Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。
また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
さて今回は2022年に発売された機種の中から個人的に買って良かったと思える4機種について簡単にまとめたいと思います。
Google Pixel 6a
まず一つ目の機種として廉価モデルであるPixel 6aです。基本コスパがいいと言われる機種は表面的なスペックでインパクトをつけつつも細かい部分でコストカットするため実際に使って見ると使いにくいと感じるものが多い。
一方でPixel 6aはコスパがいいと評価されていますがGoogleとしてはコスパを売りにしている機種ではなく分かりやすいです。
Pixel 6aは分かりやすく使いやすさに直結する部分はしっかり作り込まれており逆にニーズがそこまで高くないスペックに関してはコストカットの面もあるのかカット。
その分かりやすい例として高リフレッシュレートとワイヤレス充電が非対応なこと。
個人的にはPixel 6aのデメリットに感じる部分ではありますがどれだけのユーザーがワイヤレス充電を求めているのか。
ハイエンドでは当たり前のような機能ですがミドル以下では当たり前の機能といえず今までワイヤレス充電を使ったことがない人や充電速度を優先してワイヤレス充電を使わない人からすればワイヤレス充電がなくてもデメリットにならない。
また今や多くの機種は60Hz表示には最低でも対応していますがそれ以上になるとハイエンドが中心。
120Hz表示対応機種を使ったことがある人からすれば60Hz表示対応機種は残像を感じやすくちょっともたつきも感じるのでストレスになるかもしれません。
ただ使ったことがない人からすれば今まで通りでiPhoneもようやくiPhone 13 Proシリーズから対応したばかりで今まで無印を使っていた人やそれ以前のモデルを使っていた人からすれば違和感は全くないと思います。
むしろ5万円の価格帯でありながらもGoogle Tensorを搭載しているためハイエンド相当。そのためパフォーマンス不足によるもたつきなどを感じにくくOSも軽めでサクサク動きます。
またPixel 6などの反省点を活かしたのか画面内指紋センサーの刷新でより快適に。ミドルレンジとして見れば電池持ちは良くないですがパフォーマンスが高い分妥協は必要で発熱もしやすいですがパフォーマンスの持続性はPixel 6シリーズよりも大幅に改善しています。
カメラに関してはハードが激よわですがカメラソフトが圧倒的なため上手くカバーしています。同価格帯の機種の中では頭一つ抜けている印象で個人的にはこれで5万ちょいなら文句なしです。
また一部家電量販店では叩き売りがされるなどかなり安く購入できるユーザーもいると思います。メジャーアップデートが3回にセキュリティが5年とミドルの中では長く使えるのも魅力。
自分もそうですがPixel 6aを購入すればほとんどの人が満足できる仕上がりになっています。ミドルレンジが好きではない自分にとっても満足度が高く今年購入して良かった機種です。
Galaxy Z Fold 4
そして次を確認する前に自分の中では用途別で分かれている感じで完璧な機種はないから役割分担。まず何かコンテンツを消費する上で一番満足度が高いのがGalaxy Z Fold 4です。
自分はマルチタスクでガンガン使うタイプではなく仕事道具として使うこともないです。またS-Penに対応しているとはいえ手書きで何かすることも基本ないため全く使わない。
何より折畳式機種に求めるのはディスプレイの大きさとスピーカーの音質と音量です。
漫画を読んだり動画を見たりする上でディスプレイは出来るだけ大きい方が見やすくストレスが低い。よくタブレットを別に買った方がいいと言われますがタブレットは基本ポケットに入れて運べない。
iPad mini 6も所持していますがどう考えてもズボンのポケットに入らないです。そうなるバックが必要になり屋外で使う場合タブレットがセルラーモデルじゃない限りテザリングが必要でいちいち接続するのも面倒。
一方でGalaxy Z Fold 4で見ると大型スマホ2台分いかないくらいのサイズ感で小型タブレットにも満たないサイズ感と正直微妙です。微妙なサイズ感に感じるからこそ批判的な人が多いと思いますが使ってみると微妙ではなく絶妙です。
漫画を読むにも動画にも見るにもをスマホよりは大きいけどタブレットよりは小さい。けどこの絶妙なサイズ感だからこそ屋外でも屋内でもちょっとした物足りなさを絶妙にカバー。
そして折り畳めばスマホとして持ち運べるため楽。
おサイフケータイに対応しておりスペックもハイエンド相当とゲームもしっかりできる。ちょっとソファーでゴロゴロしながら漫画を読みたい時や外でちょっと調べ物をしたい時に折畳式機種は絶妙に見やすいからこそ満足度が高いです。
またスピーカーも音質が筐体サイズの割には普通ですが音量はしっかり出るという印象です。実用性で考えれば折畳式機種は必要なくまたこの絶妙さで本体価格が25万円だと高いです。
ただ自分は高くても買って良かったカテゴリーの機種で今後も多くのメーカーに出て欲しい。そして無理に安くする必要はないと思っています。
そもそもハイエンドのシェアが全体の1割で折畳式機種はハイエンドの中でも最上位に近い立ち位置なので無理に安くしなくても物好きは買う。カメラは好みじゃないのであまり使わない。
ただ旅行行く時などは必ず持って行きたい一台です。
Xperia 5Ⅳ
そして次にオーディオ用としてXperia 5Ⅳです。Xperia 1Ⅳと地味に迷いましたがXperia 5Ⅳの方が主に優れている部分が2つあり一つは電池持ちの良さで実際に使っていると自分の使い方だと寝る前の電池残量が15~20%近くXperia 5Ⅳの方が多く残っている。
Xperia 1Ⅳでも電池持ちは前モデル対比でしっかり改善して自分の使い方なら十分ですがXperia 5Ⅳは安心して使える感じ。それくらいXperia 5Ⅳの電池持ちは安定している印象です。
そして自分が音楽をしっかり聴きたい時や子供が寝た後に自分の時間を楽しみたい時にスピーカーの音質は重要で実際に比較するまで思いもしませんでしたがXperia 1ⅣよりXperia 5Ⅳの方が音質が良く感じます。
特に動画を見る時はイヤホンを使わないことが多いので音質が少しでも優秀な方がいい。何よりXperia 1Ⅳの時点でも今年購入した機種の中ではトップクラスのスピーカーを搭載している感じだったのにXperia 5Ⅳがそれは超えると思わず。
間違いなくスピーカーの音質を求めるならXperia 5Ⅳの一択だなと思うくらい満足度が高い。そしてイヤホン接続時はもちろん優秀でWF-1000XM4で1日2曲はゆっくり聴く時間をとっています。
音楽を聴ける機種はいくらでもあり音質がいい機種もかなり増えてきましたが自分にとってXperiaは音楽を聴く楽しさを思い出させてくれた機種でXperia 5Ⅳはかなり重宝しています。
また今日は撮影を失敗したくない時などはほぼ間違いなくXperiaのカメラで撮影します。高速オートフォーカスにバースト撮影の組み合わせは楽しそうに遊ぶ子供をより自然にブレなく撮影。
やはり思い出を撮影するなら派手な加工感とか必要はなく最低限に撮れていれば十分に感じる。それよりも子供をブレなく撮影できると失敗の数を減らす方がよほど重要に感じます。
オーディオ機能が特に優秀と感じつつもカメラの癖が好きで今年買って良かった機種です。
Google Pixel 7 Pro
そして最後にPixel 7 Proです。Googleは80%ルールを採用しているためトータルバランスを意識した上で開発されています。前モデル対比でディスプレイ輝度の改善で明るく見やすい。
また画面内指紋センサーがより安定した印象を受けますが顔認証に対応で汎用性がさらに改善。さらにGoogle Tensor G2のチューニングを頑張ったのか発熱がしにくく電池持ちの改善。
本当はPixel 6シリーズの時点でGoogleがやりたかったことだったのかもしれませんがPixel 7シリーズではPixel 6シリーズのデメリットをしっかりと改善してくれたお陰で使いやすく満足度も高いです。
ただ一方でスピーカーの音量は大きめですが音質は平均的などそのコンセプトからも当たり前と言えば当たり前ですが何か尖っている部分がないように感じる。
悪く言えば面白みに欠ける機種ですがこれはトータルバランスを意識するとイコールになるため仕方ないと言えば仕方ないです。
個人的にスマホには変態性を求めることが多いですがPixel 7 Proを購入して良かったと思う最大の理由がカメラでまず一つはシネマティックモード。iPhone 13 Proで使ってからスマホでもボケ感のある動画が撮影できるのにどハマり。
Androidでも似たような機能に対応してくれないかと思っていましたがPixel 7シリーズで対応。iPhoneと比較すればフォーカス精度が甘めですがそれでも雰囲気がある動画を撮影可能に。
また写真に関しては信頼しておりポートレートモードは最短撮影距離を気にせず撮影できる。さらにフォーカス精度が優秀なため自分が狙った部分にフォーカスをしっかり合わせて撮影できる。
そして重宝しているのが動体が被写体でもしっかり撮れる。もちろん何枚も撮れば他の機種でも上手く撮れることありますがそれだと撮りたかったシーンを撮り逃すことになります。
一方でPixelは一発で上手く撮れることが多くさらにポートレートモードでも触れなく撮影できる。なのでXperiaがと使い分けることで自分が撮りたいシーンを撮り逃さないようにしています。
今年のPixelはかなり頑張ってくれた印象で満足度も高くニーズにも一致して買って良かった。
まとめ
今回は今年購入して良かった4つの機種についてざっくりとまとめてみました。3つの機種に関しては役割分担になっていますが先日リークしたPixel FoldはPixelのカメラを搭載した折畳式機種でオーディオ以外は自分のニーズを満たせるので楽しみ。
来年は今年同様に高いままなのかそれとも少しは安くなることがあるのか非常に楽しみです。
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