一部噂によるとSonyはXperia 5シリーズの開発を中国企業に委託したとも言われています。そのため開発期間を考えると早ければ今年の下半期に新生Xperia 5が登場する可能性がありますが実際のところは不明です。
何よりフラッグシップモデルの開発を他社に委託するとは考えにくいので、仮にXperia 5シリーズとして登場してもフラグシップとはいえず、単純に考えれば命名規則を変更してくる可能性があるのかなと思います。
今回は実質最後のSony製になる可能性があるXperia 5Ⅴを買う価値があるのか主観的にまとめたいと思います。
かなり割高に感じる価格設定。
残念なことに2024年に後継機種が発表されたなかったこともあり現状だとXperia 5Ⅴのスペックはどうても見劣りしています。例えばSoCはSnapdragon 8 Gen 2でベンチマークスコアのみで比較すればPOCO X7 Proが搭載しているDimensity8400-Ultraとほぼ同じです。
またAI機能にほとんど対応していないことに加えRAMが8GBと決して多くはないです。そしてネックになるのが価格でSony Storeだと12万9800円で発売当初からほとんど価格が下がって居ません。
一方でXperiaはもはや人気がある機種といえないことからも市場価値が落ちるのも他のAndroidと比較して早いです。またAndroidは一つの目安として発売から2年前後で市場価値が半減します。
このことを考えると新品なので仕方ないのかもしれませんが直販版の価格は非常に割高に感じてしまいます。あくまでも市場価値を見れば新品であっても10万円以内じゃないとかなり厳しいのかなと思います。
少なくとも今からXperia 5Ⅴを購入するとなれば10万円以内の価格設定になっているところで買わないと割に合わない印象を受けてしまいます。
アップデートサポート期間が長くはない。
自分からすれば同じスマホを1年以上使うことはほとんどないので問題ないですが、Xperia 5Ⅴはすでにメジャーアップデートが終了しており、セキュリティアップデートに関しては執筆時点で約1年半という感じになります。
もともとXperiaのサポート期間が短いこともありますが、あと1年半しか使えない機種で直販版の約13万円は余計に割高に感じてしまいます。一方で他社の無印と比較して絶対的な強みと言えるのは電池持ちの良さです。
前モデル対比で大幅に改善したiPhone 16でも及ばず、Galaxy S25に関しては勝負にならないという感じです。またXperiaをお馴染みとも言えるイヤホンジャックやSDカードスロットを搭載した貴重なフラッグシップモデルとなっています。
何より直販版で見た場合の話になりますが価格がその魅力の全てを台無しにしている印象を受けてしまいます。なので個人的には今からXperia 5Ⅴを新品とはいえ13万円で買う価値はないのかなと思っています。
少なくともSonyはXperia 5Ⅴの販売を継続すること決定した際にしっかり価格改定を行えばもっとも興味を持つユーザーが増えたのかなと思っちゃいます。
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