ホリデーシーズンに近づいたこともありスマホもいつもと比較すると安く購入しやすい時期です。XiaomiでみるとPOCO含めて値引き製品が多く欲しいユーザーにはたまらない時期だと思います。
今回はXiaomi 15T Proを購入したので開封しつつXiaomi 15 Ultraと比較レビューをしてみたいと思います。
開封。
正直買い時を逃したと思っていたので今まで購入を躊躇していましたが今回Xiaomi StoreでXiaomi 15T Proがブラックフライデーのセール対象製品になったので購入しちゃいました。
とりあえず開封をしていきたいと思いますが白を基調とした化粧箱で非常にシンプルです。
付属品を確認すると電源アダプター。
次にUSB-Cケーブル。
最後にSIMピンに説明書を確認出来ます。何より急速充電に対応している機種だからこそ電源アダプターが付属しているのは嬉しいです。
付属品が充実。
また高級感はありませんが専用ケースも付属しているのも嬉しいところでかなり充実しています。
ちょっと不満があるとすれば中国のように純正ケースも最低限は販売してほしいところです。
またスクリーンプロテクターも最初か装着されているので付属品で全てカバーが出来ます。フラッグシップモデルではないのにここまで充実しているのは嬉しいところです。
デザインを比較。
そしてデザインから確認していきたいと思いますがこの価格帯の機種で自分は一番好きかもです。
本体上部も本体左側面もアンテナスリットのみでマイクすらないのはちょっと意外です。
本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンとAndroidではお馴染みの配置です。
最後に本体下部を確認するとマイクにUSB-CにスピーカーグリルにSIMトレイを搭載しています。サイドフレームはアルミにマット仕上げで質感は高めでフラット形状なのもポイントかなと思います。
本体背面を確認するとフラット形状かつGorilla Glass 7iのガラスにマット仕上げです。今回購入したのはモカゴールドですが色味はかなり良さげでデザインはめっちゃカッコいいです。
そして個人的にはTシリーズを購入したのが今回初めてなのでフラッグシップモデルとどの程度の差があるのか確かめるために最上位のXiaomi 15 Ultraと比較したいと思います。
Xiaomi 15 Ultraと比較。
Xiaomi 15T Proは中価格帯の機種だから仕方ないのかもしれませんが筐体サイズはデカ目です。正直Xiaomi 15 Ultraが上手くまとまっているのかXiaomi 15T Proがデカくなりすぎたのか不明です。
またXiaomi 15 Ultraは本体サイズに対してラップアラウンドフレームを採用しているため僅かにスリムであることもあり実際に持った時に自分の手の大きさだとかなり持ちやすいです。
ただ言い方を悪くすればその分枠ぶちというべきか背面から見た際に地味に太く見えます。そして背面を確認するとXiaomi 15 Ultraはサイドフレームにかけて僅かに湾曲しています。
持ちやすさとカメラバンプをより目立ちにくくさせるためにバランスをとった結果のデザインなのかなと思います。
一方でXiaomi 15T Proはシンプルにフラットなので分かりやすいデザインだと思います。そしてデザインの印象を大きく分ける部分としてカメラデザインですが好みがはっきり分かれるのかなと思います。
個人的にはサークル型でも中途半端な大きさで左右に余白というか余裕が出来るのであればXiaomi 15T Proのようにスクエア型を採用してもらった上で寄せてもらった方が好きです。
Xiaomi 15T Proのカメラフレームにおけるエッジ部分が光沢仕上げなのがカッコいいです。ちなみにテーブルに置いた時に両機種とも左右にガタガタ揺れないのは地味にポイントです。
10万円をどう捉えるかはユーザー次第ですがこの価格帯の機種であることを考えるとXiaomi 15T Proのデザインはかなり洗練されている印象で質感もかなり高いかなと思います。
ちなみに両機種ともIP68に対応しており日常使いには十分な耐久性を担保しています。
ディスプレイを確認。
次にディスプレイを確認していきたいと思いますがXiaomi 15T Proはフラットディスプレイを採用しています。そしてXiaomi 15 Ultraは今や時代遅れに感じるマイクロクワッドカーブディスプレイを採用しています。
一方でXiaomi 15T Proはフラットディスプレイかつベゼル幅が1.5mmとかなりスリムです。実際に比較してみるとXiaomi 15 Ultraよりベゼルがスリムに見え画面が広く見えます。
コンテンツの表示を確認。
そしてコンテンツの表示を確認するためにYouTubeを再生してみると分かりやすい違いがないです。自分の目だとXiaomi 15 Ultraの方が僅かに暖色寄りというか赤みが強いように見えます。
スペックでみるとXiaomi 15T Proは1.5KでXiaomi 15 Ultraは2Kですがほぼ差はないです。
ディスプレイ輝度を確認。
そしてディスプレイの視認性に直結する部分としてディスプレイ輝度ですがピーク輝度は一緒です。
海外サイトを確認するとXiaomi 15 Ultraは1599nitsに対してXiaomi 15T Proは自動調節で1419nitsでこの明るさになってくると基本オールシーンで困ることはないです。
一応屋内で比較してみたところ今回比較した限りでは正直明確な差がないという印象を受けます。また屋外でカメラサンプルを撮影してきた時でも明るさに明確な違いはなく十分に見やすかったです。
基本コストカットしようとなった場合ディスプレイが犠牲になりがちですが全然良い感じです。Dolby VisionやHDR10+もサポートしているので必要十分のスペックという印象を受けます。
ただ上位モデルと比較するとGorilla Glass 7iなので耐久性は最低限という印象を受けます。
基礎スペックを確認。
次に基礎スペックを確認するとAndroid15をベースにしたHyperOS2を標準搭載していますちょっと調べた感じだとXiaomi 15 Ultraよりメジャーアップデートの回数が一回多いです。
また国内において分かりやすい違いになっているのがローカライズなのかなと思います。Xiaomi 15T Proはおサイフケータイに対応しているのがポイントでさらにグローバル版と同じサポート期間に対応しているのは強い一方でdocomoのn79には非対応となっています。
一方でXiaomi 15 Ultraはおサイフケータイ非対応ですがn79に対応しているので微妙に差があります。また両機種とも物理のDual SIMに対応した上でDual eSIMに対応しているのもポイントです。
容量構成を確認。
そして容量構成に関してXiaomi 15T ProはRAM12GBが共通でストレージは3モデル構成です。一方でXiaomi 15 Ultraは512GBからとなっておりストレージ規格はUFS4.1と一緒です。
そして発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。
発熱とパフォーマンスの持続性を比較。
改めてこの世代のDimensityはSnapdragon対比でバランス重視で発熱もしにくい印象です。計測終了ごとに外部温度を計測したところXiaomi 15 Ultraは36.5/42.0/43.2度でXiaomi 15T Proは38.5/42.9/39.0度と実際に持ち比べても発熱に明確な差があります。
以前Xiaomi 15 Ultraは3回連続で計測できなかったことを考えるとまだマシになったのかもしれません。そしてパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testをしてみました。
とはいってもXiaomi 15 Ultraは18周目に発熱が原因で強制終了になった感じです。ちなみに以前は13周目あたりで強制終了になっていたのでこちらも以前よりは改善しています。
自分はゲームをやらないため何ともですがベンチマークでみればXiaomi 15T Proの方がパフォーマンスの持続性が優秀という感じで発熱も抑制されているので日常使いに良いです。
バッテリー関連を確認。
バッテリーに関してXiaomi 15 Ultraはグローバル展開する際のコストカットのためにバッテリー容量が減少しておりXiaomi 15T Proの方が僅かに容量が多いという感じです。
ちなみに海外サイトのバッテリーテストの結果を確認するとスコアはほとんど一緒なのかなと思いますまだXiaomi 15T Proをじっくり触っていないため何ともですがXiaomi 15 Ultraの時と同じ感じであればスコアほど電池持ちがいいと実感することはないのかなと思います。
ただスコア的にみれば十分な電池持ちで少なくとも自分の使い方なら2日間は持つ可能性があります。
そして充電速度に関してXiaomi 15 Ultraは充電開始30分で72%でフル充電に51分です。一方でXiaomi 15T Proに関しては充電開始30分で87%でフル充電に要した時間は36分です。
やはり発熱とのバランスを考えた結果なのかXiaomi 15 Ultraの方が充電速度が遅いです。またXiaomi 15T Proは専用の充電器が必要ですが最大50Wのワイヤレス充電に対応しています。
ワイヤレス充電は別としても有線であればほとんどの人が満足できる充電速度だと思います。
その他を比較。
そして生体認証に関してXiaomi 15T Proはコストカットのためか光学式画面内指紋センサーを搭載しています。個人的には認証速度よりもセンサーの搭載位置が低くて認証がしにくい方が気になる感じです。
そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたが実際に聞いているとXiaomi 15T Proの方が音質がいい感じで個人的にはちょっと意外な結果でした。
カメラを確認。
最後にカメラを確認していきたいと思いますがカメラで明確に差別化している感じです。Xiaomi 15T Proの広角はOV50Hなのでセンサーサイズで見れば悪くはないという感じです。
一方で望遠に大きな差がありXiaomi 15T ProはJN5なのでちょっと寂しいかなと思います。とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
今回のサンプルはXiaomi 15 Ultra/Xiaomi 15T Proの順番になっているので予めご了承下さい。また「ライカバイブラント」モードで撮影しています。
Xiaomi 15T Proの方が明るく補正されているというか、ちょっと白飛びしているようにも見えます。
広角で撮影。
わざと逆光になるように撮影してみましたが、Xiaomi 15T Proはフリンジが発生しています。
同じモードにしている割には色味に明確な差があり、Xiaomi 15 Ultraはちょっとやりすぎな印象を受けます。
被写体によりますがXiaomi 15 Ultraはセンサーサイズがデカい分被写体に寄りにくいです。
まだXiaomi 15T Proの方が現実寄りですが、「ライカ」だからこそ色味に補正してほしいと思うかで評価が分かれると思います。
ポートレートで撮影。
やはりセンサーサイズの分Xiaomi 15 Ultraの方が被写体に寄りにくいです。
逆にXiaomi 15T Proは1/1.3インチのセンサーの割には取り回しが優秀に感じます。
次に2倍で撮影してみました。
なんか両機種とも何とも言えない補正のされかたをしています。
次にXiaomi 15 Ultraは4.3倍でXiaomi 15T Proは5倍と光学倍率で撮影してみました。
想定していたよりも色味に違いが発生していることに加え、Xiaomi 15 Ultraはやはりセンサーサイズの影響か被写体に寄りにくいです。
スーパーマクロモードで撮影。
両機種ともフォーカスがずれちゃいました。

今回試した感じだとマクロモードはXiaomi 15 Ultraの方がよりやすい印象です。
望遠で撮影。
まず次にXiaomi 15 Ultraは4.3倍でXiaomi 15T Proは5倍と光学倍率で撮影してみました。
次に10倍で撮影してみましたがXiaomi 15T Proの方が補正感が強い印象を受けます。
30倍になるとXiaomi 15T Proの方がノイズが圧倒的に多い印象を受けます。
次に50倍で撮影してみました。
最後に100倍になるとどっちもひどいという印象で、全体的に見てまだXiaomi 15 Ultraの方がマシという印象です。
中距離画角で撮影。
次にXiaomi 15 Ultraは4.3倍でXiaomi 15T Proは5倍と光学倍率で撮影してみましたが明るくさに地味に差があります。
照度が十分だとXiaomi 15T Proもしっかり撮れています。
そしてXiaomi 15 Ultraは4.3倍でXiaomi 15T Proは5倍と光学倍率で接写してみました。
通常モードだとXiaomi 15 Ultraの方が被写体に寄りやすい印象を受けます。
次に10倍で撮影してみました。
この距離感だとXiaomi 15 Ultraの方がノイズが少ない印象を受けます。
次に10倍のまま接写をしてみました。
やはり中距離撮影だとXiaomi 15 Ultraの方が安定している印象を受けます。
超広角(低照度)で撮影。
次に低照度の環境で手持ちでサンプルを撮影してきました。ちなみに両機種ともナイトモードを固定することは出来ず自動判定です。
想定していたほどXiaomi 15 Ultraとの差が広がらないです。
広角(低照度)で撮影。
Xiaomi 15 Ultraは照明の色に影響を受けすぎで、Xiaomi 15T Proは白飛びしています。
Xiaomi 15 Ultraはちょっと手ブレしていて、Xiaomi 15T Proはフレアが入っています。
望遠(低照度)で撮影。
まず2倍で撮影していました。
次にXiaomi 15 Ultraにとって光学となる3倍で撮影してみましたが、手ブレが発生しています。
最後にXiaomi 15 Ultraは4.3倍でXiaomi 15T Proは5倍で撮影してみましたが、Xiaomi 15 Ultraは手ブレが発生。正直センサーの差は低照度の環境で分かりやすく出るかなと思いましたがそんなことはなかったです。
まとめ。
今回はXiaomi 15T Proがブラックフライデーで安くなっていたので購入してみました。個人的にはこの完成度でおサイフケータイに対応していて10万円であれば文句もないです。
何よりカメラも価格帯を考えれば十分に撮れるのでかなりバランスがいいのかなと思います。むしろよほどの拘りがない限りカメラで見てもXiaomi 15T Proの方が使いやすいと思います。
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