地味に不便?PixelのFind My Device機能は信頼性に欠ける

GoogleはPixel 8シリーズから最大7年のメジャーアップデートサポートに対応。また先日の情報からもGoogle Pixel 6シリーズとPixel 7シリーズもメジャーアップデート含めて最大5年のアップデートサポートに対応しています。

そのため以前より中古なども購入しやすくなっており、ユーザーはコストを抑制しやすくなったと判断することが出来ます。今回Android AuthorityがGoogleのFind My deviceはまだ頼るべきではないとしているので簡単にまとめたいと思います。

更新頻度が少ない。

昨年よりGoogleはFind My deviceのサービスを本格的に強化。大きな特徴の一つとしてPixel 8シリーズなど一部機種は本体の電池がなくなったあと数時間以内であれば検索することが可能としています。

何よりAppleのAirTagやSamsungのSmartTag2のように一部メーカーは自社で忘れ物防止タグを販売しています。一方でGoogleに関しては現時点で純正品を用意していませんが、Chipoloなど一部サードパーティ製の忘れ物防止タグと互換性があります。

そして今回同サイトが忘れ物防止タグのテストを行なったとしています。まず空港で荷物を預けた際自分の荷物がどこにいるか検索してみたとしています。

ちなみにテストするにあたってAirTagなど他社の忘れ物防止タグも同じ荷物に入れたとしています。

Apple AirTagは紛れもない王様で、平均して2分から5分ごとに位置を更新し、最大で8分から10分です。Tile Proは、ネットワークに参加するために独自のアプリをインストールする必要があるトラッカーからは、驚くべき2番目のものでしたが、20〜30分ごとに更新されました。サムスンは少し鈍く、30分から40分ごとに更新していました。

Googleのネットワークを利用しているPebblebeeに関しては荷物を預けた時から飛行機に搭乗するまでの間に一度もトラッキングすることが出来なかったとしています。

少なくともGoogleのサーバーに関しては更新頻度が少なく結局荷物がどこにいるか確認することが難しいとしています。

近くにある場合は認識ができるか?

次に飛行機に乗っている間に自分の荷物を認識することができるかテストしてみたとしています。

タイル、サムスン、アップルはすべて私のスーツケースが私の近くにあると言いましたが、グーグルは私が数分間トラッカーの近くにいなかったと断言しました。もし私がすべてのトラッカーを自分の手で同じスーツケースに入れていなかったら、私はパニックになり、私の荷物が取り残されたと思ったでしょう。

また同サイトは今回行ったテスト項目に基づいて以下のように評価しています。

Apple Samsung Tile Google
空港手荷物
10
6
7
2
機内持ち込み手荷物
10
10
10
6
パリで荷物を紛失
10
10
5
0
パリで再び荷物を紛失
0
10
5
10
不明なトラッカーアラート
9
0
0
6
共有タグの追跡
10
10
10
10
スーパーマーケットで荷物を紛失
10
3
8
小さな町でテスト
10
8
5
8
Bluetoothのみでテスト
10
7
10
0
取り残されたリマインダー
8
10
6
0
平均
8.70
7.40
6.44
5.00

少なくとも今回のテスト結果を見るとGoogleは苦手なものと得意なものがはっきりしすぎて平均値が低い感じになります。基本シーンによって使い分けする人はいないと思うので現状だと使いにくいのかもしれません。

Googleは、ネットワークとトラッカーの欠点を修正するために、まだやるべきことがたくさんあります。また、Bluetoothのみのモード、トラッカーへの移動中のライブロケーションの更新、分離アラート、UWBなど、他のプラットフォームにすでに存在する多くの機能を追加する必要があります。

何より現状だとAppleのAirTagと比較すると信頼性がかなり低いという感じになりそうです。

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