国内でも2月中旬より発売されたGalaxy S25シリーズですが販売地域関係なく共通してSnapdragon 8 Eliteを搭載したことで最適化がより強化された印象を受けます。さらに最新世代のGemini Nanoを統合とGeminiとの連携性もより強化してきたように見えます。
今回9To5GoogleによるとGoogleはGeminiを標準アプリとして使ってもらうために莫大な金額をSamsungに払ったと報告しているのでまとめたいと思います。
毎月莫大な支払いが発生。
Googleは「独占禁止法」の観点からもアメリカで複数の裁判が進められています。その中で今回の情報によるとGoogleはGeminiをOne UIのプリインストールアプリに含めてもらうために莫大な金額を払っていることを明らかにしたとしています。
法廷においてGoogleのプラットフォームおよびデバイスパートナーシップ担当副社長のPeter Fitzgerald氏はSamsungに対して毎月莫大な金額を支払っているとの話です。
今はどうなっているのか不明ですが、iPhoneの検索エンジンにGoogleを使ってもらうためにGoogleは毎年Appleに莫大な金額を払っているとしており、Googleが売上を拡大するために投資をしていると言い換えることも出来ます。
ただこれは市場を不当に独占しているとの流れからも裁判沙汰になっている感じになります。
2年契約。
また今回の情報によるとGeminiをプリインストールしてもらうための契約は2年とされています。またアプリ内で発生する広告も取引の一部とされており、Googleはインタラクションによる収益の一部をSamsungに支払っています。
少なくともAndroidメーカーでは世界トップシェアを誇ることからもプリインストールとなればユーザーの目に触れる機会は圧倒的に増えます。一方でSamsungはGeminiを入れなかった場合に自社でAIアプリを開発していたのかは謎です。
独自のデフォルトのAIアプリを構築するという同社の計画を変更した可能性があります。 SamsungがOne UIで独自のAIアプリを使用することを計画していた場合、何を構築することができたのか疑問に思います。それでも、Galaxy AIはデバイス全体に見られ、何らかの形でジェミニの機能を織り交ぜていますが、よりまとまりがある可能性があります
かこって検索すらGoogleのサービスに依存しており、写真や動画の編集機能の一部はGemini ProとGoogle Cloudに依存していることが判明しており、結局SamsungとしてもGoogleの協力がなければGalaxy AIを進化させるのは厳しいのかなと思います。
その中でアプリをプリインストールさせるだけで莫大な費用を払っているのは、なんかSamsungの方が変に有利な立場になっているようにも見えてしまいます。
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