認証通過で一部スペック判明。正式発表直前Xperia 5Ⅳの噂総まとめ

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また国内でサイズ感からも人気が高いXperia 5Ⅲと価格差が約8万円ある中その価格差の価値があるのかXperia 1Ⅳと比較レビューをしてみました。

詳細は「約8万円の価格差をどう捉えるか。Xperia 1ⅣとXperia 5Ⅲ徹底比較」をご参照下さい。さて今回FCCの認証情報からXperia 5Ⅳの一部スペックが判明したので改めてXperia 5Ⅳの全体像を確認したいと思います。

デザインを確認。

今回の情報によると8月18日付けでアメリカのFCCの認証を未発表のXperiaが通過したことが判明。認証情報からもハイエンドコンパクトモデルである可能性が高くXperia 5Ⅳだと思われます。

今回は認証情報をもとにXperia 5Ⅳの全体像を確認したいと思います。まず一つ目としてデザインですが認証情報からも155.74×67.1mmで本体の厚みは不明です。

Sonyは基本キリがいい数字にするので156x67mmという感じになります。ちなみにXperia 5Ⅲの本体サイズは158x68x8.2mmなのでXperia 5Ⅳは縦幅横幅と1mmずつ小型化。

ちなみにXperia 10Ⅳに関しても前モデル対比で縦幅横幅が1mmずつ進化しておりXperia 1Ⅳは前モデルと一緒。本体の厚みが分からないとはいえ
この筐体サイズから推測できるのがXperia 10Ⅳなどと同様のデザインの進化を遂げている可能性。

なのでサイドフレームのフラット化やベゼルのスリム化によって小型化を達成している可能性があります。

一部情報ではXperia 10Ⅳよりさらに軽く160g以下になるとの予測もありますが認証情報を見るとまだXperia 10Ⅳの方が縦幅が4mm小さいこと。

またXperia 5Ⅳが前モデルと同じくサイドフレームにメタルなどを採用するのであれば現行モデルよりかなり薄型化していない限りは重くなる可能性。なので一つ目の目安としてはXperia 10Ⅳの161gからXperia 5Ⅲの168gの間になるかもしれません。

むしろ本体の厚みが増しているのであれば169g以上の重さになってもおかしくないと思います。カラバリに関する情報はありませんが全体的に前モデルのデザインを踏襲しつつフラット化する感じに。

持ちやすさの上で横幅が重要になってきますが前モデルよりも1mm程度スリム化されるのは大きいです。フラット化した場合に手にひっかかる印象になるかもしれませんが持ちやすくなる可能性が高いです。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイですが認証情報からも153.5mmとしています。FCCが公表するディスプレイの対角線は四隅の丸みを考慮しているためXperia 1Ⅳでみた場合はスペックでは6.5インチとなっていますがFCCでは6.378インチに相当する162mmで表記されています。

Xperia 5Ⅳはインチ換算で6.043インチ。なのでXperia 1Ⅳを例に見ればXperia 5Ⅳも上振れする可能性があり6.1インチ程度になる可能性。むしろこれで6.0インチとなるとXperia 5Ⅲ対比で上下のベゼルがかなり太くなる可能性もあります。

あくまでもディスプレイサイズは一緒で筐体のデザインを変更することで小型化している可能性。おそらくですが表示解像度はFHD+で120Hz表示に対応。

またXperia 1ⅣやXperia 10Ⅳなどと同じくディスプレイ輝度の改善に期待することができXperia 5Ⅳは最大で950nits程度になるかもしれません。

ディスプレイに関してはリアルタイムHDRドライブなどにも対応する可能性がありXperia 5ⅢをベースにXperia 1Ⅳで改善された要素が追加されあとはXperia 5Ⅳで可変式120Hz表示に対応するかどうか。

少なくともディスプレイ輝度が改善されるだけでもかなり実用性は改善すると思われます。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックに関して一部情報によるとAndroid13を標準搭載している可能性があるとの予測。実際にはどうか不明ですがそれよりもアップデートサポート期間に変更があるかどうかが気になる。

ただXperia 1Ⅳがメジャー2回にセキュリティが3年と言われているので同じになる可能性は高いです。そして有力な情報はありませんがSocは個人的にSnapdragon 8 Gen 1を搭載すると思います。

その理由としては単純で最上位モデルであるXperia 1ⅣがSnapdragon 8 Gen 1を搭載しているから。SoCが全てではないとはいえレギュラーモデルがプレミアムモデル以上のSoCを搭載するのは考えにくい。

ここ2年のSnapdragon888やSnapdragon 8 Gen 1などは発熱のしやすが問題視されています。確かにSnapdragon865の時と比較すると発熱はひどい。

一方でSnapdragon 8+ Gen 1であれば問題ないと思っている人が多いですがもちろんSnapdragon 8 Gen 1より発熱はマシになっているけど発熱しないわけではありません。

負荷をかければかなり内部温度も上がる感じで例えばSnapdragon888を搭載したXperia PRO-IとXiaomi 12S Ultraは50度近くまであがります。

結局のところ搭載SoC+ソフトでの最適化+放熱対策+冷却対策のバランスが重要でありXperia 5ⅣがSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したとしてもXperia 5Ⅲ対比で発熱が劇的に改善するとは思えない。

仮にXperia 1Ⅳと同じ対策であればソフトによる制御でありハード面では前モデル対比でそこまで強化されていないので一度不安定になるとかなり熱くなります。

もちろんSnapdragon 8+ Gen 1を搭載することでパフォーマンスの持続性は改善する可能性がありますがSnapdragon 8 Gen 1にしろSnapdragon 8+ Gen 1にしろSoC以外の部分でどのような発熱対策をするのかが重要です。

搭載SoCだけに頼っている感じでは今までより改善してもユーザーの評価が大きく変わる改善はしない。

そしてバッテリー容量は一部噂では5000mAhになると予測されていますが確定的な情報はなし。ただ筐体サイズが小型化している中本体の厚みが増さない限りはバッテリー容量を増やすのは難しいです。

でも5000mAhのバッテリーを搭載してXperia 1Ⅳと同じ消費電力を抑えるチューニングであれば劇的に電池持ちが改善する可能性があり電池持ちの改善はSnapdragon 8 Gen 1でも期待できます。

さらに認証情報からもワイヤレス充電に対応することが判明しており今まで非対応だったからXperia 5シリーズを見送ってきた人にとってはかなり魅力的な選択肢になると思います。

その他イヤホンジャックの搭載は維持でスピーカーに関しては新たなBOX構造を採用したスピーカーを採用するのか気になるところ。個人的には共振をもうちょっと改善して欲しい印象を受けます。

ただチューニングに関してはXperia 1ⅣやXperia 10Ⅳと同じく従来のステレオ感を意識したチューニングではなくサラウンド感を意識したチューニングに大き方向性が変わると思います。

また防水防塵はIP68に電源ボタンを統合された指紋認証の搭載などはおそくら継続です。基礎スペックで気になる部分として朗報なのがワイヤレス充電対応確定であとバッテリー容量という感じ。

カメラを確認。

カメラに関しては基本Xperia 1Ⅳと同じカメラ構成で大きな違いはTOFセンサーが非搭載に。そのためリアルタイム追跡機能ではなくオブジェクトトラッキング機能に対応する可能性が高い。

その他85mmから125mmの光学式ズームに対応や全画角での秒20コマのバースト撮影に対応。動画性能に関してはVideography Proの搭載にてオブジェクトトラッキング機能に瞳オートフォーカスに対応。

また全画角での4K/120fps撮影やシームレスズームに対応など共通点はかなり多いと思います。基本はXperia 1Ⅳと同じと思った方がよくフォーカス性能だけちょっと劣る感じになると思います。

価格を確認。

また価格に関してはおそらくですがXperia 1ⅣとXperia 1Ⅲの価格差から考えれば4万円前後。なのでXperia 5Ⅳはキャリアによりますが14万円から15万円くらいの価格が目安になると思います。

少なくとも安いということは絶対にはないと思う。15万円弱の価格になってどのように評価されるのか個人的な印象としては安いハイエンドコンパクトモデルを求めているユーザーがかなり多い印象でちょっとでも価格が高くなるとニーズがほぼなくなる。

Appleがminiで失敗したとされている理由の一つが価格ですがどれだけ価格を抑えられるのか気になるところ。一つ言えるのは中途半端な価格になると
どっちにしろ売れないと思うので安いなら安い。高いなら高いとははっきりさせた方がいいです。

まとめ。

今回の認証情報をみる限りだとXperia 5Ⅳも順当なアップデートという感じでまだ分からない部分もありますがワイヤレス充電に対応するのが何よりの朗報。

あとはソフト制御で発熱を抑えつつ電池持ちをどこまで改善させることができるのか電池持ちはかなり頑張って欲しいように感じます。価格次第の面もありますが下半期の機種の中でもサイズ感からも上手くいけば注目度は高いかも。

また今回Sonyが日本時間の9月1日16時よりXperiaの新製品イベントを開催することを明らかに。ティザー画像からもおそらくXperia 5Ⅳが正式発表される可能性が高くあとは他に新製品があるのか。

おそらくですがXperia PROシリーズなどは発表されないと思いますが何かしらのサプライズに期待。

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