先日にGoogleはPixel 6シリーズとPixel 7シリーズのアップデートサポート期間を、メジャーアップデート含めて最大5年に拡張することを明らかにしました。この改定によりPixel 6シリーズは本来Android15が最後のメジャーアップデートだったのがAndroid17まで対応することになります。
今回Phone Arenaによるとスマホの最大7年というアップデートサポートはほぼ必要ないと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
ユーザーの買い替えサイクルはそこまで変わっていない。
スマホ黎明期はアップデートサポート期間どうこうの前にハードがもたなかった。そのため2年くらいで買い替えるユーザーが多かった印象ですが、今や市場自体が成熟期となっており、ミドルレンジモデルでさえ以前よりは長持ちするようになっています。
またスマホ自体が高価格化していることからもユーザーの機種変更サイクルは伸びているというイメージでした。ただ今回調査会社がアメリカ市場におけるユーザーの機種変更サイクルの調査結果を公開。
上記の画像からも2013年頃は2年5ヶ月が平均でしたが、2024年でみると2年7ヶ月という感じです。約10年の月日を経てスマホ自体の品質は大幅に向上していますが、ユーザーの機種変更サイクルは平均で2ヶ月程度しか伸びていません。
ちなみに2027年には2年9ヶ月くらいになると予測していますが、それでも3年満たずで機種変更する人が多い可能性があることになります。
最大期間をあまり意識しない方がいいかも。
あくまでも今回の市場調査は「アメリカ」における調査結果で市場ごとに差がある可能性もあります。またスマホ自体のアップデートサポート期間が伸びても、キャリアやメーカーの売り方が大きく変わらないことも要因になっている可能性があります。
ちなみに日本市場だと機種変更サイクルは4年半とも言われており、単純にアメリカより2年近く長く使うユーザーが多いことになります。キャリアの売り方は大きく変わらないことを考えると、日本は「もったいない」の精神が強いのか、経済的な問題が強いのか不明です。
またアップデートサポート期間が伸びても、バッテリーなどはおそらく途中で修理が必要になります。またアップデートの内容もスペックが大幅に違うと思うので、7年前の機種と今の機種が全く同じになるとは考えにくいです。
Googleによるとあるユーザーがスマホを使用した後に、お下がりとして家族などに譲ることが多い。このことからも最大7年に対応したとしていますが、実際にどの程度のユーザーがお下がりに出しているのか不明です。
古くなった機種を予備機として使うなり、ユーザーによってはニーズがあるのでサポート期間が長いことにこしたことはありません。ただアップデートサポート期間の拡張により拡張された分のコストが追加で発生する。
さらにPixelでみると修理できるように最大7年間はコンポーネントを提供するようにしているので在庫管理にもコストが発生しています。個人的にはサポート期間の拡張にコストをかけるのであれば5年以内とかいいのでその分少しでも安くしてほしいと思っちゃうところです。
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