Xperiaを中心に。型落ちスマホや中古スマホを購入前に確認したいこと

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また国内でサイズ感からも人気が高いXperia 5Ⅲと価格差が約8万円ある中その価格差の価値があるのかXperia 1Ⅳと比較レビューをしてみました。

詳細は「約8万円の価格差をどう捉えるか。Xperia 1ⅣとXperia 5Ⅲ徹底比較」をご参照下さい。さて今回Xperiaを中心に型落ちのスマホや中古スマホを購入する前に確認して欲しいことについて簡単にまとめたいと思います。

アップデートサポート期間の確認。

まず型落ちモデルを購入する前に確認しておいて欲しいことの一つ目としてアップデートサポート期間です。自分の過去記事では何回も触れていますがアップデートサポート期間はしっかり確認して欲しいです。

基本ハイエンドはメジャーが2回にセキュリティが3年でミドルレンジはメジャーが1回でセキュリティが2年というのが一つの目安です。

ただキャリアや機種によって対応が異なることが多く頂いたコメントを確認する限りXperia 1のDocomo版はメジャーアップデートが2回は妥当としてもセキュリティは2年で終了したみたいです。

なのでハイエンドでもXperia 1II以降の機種がセキュリティ3年に対応してくれればまだマシという感じ。ちなみにセキュリティアップデートに関してGoogleはメーカーに毎月配信しろと強制していないです。

GoogleやSamsungのグローバルモデルは基本毎月配信されていますがGalaxyのキャリアモデルは毎月配信されていません。セキュリティアップデートは四半期ごとに1回のペースを採用しているメーカーも多い。

Xperiaで見てもグローバルモデルは2ヶ月くらいの間隔でアップデートが配信されている印象ですがキャリアモデルに関しては随時という感じで不定期です。

ただ毎月配信されていないとしてもアップデートが配信されているだけでもありがたいところ。セキュリティアップデートが終了した後に深刻な脆弱性が見つかった場合修正されることはないのでセキュリティ上のリスクがかなり高くなります。

例えばAndroid12を搭載している機種において深刻な脆弱性として話題になったのがDirty Pipeの存在です。単純にDirty Pipeの問題点としてはルート権限奪取であり単体では権限を書き換えることは困難です。

ただ攻撃者が悪用できるシステムを開発できた場合Android 12を搭載していることでルート権限が奪取されるリスクがありましたがGoogleは早期に問題を把握。

そして各メーカーはセキュリティパッチで脆弱性を改善したという感じで今Android12を搭載している機種の多くはこの問題が解決されているはず。

セキュリティ上で何かあった時ってトロイの木馬のように分かりやすく感染しましたと表示されればまだしも基本脆弱性などこまめに調べているユーザーでない限り把握していないユーザーの方が圧倒的に多い。

例えばデータが抜かれたとしてもデータが抜かれたこと自体に気付かないという感じで地味に怖いです。

アップデートサポート期間が切れた機種でも有料のセキュリティソフトである程度カバーできますがやはり最新のアップデートに含まれている修正内容まではカバーしきれないこともあります。

残念なことにXperiaのサポート期間は短く型落ちとなればさらに短いので購入前にチェックが必要です。ちなみに今安売りされているXperia 1Ⅱはセキュリティサポートが長くてもあと1年程度という感じです。

市場相場の確認。

次に2つ目として価格の確認です。例えば10万円の機種が型落ちになり5万円程度になれば発売当初の価格を知っているユーザーからすれば安く感じると思います。

またハイエンドが型落ちとはいえ5万円だったら安い。ただ少しでも安く購入したいと思うユーザーは市場の相場を先に確認することがおすすめです。特にキャリアがオンラインショップで大幅値引きすることがありますが相場より高いことが多いです。

機種にもよりますがざっくり言うとAndroidの場合発売から2年で半額程度に落ちることが多いです。ただ最近キャリアが発売初日から実質1円などの叩き売りなどを行うことが多いことからも値崩れは早いです。

なので過去に叩き売りが家電量販店などで多く行われていた機種に関しては2年後に半額以下の可能性が高い。当たり前の話ですが安く購入できた機種こそ市場の相場も安くなりやすいので高く売れにくいです。

今年のXperiaであればXperia 10ⅣがSoftBankを中心に発売日から叩き売りになっており値崩れが早い。

また残念なことにXperia 1Ⅳは高いけど評判が良くないことや使い勝手が悪いと評価する人が多くてかなりのペースで値崩れをしており逆に元々定価が安いXperia AceⅢが良くも悪くも安定している感じ。

またAndroidの中では比較的に中古市場において値崩れしにくいPixelですがPixel 6aやPixel 6は一部キャリアが叩き売りを行っており値崩れが早いです。

少しでも高く売りたいことをセットに考えるなら各メーカーの最上位を選んだ方がよくGalaxyで見ればGalaxy S22 UltraやPixelならPixel 6 Proなど。

家電量販店での叩き売りは店舗独自の割引とキャリアの割引を合わせて実質1円とかになっていますが割引の金額にも限界があり最上位モデルなどはほぼ叩き売りされることなく在庫が消化される感じです。

なので最上位モデルが発売から2年後に半額程度の価格なら買いでそれ以上ならちょっと様子見です。

この手の話をするとiPhoneは優秀だとコメントがつきますが個人的には売ることを前提で考えると難しい。Androidの多くは発売から3年も経過するとアップデートサポート期間が終了して市場価値も半額以下。

正直ほぼ価値がない状態になります。なので高く売れないなら逆に使い切るという考え方できる。一方でiPhoneの場合は発売から2年で価格は7割が一つの目安でAndroidと比較すると値崩れしにくい。

さらにアップデートサポート期間も5年と長め。ただアップデートサポート期間をフルに使い切れば市場価値はほぼない状況になるためAndroidと比較すれば高く売れると思いますが微妙なところ。

リセールバリューを最大限活かしたいのであれば1年くらいと出来るだけ短い期間での乗り換えがおすすめ。なので個人的にはアップデートサポート期間の長さとリセールバリューは相反する関係にあるように感じます。

個人的にはAndroidの方が使い切るか落ちきる前に売却してしまうか判断しやすいように感じます。何より型落ちモデルを購入する前にその価格が市場の相場と比較してみることがおすすめです。

中古購入の注意。

そして3つ目として中古を購入する時です。イオシスや買取専門業者のところで購入するのはまだ安心感がある。ただメルカリなどフリマなどは基本個人と個人のやりとりであるからこ注意が必要にも感じます。

キャリアモデルもSIMロック解除が原則になったため以前のようなSIMフリーという言葉がややこしくなった。

自分はSony StoreやGoogle Storeなどメーカーが直販しているモデルは直販モデルと表現していますがキャリアモデルもSIMロックが解除されていればSIMフリーと表現している場合がユーザーによってはあります。

フリマなど購入する時に気を付けて欲しいのがまずIMEIが記載されているかどうか確認すること。キャリアモデルの場合は必ず残債が残っているか専用サイトで確認して下さい。

ちなみに残債なしの場合は○/残債ありの場合は△と表示されます。メルカリだと残債ありのスマホは出品禁止となっていますがお金欲しさにIMEI番号を記載せず表示する出品されている場合もあります。

ちなみに残債が残っている端末において元の所有者が料金の滞納や未払いを発生させた場合に×となり使えなくなりこれを一般的に赤ロムといいます。

イオシスなどは赤ロム永久保証などをやっていますが個人間のやりとりだと保証なんてないようなものです。

またSIMフリーという言葉でややこしいのが海外版です。自分も使っていたことがありますがキャリアモデルと異なりEtorenなど大手海外サイトで販売されている海外版は基本SIMフリーとなっています。

機種によりますが海外版は基本技適がないこと。またXperiaや中華メーカーの一部機種は国内キャリアのVoLTEに非対応のものもあるため通話ができず通信しか出来ない機種もあります。

正直技適に関してはグレーゾーンだと思っており実際に技適がないスマホを使って過去に逮捕された事例はなし。また形骸化していることからも守らなくていいのではという動画もYouTubeでもあります。

ただ形骸化してようと逮捕されることがないとしても個人的には例え海外版のXperiaがどんなに安くなっていたとしてもおすすめはしないです。知識がある人が用途に合わせて自己責任で使って下さいという感じです。

ちょっと話はそれましたがSIMフリーという表記でたまに海外版があることもあるのでよく確認するべきです。やはり安心感もある程度欲しいなら多少割高になったとしてもイオシスなど大手で購入した方がいいです。

まとめ。

今回型落ち品や中古品を購入する前に確認して欲しいことについて簡単にまとめてみました。スマホが高くなっているからこ中古市場のニーズも高くなっている一方で販路が複数あるのでややこしい感じ。

個人的には私用でも仕事用でも最新機種を購入して何より新しいものを試すというスタンスですが選択肢が豊富にあるからこそ一般ユーザーは自分の予算内で欲しい機種を購入するのが最善です。

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