GoogleはGoogle PixelのAIをブレイクスルーするために独自SoCとなるGoogle TensorをPixel 6シリーズから搭載。少なくともAIのパフォーマンス改善が主軸となっており、他社のようにオールマイティに使えるSoCではないとある意味独自路線となっています。
今回9To5GoogleによるとGoogleが今後数ヶ月以内に登場する新製品について言及したことが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
Pixel 9aでAIもより強化。
今回の情報によるとGoogleのSundar Pichai氏が従業員宛に送ったメールの一部を確認することが出来たとしており、今後登場する新製品に言及していることが判明したとしています。
Gemini 2.0、Willow、Veo 2、およびSearch、YouTube、Cloud、Android、Pixelなどの多くのイノベーションで、2024年を超高値で締めくくりました。これらすべての基盤は、私たちのフルスタックアプローチによって可能になった技術的およびAIのリーダーシップであり、人々は私たちが構築したものに触発されました。
今年が始まると、今後数か月以内に展開する製品と機能のデモをレビューしています。進歩は驚くべきものであり、2025年も勢いを維持すると確信しています。
今後「数ヶ月」以内という期間を考えるとPixel 10シリーズは含まれていない可能性が高く、やはり「Pixel 9a」がメインになってくる可能性があります。何より今回の同氏の発言を見るとPixel 9aでもGemini Liveへの対応などGeminiの最適化が大きな特徴になる可能性があります。
また今後「Gemini 2.0」をベースにした新機能もPixelに追加されていく可能性があると考えることが出来ます。
あくまでもAIがメイン。
また同氏は従業員宛のメールで以下のようにもコメントしています。
この瞬間の緊急性、テクノロジーの急速な進化、そして新しい時代のために製品とプロセスを再考する機会
正直「AI」と言われても多くのユーザーはピンときている感じではなく、現状Pixelが実装している消しゴムマジックやベストテイクなどはAIというよりは「新機能」というイメージが強く、結局「機能」になってしまうと使うか使わないかの2択になっています。
そのためGoogleとしてもPixelにAIがもっと密接できるようにGeminiの最適化を進めているように感じます。結局は音声アシスタントという「機能」の側面から抜け出すことは難しいかもしれません、ユーザーがAIと意識せずとも自然に使えるような状態にもっていきたい。
そしてPixelはAndroidの中でも最もAIに身近な存在にしようと開発を進めている可能性が高く、何より今後もゲーム性能やベンチマークスコアの改善を主軸に進化させることはないのかなと思います。
もちろんPixel 9aも非常に楽しみですが、やはり大きな転換期となるGoogle Tensor G5を搭載したPixel 10シリーズでAI含めてどのような進化を遂げるのか非常に楽しみです。
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