Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。
また国内でサイズ感からも人気が高いXperia 5Ⅲと価格差が約8万円ある中その価格差の価値があるのかXperia 1Ⅳと比較レビューをしてみました。
詳細は「約8万円の価格差をどう捉えるか。Xperia 1ⅣとXperia 5Ⅲ徹底比較」をご参照下さい。さて今回現行シリーズより前のXperiaユーザーが最新のXperiaに乗り換える前に確認して欲しいことを簡単にまとめたいと思います。
一部純正アルバムの廃止。
2019年に分離プランが導入されたことから端末返却プログラムを利用していなければ36回払いの人が多いことからも今年機種変更のタイミングの人が多い。またもちろんそれ以前の端末を使っている人でも機種変更を考えている人も多いと思います。
2019年を起点にSonyはコンセプトをより明確化させラインナップを見直すした上で徹底的な区別化戦略など新シリーズ以前とちょっと違います。なので最新のXperiaに乗り換えることで戸惑う可能性も。
まず購入する前に確認して欲しい一つ目としてSony純正のアプリが一部廃止になっていること。これは2020年モデルから基本共通で廃止です。そして廃止になったのがアルバムアプリとキーボードアプリとユーザビリティに直結する部分です。
SonyがコストカットのためなのかアルバムアプリはGoogle PhotoでキーボードアプリはGboardに変更。
自分はいろんな機種を使う上で機種ごとにアルバムやキーボードアプリが違うと面倒なのでiPhone以外はGoogle PhotoとGboardを使うことがほとんどのため違和感なく移行ができましたが今まで慣れ親しんだアプリが廃止になるのは残念です。
またこの廃止は標準搭載されていないという意味ではなくGoogle Play Storeで2020年以降のモデルはインストールすることができません。
個人的にはどうしてもと思うユーザー以外は大変だと思いますが慣れるのが一番だと思います。
今後純正アプリが復活することにあまり期待できないのでずっとapkに頼ることになりapk自体もいつまで動作してくれるか分からないので単純に慣れてないという理由であれば使って慣れた方がいいです。
またGoogle Photoに関して有料のイメージが強いですが15GBまでであれば無料でバックアップ可能。15GB以上のデータをバックアップしたいのであればGoogle Oneなどで有料プランの契約が必要です。
ちなみにですがバックアップをオフにしておけば無料なので普通のアルバムアプリとしても使えます。なのでSDカード含めて本体に保存する人がいい人やそもそもそこまで写真や動画などを保存しない人はGoogle Photoが有料だからといって怯える必要はないです。
何より不安だったらバックアップをオフにここは結構勘違いしている人が多いのでユーザーの用途に合わせて上手く使うべきだと思います。ちなみに自分は面倒なのでGoogle Oneで有料プランを契約しておりオリジナル画質で保存しています。
ラインナップと後継機種。
さらにXperia XZシリーズでも無印のXperia XZにコンパクトモデルであるXperia XZ Compact。そしてプレミアムモデルであるXperia XZ premiumと大きく3つに分類されています。
今のラインナップでみるとXperia 10シリーズがXperia XAシリーズでXperia XZ CompactがXperia 5シリーズです。
現状のラインナップを見るとXperia Aceを除くと一番小さいのはXperia 10シリーズとなっていますが従来のCompactモデルはあくまでもハイエンドコンパクトモデル。
少なくともCompactユーザーがまず最初に考えるべきはXperia 5シリーズという感じになります。
そしてpremiumユーザーがXperia 1シリーズを選択するという感じです。Xperia 5シリーズは今の尖ったXperiaの中でもトータルバランスがよく持ちやすいサイズ感に比較的に発熱しにくい。
さらにハイエンドでありながら電池持ちも良く高価格化が進む中Xperia 5Ⅲで見れば10万円ちょっとなので今のXperiaの中では選びやすいです。一方でXperia 1シリーズに関してはロマンの塊です。
Xperia 1シリーズは基本どんなスマホが欲しいか明確に決まっている人向けで合理的に考えると中々購入しにくいと思います。
ほとんどのユーザーにとってXperia 1シリーズは候補に入るような機種ではなく本当にXperiaが好きなユーザーとか高いお金を出すならロマンがつまった機種がいいと思う人向けの機種です。
なのでこう見ると歴代premiumユーザーにとっても多くの人にはXperia 5シリーズがおすすめ。
カメラのコンセプト。
ただXperia 1ではトリプルレンズカメラを搭載してXperia 10でもデュアルレンズカメラの搭載と多眼化が進みましたが他のメーカーと考え方が違うのがトリプルレンズカメラを搭載しているとはいえあくまでも画角が違うシングルレンズカメラを搭載しているという考え方。
またカメラ部門とも共同して開発を進めるようになり第1弾としてCinema Pro/そして第2弾としてPhoto Proです。
カメラのコンセプトもデジカメのαシリーズ寄りになってきており他社のようにオート撮影にフォーカスしたカメラではなくPhoto Proを使ったマニュアル撮影が主軸のカメラに進化しています。
さらにデジカメユーザーが重要視するバースト撮影オートフォーカス速度に注力しています。
もちろんXperia 1シリーズやXperia 5シリーズでもオート撮影はできます。ただPhoto Proを使って調節しながら撮影含めて楽しむ感じ。他のメーカーの機種はオート撮影がメインのためシャッターボタンを押せば誰でも簡単に綺麗に撮れます。
ただ良くも悪くもメーカーがチューニングした色味などに調節されるため自分好みの色などに調節するという感じではなくむしろ自分の好きな写真を撮影できるメーカーを選ぶという感じです。
一方でXperiaの場合はカメラソフトによる加工は最低限。マニュアル撮影で色味含めて自分好みにするという感じで他のメーカーのカメラと全く違います。ちなみにXperia 10シリーズはオート撮影を意識しているのかちょっと色味は濃いめという感じ。
なのでカメラが今までのXperiaと全く違うので他社含めてしっかり考えた方がいいと思います。
定価の確認。
Xperia XZシリーズの時代はそこそこのスペックでそこそこの価格になるように設定されていました。それでもXperia XZ1で見ればキャリアもよりますが9万円前後。
Xperia XZ2 premiumで見れば10万円。この時は端末割引サポートがあったため実質負担金はかなり安かったですが定価で見れば安くない。
Xperia XZ1を基準にしても約3年後に登場したXperia 5Ⅲは11万円前後なので3万円程度しか変わっておらずこの間に半導体不足や5G対応にインフレ。
さらにSonyが少ない販売台数で利益をしっかり確保できるように方向転換しているため割高になっている中そこまで大きく変わってないです。あくまでも新品の価格でみた場合の話ですが今使っている自分の機種の定価はしっかり確認した方がいい。
単純に今の価格だけ見て安い高いで買うとXperia 10シリーズしかほぼ選択肢がない状態になりユーザー全てがXperia 10シリーズに満足できる仕様になっているかといえばそんなことはない。
まとめ。
なので昔のXperiaの感覚で今のXperiaを購入すると使いにくいと思うユーザーが多いと思います。ユーザーによってスマホに求めることは違うと思うのでしっかり見極めが必要に感じます。
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