少なくともSony Storeにおける在庫状況をみるとXperia 10Ⅶの販売はかなり好調に見えます。実際にどの程度売れているかまではわかりませんが、Sonyが想定していたより売れていることに違いはないと思います。
今回ITmdeia MobileがXperia 10Ⅶが評価されている理由について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
評価された理由。
今回同サイトがソニーのグローバルセールス&マーケティング モバイルマーケティング部門 モバイルマーケティング部 統括部長の湯原真司氏と、共創戦略推進部門 モバイルコミュニケーションズ商品企画3課 統括課長の市野利幸氏にインタビューを実施。
その上で「Xperia 10Ⅶ」が評価されている部分として「デザイン」であることに購入者アンケートから判明したとしています。
データを見ていると、デザインが支持されていることが分かりました。画面比率が19.5：9に変わったことによるフィット感や、ルックスの良さが評価されています。機能面では、即撮りボタン、カメラの画質向上、フロントステレオスピーカーによる音質が購入時の重視点として上位に挙がっています。
改めてXperiaの「アスペクト比21:9」を嫌悪するユーザーが多かったのかもしれません。以前より「リモコン」などと揶揄されることもしばしばだったのが、Xperia 10Ⅶで他社のスマホと同程度のアスペクト比を採用したことでイメージが一気に変わった可能性も。
また発表直後はカメラが並列型になったことで「Pixel」みたいと言われましたが、そこまで嫌悪するユーザーはいなかったとも考えることができます。個人的にはアスペクト比21:9の最大のデメリットは、情報の一覧性は良くてもコンテンツが小さく表示されることで、特に老眼だと見えにくいともっと現実的な部分で嫌悪するユーザーが多いのかなと思っていました。
実際のところは分からないですが、何よりアスペクト比21:9は多くのユーザーにとってイメージが悪かったことに違いはないのかもしれません。
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