であるAndroid 13 QPR2の内部コードからGoogleはデスクトップモードを開発していることが判明していましたがAndroid14ではさらに改善されていることが判明したとしています。
デスクトップモードの場合アプリの上部に丸いコントロールバーが追加されていたことが確認されていましたがAndroid14ではこのコントロールバーにおいてより多くの情報が表示と改善。
例えばアプリウインドウをスクリーンショット/選択/閉じるなどのオプションが表示されておりアプリウインドウのサイズと配置を変更するためのクイックショートカットも新たに追加されている。
Googleは長年デスクトップモードを開発してきたと言われていますがようやく最近になってから開発の進捗が形になって見えてきた感じで早ければAndroid14で実装される可能性があります。
7.6インチのディスプレイを搭載したPixel Foldでもその恩恵を受けられる可能性がありますが何よりPixel Tabletとの相性がすごくよくGoogleが純正の専用キーボードを用意するのか不明ですがキーボードと合わせることでパソコンライクに使える可能性があります。
またPixel Tabletはスタイラスペンに対応することが判明していますがAndroid14の内部コードからスタイラスペンのボタンを押すことで素早くメモを取ることが可能になる可能性があるとしています。
スタイラスペンのボタンを押すことでおそらくGoogle Keep Notesが画面上に吹き出しとして表示されるすぐにメモをすることが可能としています。またこの挙動はPixel Tabletのロックが解除されていない状態でも使える可能性があるとしています。
これはPixelが電源ボタンを2回押すとカメラアプリが起動するのと同じような感じでPixel Tabletでメモをとる以上のことをしたい場合は本体のロック解除が必要になる可能性があるとしています。
ちなみにスタイラスペンのボタンを押した場合は新規作成のメモが表示され保存してあるメモを表示したい場合はロック解除が必要。
また通知画面のUIも変更されている可能性があり現状では単一の巨大な通知を表示できるだけですがGoogleはデュアルシェードを開発中だとしています。
残念なことにその詳細は不明ですが同サイトによればiPhoneのようにスワイプする場所によって通知センターとコントロールセンサーのいずれかを表示できるようになるのではないかと推測。
決して目新しい機能ではなく独自UIを採用したAndroidも採用している機種もありますが今後Androidで標準機能になる可能性があります。
Pixel Foldの生体認証。
Pixel Tabletで恩恵を受けることは大画面を搭載しているPixel Foldでも恩恵を受ける可能性。現在Pixel Tabletのアスペクト比などは不明です。
一方でPixel Foldのメインディスプレイはライバル機種と比較するとかなり横長ですがこれはPixel Tabletとある程度アスペクト比などを揃えることでGoogleやアプリ開発者が開発しやすいように配慮して採用しているのかもしれません。
また今回の情報によるとPixel Foldの生体認証に関するヒントが新たに見つかったとしています。
リークしているレンダリング画像やAndroidの内部コードからも本体側面に指紋認証を搭載しているこれは当たり前といえば当たり前ですが閉じている状態でも開いている状態でも使えるとしています。
一方で今回の情報からも顔認証に関する記述が見つかったとしており顔認証は外側の画面からのみ機能すると記述されているとしています。つまりPixel Foldのサブディスプレイは顔認証に対応でメインディスプレイは非対応という感じです。
ちょっと情報が錯綜していますがメインディスプレイ側はPixel 6などと同じく8MPのIMX355を搭載すると予測されておりサブディスプレイ側はSamsung製のカメラセンサーを搭載するとの予測。
Pixel 7シリーズで実装された顔認証の動作条件はGoogle Tensorを搭載していることとDPAFに対応したカメラセンサーを搭載していることです。
IMX355はDPAFに非対応のため顔認証にハード的条件で対応できずサブディスプレイ側に搭載されるインカメラは少なくともDPAFに対応している可能性が高いことに。
GoogleとしてもPixel Foldのメインディスプレイとサブディスプレイである程度割り切っている可能性がありあくまでもメインディスプレイはタブレット寄りの考え方でサブディスプレイはスマホ寄りの考え方で顔認証含めサブディスプレイ側はスマホとして出来るだけ快適に使えるように開発をしているのかも。
ただどちらにせよ側面に指紋認証を搭載しているため生体認証にそう困ることはないと思います。
またPixel 6シリーズ以降のように画面内指紋センサーではなく背面に搭載されていた時と同じく物理の指紋センサーを搭載している可能性が高いので指紋認証の個人差はまだマシかもしれません。
Pixel FoldのディスプレイサイズにSoCやカメラなど何となく全体像をすでに見えつつある状態であとは今後ワイヤレス充電に対応しているのかなど細かい部分はAndroid14の開発が進めばもっと多くの情報が見つかるのかもしれません。
何よりハード面の開発にはある程度目処がついておりだからこそフィールドテストをすでに行なっているので先日には実機がついにリークしたのかも。そして今回の情報にあるようにソフト面の開発を集中的に進めているという感じのかもしれません。
その登場時期は?
同サイトによればPixel TabletとPixel Foldの登場は近いとしていますが個人的に気になるのはAndroid14から色々な情報が見つかっていること。
もちろんPixel TabletやPixel Foldの情報はAndroid13の段階から見つかっていましたがGoogleがAndroid14で最低限のレベルを満たすことができると判断してAndroid14を標準搭載して発売になるのか。
それともAndroid13を標準搭載してAndroid14ではより最適化を進めるという流れなのかAndroid13を標準搭載でも今回判明したデスクトップモードなどはAndroid14を待たずしてもPixel Foldなどで使えるようになっているのか気になるところです。
当たり前の話ですがAndroid13とAndroid14のどちらを標準搭載しているのかで発売時期は大きく異なる可能性がある。
Android14がこのまま順調に開発が進めば昨年と同じく8月頃に本配信が開始する可能性がありAndroid13を標準搭載であれば8月より前に発売でAndroid14を標準搭載であれば例年通り10月頃の発売になる可能性があります。
開発状況を知れるのは嬉しい反面Android14という単語を見るとPixel FoldもPixel Tabletも下半期の発表になるのではないかとちょっと残念に感じてしまう自分もいます。
ちなみにAndroid14の内部コードから開発状況が判明したからといってAndroid14を必ずしも搭載しているとはいえず今後の開発状況次第ではAndroid15が標準搭載して発売の可能性もあります。
少なくともPixel Tabletに関しては2023年に正式発表することを明らかにしているのでほぼ間違いなく今年中に発売されると思いますがPixel Foldに関してはチラ見せすらされていない。
なので今後の開発状況次第では2024年に再び延期されてもおかしくなく今まで何度も延期が繰り返しされてきたことを考えるとおかしくありません。ただ仮に今年の後半に発表/発売であれば2022年モデルではなく2023年モデルに変更される可能性がありコードネームも変更されるかも。
現にPixel Foldは今まで2回コードネームが変更されており現状は2022年モデルと同じくネコ科のコードネームを採用しています。直近の情報からもPixel 8シリーズはシバとハスキーでPixel 8aに関してはアキタであることが判明しており犬科のコードネームが採用されている。
最近コードネームに関するリーク情報がないため何ともですが延期が決定されているのであれば犬科の名称を採用した新たなコードネームが見つかってもおかしくないと思っちゃいます。
有名なリーカーは5月に正式発表すると予測していることからも延期説がフェイクであって欲しい。
何よりPixel Foldが5月にチラ見せでPixel 8シリーズと同じく10月に正式発表/発売でPixel 8シリーズがGoogle Tensor G3を搭載してPixel FoldはGoogle Tensor G2を搭載しているとすごくスペック的に中途半端になる流れは避けてほしいように感じます。
まとめ
今回はAndroid14の内部コードからPixel TabletとPixel Foldの新機能について判明したので簡単にまとめてみましたがGoogleは今最適化を全力で進めている最中だと思います。
またGoogleが採算性の悪そうな折畳式機種に自ら乗り出したのかも非常に気になるところです。
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