すでにGoogleがティザーを公開していることからも8月20日の新製品発表会においてGoogle Pixel 10シリーズが正式発表されることは確定であとはGoogle Pixel Watch 4シリーズなど周辺アクセサリーも発表される可能性が高いと思います。
一方で正式発表が近づいてきたことからも増えてきた質問としてはGoogle Pixel 10シリーズを待つべきなのかどうかです。今回はGoogle Pixel 10シリーズを待つべきだと思う理由について主観的にまとめたいと思います。
セールのタイミング。
海外サイトによるとGoogleは2年周期ごとにメジャーアップデートを繰り返すティックトック戦略を採用していることは共通して指摘していますがどのタイミングがメジャーなのかはサイトによってバラバラです。
個人的にはPixel 6シリーズはデザイン言語が変更されたことからもメジャーアップデートだと思っています。仮にそうだとした場合ナンバリングが偶数のタイミングがメジャーアップデートになりますが直近で見たサイトだとPixel 10シリーズはマイナーアップデートのターンになると指摘しています。
仮にそのサイトの指摘通りであればPixel 10シリーズは完成度が高くなるターンになります。一方でTSMCのGoogle Tensor G5を搭載することからもメジャーアップデートと捉えることも出来ればデザインやカメラはほとんど変わらないことからもマイナーアップデートと捉えることも出来ます。
正直どちらにせよPixel 10シリーズが機種変更の選択肢に入っているのであれば待つべきです。まずPixelを狙っている人の多くは安く購入できるタイミングで今はそのタイミングじゃないです。
少なくとも7月中旬まで開催されたサマーセールはそのタイミングでしたが今やは特段何もないです。
年内と年明けで特性が変わる。
なので次にPixelがGoogle Storeで安く購入できるタイミングはPixel 10シリーズの発表のタイミングなのかなと思います。そして今年はどうなるか不明ですがここ数年を見るとセールの内容は大きく2つに分かれています。
まず下半期の新製品発表からブラックフライデーにホリデーセールなどこれから年末に向けて開催されるセールの特徴は既存ユーザーの囲い込みとiPhoneユーザーの買い替え促進がメインです。
なのでセール内容は誰にとっても安く購入できるという感じではなくストアクレジットでユーザーを囲い込みをしつつ下取りの強化で実質負担金の抑制とPixelやiPhoneを下取りに出せるユーザーはかなり安く購入できる一方で持っていない場合はそこまでの安さはないかもです。
ちなみに下取りを最大限活かせる人は新製品発表時の予約購入キャンペーン期間が一年を通して最も安いことが多いので既存ユーザーで買い替えを考えているならこのタイミングを狙うべきです。
そして年明けからは新規ユーザー獲得の側面が強くなってくるので直接値引きが増えてくる感じです。今年でみればPixel 8 Proの6万円引きは分かりやすい施策で誰にとっても安く感じやすいです。
なのでセールを待つといっても下取りを活かせるかどうかで狙うタイミングが変わってきます。おそらく次のセールで下取りが強化されるのはPixel 7シリーズやPixel 9シリーズだと思います。
なので該当する機種を持っていない人で少しでも安い方がいいなら年明け以降がメインになるのかなと思います。とりあえず安く購入したいと考えている人はセールが開催されていないのでPixel 10まで待つべきだと思います。
Google Tensor G5が未知数。
そして2つ目としてはTSMCのGoogle Tensor G5の実力が現時点で未知数なので待つべきです。自分のようなオタクはちょっと違ってくることが多いですが多くの人にとって重要なのは安定性です。
不具合やバグが少なく挙動が安定していることに加え発熱しにくく電池持ちが安定していることが重要で結局毎日使うものだからこそツールとして単純に安定している方が満足度が高いです。
もちろん求めるレベルはユーザーによって異なりますがGoogle Tensor以降のPixelは不安定なことが多いです。ソフトに関してはほぼ年中何かしらのβ版を動かしていることもあり以前より安定した印象です。
そして電池持ちに関してはGoogle Tensorの電力効率が決して優れているとは言えない状況です。そのせいかGoogleはソフトによってガチガチに抑え込むで無理やり安定させている印象でした。
ただGoogle Tensor G5ではTSMC製に切り替わることでSoCの電力効率は大幅に改善するかもしれません。
効率性を最優先。
少なくともSamsungより歩留率も優秀のため製造されたSoCの品質も安定している可能性が高いです。ただどれだけ安定しているかは結局のところSoCのスペックだけで判断できるものではないです。
なので結局のところ使ってみないと分からないところでこればかりはPixel 10シリーズが発売された後に評価がある程度固まるまで待つべき必要がありTSMC製だからと安心と飛びつくのは正直危険でGoogleがチューニングをやらかしていたら結局不安定な可能性だって十分にあり得ます。
またGoogle Tensor G5の評価はPixel 10シリーズだけではなくPixel 10aにも関係します。少なくともGoogle Tensor G5の評価がイマイチであればPixel 10aもあまり期待出来なくなります。
ちなみに現時点でGoogleはPixel 10aが搭載するGoogle Tensor G5でどのようにコストを抑制しているのか不明で海外サイトの指摘通りであればPixel 9aまでと方法が違うとの話です。
ちなみにPixel 9aまではCPUやGPUなど中身は完全に一緒ですがパッケージング方法が違います。パッケージング方法の変更でコストを抑制する一方でデメリットとしては発熱がしやすいことです。
つまり電力効率が悪化しやすいことになりますがGoogle Tensor G5では同様の方法を採用することが出来ないと言われています。なので品質テストにおいて合格できなかった一部個体からGPU部分をチューニングして再利用するとも予測されています。
つまりGPU部分が上手く機能していない個体をあえて制御することで本来であれば不良個体なので処分されるところを再利用するのでコストを抑制しつつパフォーマンスであえて差別化するとも言われています。
何よりTSMCに変更される最初のGoogle Tensorなので今後の命運を握る重要な存在です。パフォーマンスが例え分かりやすく改善しなくても電池持ちや発熱が安定するだけで印象が全然違うので使いやすさを求めたいユーザーこそ絶対待つべきで焦る必要がないかなと思います。
為替の影響も強い。
そして3つ目として価格で直近の情報通りであればヨーロッパにおいて価格は据え置きです。ただ為替の問題があるためヨーロッパで据え置き=国内でも据え置きになるとは限らないです。
例えば上半期に発表されたXperia 1ⅦはSonyがドル建てと言われていますが為替の影響だけで前モデル対比で値上げされたか不明でSoCや原材料のコスト増加を吸収できなかった可能性もあります。
ちなみにGalaxy S25 Ultraの規模感でもSoCだけでみればコストは前モデル対比で21%も増加していると言われています。SamsungのUltraモデルは年間2000万台近く売れるのに対してXperiaは年間でも200万台程度です。
その中でフラッグシップの販売台数はさらに限定されるので最新のSoCを搭載するだけでも厳しいのかもしれません。一方で先日正式発表されたGalaxy Z Fold7に関してアメリカ現地でみれば$100の値上げです。
そして国内でみると約1万5000円の値上げで仮に為替が一緒でも値上げされていた可能性が高いです。ただSamsungはドル建てではなくウォン建てという話もあるのでちょっとややこしい感じなっています。
なのである程度の売り規模がありつつドル建てのメーカーが国内でどうなるのか正直見えないです。
値下げされる可能性も。
Googleがどの時点の為替を元に価格を決定しているのか不明ですが2024年8月にPixel 9が正式発表されたので8月を基準に為替を確認すると平均では146.86円に対して直近でみると2025年6月の平均は144.42円なのでここを基準で見れば僅かに円高が進んでいることになります。
つまり為替の影響で安くなる可能性があるので他社と同じく値上がりするとは限らないです。なので型落ち機種を中途半端な価格で購入するよりも最新機種を最大条件で買った方が安いかもしれません。
1ドルあたりで2円違うと印象が地味に変わり例えばPixel 9 Proは1ドルで税込約160円です。これを158円で計算すると15万7800円になるので2000円くらい安くなってくる感じになります。
またPixel 10シリーズを見るとデザインはほとんど一緒で筐体サイズもほとんど一緒です。さらにPixel 10に関しては望遠が増えたとはいえセンサー自体は小さくなっているのでコストが下がる可能性があります。
またPixel 10 Proシリーズは現行モデルと一緒で通常工業製品は需要がぶっ飛んでない限りは生産が安定すれば安定するほどコストが下がっているので利益率が結果的に改善しているなら為替に対して積極的な価格設定をしやすくなるので国内でもある程度頑張ってくれる可能性もあります。
もちろん値上げされる可能性もありますがPixel 10シリーズの価格が出るまで待った方がいいです。逆に待つことで心配があるとすればGoogle Storeにおいて既存機種の在庫がなくなる可能性もあります。
例えば先ほどの話と重複しますがPixel 8 Proが大幅値引きされたのは在庫が残っていたからです。在庫がなければ大幅値引きが行われる可能性も低くくなるので型落ちの安売りを狙っている人にはちょっと難しいところですがそうなった場合最新機種を条件良く購入するのが一番いいのかもしれません。
まとめ。
今回はPixel 10シリーズの正式発表が近づいてきたので絶対待つべきだと思う理由について主観的にまとめてみましたがPixelは世代を重ねるごとにビルド品質が改善しているのも大きいです。
iPhoneやGalaxyはすでに品質がかなり高いので世代によって当たり外れはあまりないです。ただPixelの場合は割と顕著な部分でもあるのでPixelを買うならせめてPixel 9シリーズ以降です。
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