Xiaomiは最新のSoCをいち早く搭載することに注力しているのか先日には中国限定でSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したXiaomi 12Sシリーズを中国限定で発売に。
最上位モデルであるXiaomi 12S UltraはリークではほぼありませんでしたがSonyと共同して開発した1インチにIMX989を搭載しており思わず衝動買い。詳細は「Leica x IMX989の実力。Xiaomi 12S Ultra 開封レビュー」をご参照下さい。
また約1年半ぶりの登場なった折畳式機種であるXiaomi Mix Fold 2を購入したのでレビューをしてみました。詳細は「思っていたよりも全然いい。Xiaomi Mix Fold 2の開封レビュー」をご参照下さい。
さて今回2022年中に発表される可能性がある機種の中から欲しい機種について簡単にまとめてみたいと思います。
Vivo X90 Pro+
国内ではGalaxyやiPhoneなどの人気が高いですがどちらもトータルバランスを意識した製品づくりとなっており使いやすく満足度が高いですがオタクからすれば物足りない。
自分の中では使いやすい機種はPixelだけで十分でXperiaのように尖った機種が欲しい。結局オタク視点でワクワク感を求めると避けては通れないのが中華スマホという感じです。
今年はXiaomi製品を久しぶりに購入しておりXiaomi 12S UltraとXiaomi Mix Fold 2など。また先日には開封記事を公開させて頂きましたが初のVivo製品であるVivo X Fold+を購入。
個人的に今一番試したいのがVivo製品でまず一つ目の機種としてVivo X90 Pro+です。
中華メーカーは売上減少の影響からも最上位モデルの展開には消極的で現行モデルであるVivo X80シリーズには最上位モデルが存在せずVivo X90 Pro+は2年ぶりの最上位モデルに。
リークしているスペックを確認するとSamsung製の6.78インチのディスプレイを搭載して表示解像度は2K+で可変式120Hz表示に対応。またRAM12GBでストレージは最大512GBに対応。
また超音波式の画面内指紋センサーを搭載すると予測されておりSnapdragon 8 Gen 2を搭載。
ベースモデルとなるVivo X90はDimensityを搭載すると予測されていますが最上位はSnapdragonを採用すると予測されておりカメラが特徴のシリーズでSnapdragonは嬉しいところ。
DimensityはCPU/GPU周りは強いみたいですがISP周りが弱いみたいなのでカメラで差が出るかも。バッテリー容量は不明ですが有線の場合は最大で120Wでワイヤレス充電は50Wになるかも。
そしてカメラに関してメインカメラセンサーはAQUOS R7などが採用しているIMX989。ついにVivoからも1インチを搭載した機種が出ることになりVivo X90 Proも同様に採用。
また超広角に48MPのIMX489にポートレート専用として50MPのIMX578を搭載。そして望遠には光学3.5倍とハイブリット10倍に対応したOmniVision OV64Aを搭載との予測。
クアッドレンズ構成でインカメラは現時点で不明。Vivo X Fold+のカメラをある程度試してみましたがVivo X Fold+のカメラの癖なのかVivo製品の癖なのか分からない。
なのでちゃんと確認したいので最上位モデルであるVivo X90 Pro+が欲しいという感じです。Vivo製品は日本語にも対応しておりGMSもインストールすれば簡単に使うことが出来ます。
電力制御が厳しくて通知が初期設定の状態だと全くこないのでここは癖の一つだと思いますが設定してあげればある程度くる感じでグローバル版が出ればいいですがVivo X90 Proのグローバル版はある程度期待できるので上位モデルにするかは発表を見て決定の流れです。
界隈ではカメラの評価が抜群に高いVivo製品なのでしっかりと使ってみたいです。
11月22日に中国で正式発表予定で12月にはグローバル市場でも発売されると予測されているので非常に楽しみです。
Xiaomi 13 Ultra
そして次に2つ目の機種としてXiaomi 13 Ultraです。今年の夏にはXiaomi 12S Ultraを購入しましたが中国版しかないのが現状。本当はROM焼きをしてもいいのですが面倒なことと保証対象外になるのがちょっと嫌でしませんでした。
ただ後継機種においてXiaomiの社長はグローバル市場でも発売することをすでに明らかにしています。ただ中国の有名なリーカーはXiaomi 13 Proが実質最上位モデルになると予測していることからもちょっとよく分からない。
個人的にXiaomi 12S Ultraを使って気になった部分としてGoogle Photoの挙動。大陸版は日本語に対応していないのはXiaomiの癖という感じで仕方ないです。
また英語でも基本問題ないですがKindleの言語設定が本体の言語設定に依存するため日本語で購入したコンテンツが表示出来ないのがネックでしたがAndroid13ではアプリごとに言語設定が可能でカスタマイズされる際に潰されることがなければ今後問題なしです。
ただGoogle Photoの挙動がおかしいのはXiaomi 12S UltraやXiaomi Mix Fold2で共通して発生しており基本写真や動画をバックアップしている時にアプリが落ちます。
なので結局ブラウザ版を開いて手動でバックアップさせるしか回避方法がない感じでした。やはりちょっと面倒と感じてしまうことがあると使うのが億劫になるので次はグローバル版が出るならグローバル版までしっかり待ちたい。
現時点でスペックに関する詳細な情報はない。メインカメラセンサーは1インチが継承されると思いますがIMX989を搭載するのかSonyと共同して新たな1インチのセンサーを開発しているのかも不明。
ちなみにXiaomi 13 Proもメインカメラセンサーは1インチになるとの予測があります。そもそもXiaomi 13シリーズは11月下旬に発表される可能性があると予測されていますがXiaomi 13 Ultraが同時期なのかは不明でXiaomi 12の時は実質Ultraのみ遅れた感じ。
大陸版を基準に考えると発売されてから4ヶ月くらいで後継機種が出てくる流れになりますがグローバルモデルを基準に考えると1年半くらい後継機種が出ていないので登場してもいい。
シリーズ全体で同時期に出るのであればSnapdragon 8 Gen 2を搭載してもおかしくない。
あとはXiaomi 12Sシリーズからライカ監修のカメラを搭載するようになりましたが今までの良さがさらに良くなった印象も受ける一方で自分の娘を撮ると顔に赤みがかかる。
色弱の自分の目でもはっきりわかるくらい赤くなるので正直子供を撮るのに向かない。
正直Xiaomi Mix Fold 2のカメラは自分の用途に合わずXiaomi 12S Ultraは全体的にいいけど細部で気になるところが多かったので後継機種での改善に期待したいです。
日本でフラッグシップモデルを発売して欲しいのですが期待出来ないので結局はグローバル版に期待するしかない状況なのがちょっと残念という感じです。
日本で販売されている中華スマホのほとんどがコスパを意識したモデルばかりとなっており個人的にはワクワク感を全く感じないので台数限定でもいいからハイエンドを発売して欲しい。
Snapdragon 8 Gen 2
2021年に2022年はSoCの発熱によって多くの機種が悩まされた期間でもあります。よく言えばメーカーが発熱対策を進化させるきっかけでしたがそれでも不十分という感じです。
一方でTSMCに戻って2世代目となるSnapdragon 8 Gen 2の実力はどうなのか。Snapdragon 8+ Gen 1はメインコアが1つにミドルコアが3つに高効率コアが4つの構成。
一方でSnapdragon 8 Gen 2はメインコアが1つに2種類のミドルコアが2つずつで高効率コアが3つと今まで異なる構成となっていますが実際にどのような変化があるのか不明です。
一部噂では処理性能は20%近く改善すると予測されているのでベンチマークスコアは130万点前後。ちなみに最新となるDimensity9200のベンチマークスコアも130万点前後であることが判明。
同じくTSMCの4nmを採用しているため劇的なパフォーマンスの改善には期待できません。
それよりも消費電力と発熱がどの程度抑えられているかが重要でSnapdragon 8+ Gen 1は発熱はかなりしますが熱ダレはしにくくなりパフォーマンスの持続性は改善しています。
ただ消費電力も多く発熱もしやすくユーザビリティが大きく改善するという印象はない。ここでSnapdragon 8 Gen 2ではベンチマークスコアではなくユーザビリティの部分でどれだけ改善することが可能なのか気になります。
何より2023年のフラッグシップモデルの多くはSnapdragon 8 Gen 2を搭載するため搭載機種が発売されれば早く試してみたいところです。個人的にはXiaomi 11 UltraにXiaomi 12S Ultraと触ってきたのでXiaomi 13 Ultraがどの程度発熱が改善しているのか分かりやすい。
vivoに関してはVivo X Fold+のみで発熱を感じることが少ないのでVivo X90 Pro+を購入してもベンチマークにはならない。発熱対策にかなり力を入れている中華メーカーの機種でどの程度抑えることができるのか。
逆に中華メーカーでも全然ダメという感じなら2023年も基本はダメという感じになりそう。
まとめ
今回は2022年にまだ発表される可能性がある機種の中で欲しい機種についてまとめてみました。中華スマホが中心ですが搭載されている技術はトップクラスであることに違いはありません。
現時点でも国内市場は割と選択肢がある方なのかもしれませんがキャリアが扱うモデルとか基本は保守的な感じなのでメーカーが直販モデルでちょっと頑張って欲しい印象です。
購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!
DoCoMoはこちらで! | auはこちらで! |
SoftBankはこちらで! | 楽天はこちらで! |
LINEMOはこちらで! | ahamoはこちらで! |