先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleがPixel Foldの重さとバッテリーについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。
より重くなる可能性。
先日の情報からもほぼ確定的なデザインがリークしたことから開いた状態における本体サイズが判明。サイズは158.7×139.7×5.7mmとされていますが海外サイトによって縦横が逆転している場合があります。
縦横の順番であることが多い一方で9To5Googleで見れば横縦の順番で捉えているので大きく異なります。
Pixel FoldのデザインはOppo Find N2のように横長のデザインを採用していることからも縦幅より横幅の方が長いと考えた方がしっくりきます。そのため今回9To5Googleを参考にして139.7×158.7×5.7mmを基準に見ていきたいと思います。
ちなみにライバル機種のGalaxy Z Fold 4の本体サイズは155.1×130.1×6.3mmとなっており縦幅にしろ横幅にしろ大きな違いがあります。そして今回の情報によるとPixel FoldはGalaxy Z Fold 4対比で重くなることに言及しています。
Pixel FoldはGalaxy Z Fold 4と比較すると大きい可能性が高いので当たり前といえば当たり前。
リークしたデザインを確認する限りPixel Foldは水滴型ヒンジを採用していることもあるのか開いた状態でも僅か5.7mmとかなり薄い。
閉じた状態での本体サイズは明らかになっていませんがおそらく12mm前後くらいに収まる可能性がありGalaxy Z Fold 4が15.8mmであることを考えるとかなり薄く感じる可能性はあります。
それでも単純にPixel Foldの方が大きければ重くなりやすい。またSamsungはGalaxy Zシリーズの重さに配慮している感じですがGoogleは初代ということもありそこまで配慮している余裕はないかもしれません。
あとちょっと気になるのが閉じた状態の横幅でGalaxy Z Fold 4は67mmで片手操作しやすいサイズ感に対してPixel Foldは80mm前後の可能性。ちなみにPixel 7 Proでも76.6mmであることを考えるとかなり横幅がある機種になる可能性。
Galaxy Z Fold 4のように閉じた状態で片手で持ちやすいけどディスプレイがかなり縦長とPixel Foldのようにディスプレイは縦長じゃないけど片手操作しにくいのどっちがいいのかはユーザー次第の面であり自分は縦長過ぎるのは嫌とはいえ横幅80mm近くあったら片手操作は厳しい。
残念なことに今回の情報では具体的な重さに言及していませんが重くなると思った方がいいです少なくとも重さに関しては2世代目以降でどう改善していくかに期待した方がいいと思います。
より大型のバッテリーを搭載。
そして今回の情報によるとバッテリーにも言及しておりGalaxy Z Fold 4よりは大きいバッテリーを搭載して5000mAhに近づくとした上で5000mAhよりははるかに下回っているとしています。
かなりざっくりの表現で何ともですがGalaxy Z Fold 4のバッテリー容量は4400mAhであることからPixel Foldのバッテリー容量は4400mAh以上5000mAh以下で4600mAh前後の容量になる可能性。
おそらく他の折畳式機種と同様に2300mAh前後の小型バッテリーを2つ搭載する流れだと思います。Pixel Foldは筐体が薄いからこそ余計に搭載できるバッテリー容量が制限されているかも。
こう考えると薄くて軽いHonor Magic Vsが5000mAhのバッテリーを搭載出来たのは単純にすごい。横折タイプの機種の多くは4500mAh前後のバッテリーを搭載している感じでPixel Foldも今回の情報通りなら平均的なバッテリー容量という感じ。
一方で気になってくるのは電池持ちの方で現時点では搭載SoCが不明です。
仮に上半期に発表されるのであればGoogle Tensor G2を搭載。ただ下半期に発表するのであればPixel 8シリーズと合わせてGoogle Tensor G3を搭載する可能性。
ちなみにGoogle Tensor G2を搭載した場合もちろんGoogleのチューニング次第ですがPixel 7シリーズより悪くなる可能性あり。Pixel 7 Proは5000mAhのバッテリーに6.7インチのディスプレイを搭載していますが海外サイトのバッテリーテストを参考にすると83と正直良くないです。
一方でPixel Foldは5000mAh以下のバッテリーに加え7.6インチのディスプレイと考えると燃費が悪く83以下のスコアになる可能性。ちなみにGalaxy Z Fold 4はSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したことも大きいのか折畳式機種で同サイトがテスト結果を公開した機種の中で最高の101を獲得。
この感じだと電池持ちという面でGalaxy Z Fold 4に対して大きく差をつけられる可能性。Pixel Foldが下半期に登場すればGoogle Tensor G3を搭載する可能性が出てきます。
Google Tensor G2と異なりSamsungの4nmプロセスルールを採用すると予測されていることからもパフォーマンスの向上と電力効率の改善に期待できるとはいえ正直限界があるのではないかなと思います。
また下半期になるとGalaxy Z Fold 5がライバル機種になりSnapdragon 8 Gen 2を採用するかも。
Galaxy S23シリーズの大幅な電池持ちの改善を考えるとGalaxy Z Fold 5はGalaxy Z Fold 4より電池持ちがさらに改善している可能性もありPixel Foldは電池持ちが大きなネックになる可能性。
さらに採用されるディスプレイもGalaxy Z Fold 3より古いものである可能性が高いとの予測。つまりディスプレイ自体の燃費にも差があり加えて耐久性にも差がある可能性が十分にあり得る。
あくまでもスペックでの判断になりますがあとはGoogleがどれだけ最適化を頑張れるか次第です。
リーク情報をおさらい。
最近Pixel 7a含めてPixelのリーク情報にあまり動きがなくちょっと寂しい感じもしますがAndroid14のパブリックβ版が早ければ3月下旬頃から開始する可能性があるのでそうなってくると内部コードからよりリーク情報が見つかる可能性があります。
残念なことに今回新たに判明したのはGalaxy Z Fold 4より重くなることバッテリー容量が多いということで具体的な数字は出ていません。もうちょっと具体的な情報が欲しいところですがこればかりは気長に待つしかありません。
一応現時点で判明しているPixel Foldのリーク情報を確認するとメインディスプレイは7.6インチでSamsungのUTGを採用している可能性。またサブディスプレイは5.8インチで同じくSamsung製を採用。
さらにメインもサブに両方とも可変式120Hz表示に対応すると予測されておりスペックで見れば悪くない。ただ消費電力が最も多いディスプレイでどれだけ消費電力を抑えることができるのか非常に重要です。
容量構成はPixel 7aですらRAM8GBになると予測されていることに加えマルチタスクをストレスなく使えることを前提に考えるとRAM12GBになる可能性。
一部情報によるとベースモデルはRAM12GBにROM256GBからだとされており一部市場では512GBモデルが存在する可能性がありSDカードスロットは非搭載といつも通りの流れ。
また登場時期によりますがAndroid13もしくはAndroid14です。
そして生体認証はSamsung製のインカメラを搭載すると予測されていますがDPAFに対応しているか不明。なので顔認証に対応しているか不明で指紋認証は本体側面に物理式として搭載するとの予測。
最後にカメラですがメインカメラセンサーが64MPの1/1.7インチのIMX787で超広角はIMX712との予測。現時点でIMX712の画素数は13MPになると噂されていますが画素数やセンサーサイズの詳細は不明です。
ちなみにメインカメラと超広角カメラはPixel 7aと同じとの予測。望遠レンズに関してはGalaxy S21 Ultraと同じセンサーを搭載すると予測されておりおそらく光学3倍でデジタルは不明です。
折畳式機種では望遠レンズ自体が搭載されこと自体がちょっと珍しいですがPixel Foldは採用。またセンサー的に見れば微妙ですがGoogle Tensorとの画像処理でしっかり底上げされる可能性あり。
価格に関しては現時点では$1799になると予測されておりGalaxy Z Fold 4と同じです。正式発表まで時間があるため今後の開発状況によっては十分変更される可能性があるので注意が必要です。
少なくとも端末の完成度で見ればGalaxy Z Foldシリーズの方が上だと思います。Galaxy Z Fold 5では水滴型ヒンジを採用して全体的に薄型化した上でディスプレイの折り目やしわも改善しつつも防水に対応する可能性。
一方でPixel Foldは防水非対応の可能性が高いと完成度はおそらく敵わないと思いますが個人的には自分が好きなPixelのカメラを搭載した折畳式機種が出るというだけでもかなり価値があり何よりグローバル市場で発売される貴重な選択肢になると思う。
自分は不具合が多くても電池持ちが悪くてもまずは何でもいいから発売して欲しいと思っちゃいます。
まとめ
今回は海外サイトがPixel Foldの重さとバッテリーについて言及していたのでまとめてみました。同サイトによればPixel Foldの最大の魅力はそのデザインやカメラなどではなくソフトだとしています。
GoogleはAndroid12L以降大画面への最適化を進めている中Pixel FoldにPixel Tabletが最も最適化されている可能性があるとしておりアプリの最適化も楽しみの一つになる可能性。
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