Google Walletは今後より主軸に。おサイフケータイはいずれ需要がなくなる?

ここ数年でみると中華メーカーを中心にコストカットのためにおサイフケータイ非対応の機種が徐々に出てきています。少なくとも中華メーカーは国内市場においておサイフケータイ以外の電子決済が増えているからこそ、いくらコストカットのため非対応という判断が出来たんだと思います。

今後おサイフケータイをより不要になってくる可能性があるので主観的にまとめたいと思います。

電子マネーのシェア。

Googleは囲い込みの狙いもあると思いますが、ユーザーの生活に密接している「支払い」をGoogle Wallet経由で行ってもらえるように販促などしています。また日本ではまだまだ不十分だと思いますが、その名称通りアメリカでは会員カードやパスポートなども電子上で管理できるように強化しています。

一方で国内では「Felica」を中心とした電子決済が主軸のため「おサイフケータイ」の認知度が圧倒的に高いです。ただ海外メーカーが国内展開する上でおサイフケータイが一つの弊害になっていることに違いはないと思います。

ちなみにショッピングの支払いなどでみると、交通系含めた電子マネーの2024年におけるシェアは4.4%に対して、QRコード決済は9.6%と買い物などではQRコードやバーコード決済を使っている人の方が圧倒的に多いです。

ちなみにキャッシュレスでみればクレジットカードが82.9%で、クレジットカードがそのまま使える「タッチ決済」のシェアが拡大するのも納得という感じです。単純にシェアから見れば「おサイフケータイ」に拘るユーザーの多くは交通系電子マネーとしての側面を求めている可能性もあります。

JR東日本の動向。

一方で交通系ICがFelicaに依存している理由の一つとして認証速度です。特に首都圏の通勤時間は莫大な人数を捌く必要があるからこそSonyがJR東日本の要望に応えて開発されたのがFelicaと言われています。

ただ先日の情報からも今後JR東日本はSuicaアプリの拡充を発表。その一つにQRコード決済を取り入れた上で決済上限額を拡大するとしています。少なくともJR東日本としては今後Suicaにスーパーアプリのような役割を求めていく可能性があります。

また改札時の支払いもより柔軟になる可能性があり、同社が力を入れている部分として「ウォークスルー改札」です。まだまだ課題はありますが、ざっくり言えば事前登録が必要とはいえ、顔認証で改札を通過することが可能に。

また認証をする際に顔認証に加えSuicaの情報が紐付けされている端末が必要とされていますが、どうやらFelicaに依存していないみたいです。ちなみにCNET Japanでは以下のようにコメントしています。

例えばスマートフォンなどでBluetooth(BLE)やUWB(Ultra Wide Band)の電波を発信するアプリを動作させておき、改札通過時にアプリが電波とともにSuica IDを情報を改札機に伝え、誰が改札を通過したのかを改札システムは理解するという流れだ。

もちろん完全に切り替わるにはまだまだ時間がかかると思いますが、「Felica」の依存度は長期的に見えば下がる可能性が高いです。このことを考えるとGoogleがGoogle Walletを強化するにあたってType A/B方式を強化している今の流れは合理的なのかなと思います。

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