GoogleによるとAndroidのシェアを拡大させるためにもAppleに対抗する必要がある。そのためにはプレミアムモデルを拡充させることが急務だとして、Pixel 9シリーズでは新たな小型のProモデルである「Google Pixel 9 Pro」を追加しています。
少なくともラインナップが増えたのは嬉しいですが、それだけではAppleに勝つことは無理です。今回はGoogleが国内市場においてPixelの売り上げを拡大させるために絶対的に必要なことについて主観的にまとめたいと思います。
iPhoneとの連携性を強化。
Appleはユーザーを囲い込むためか閉鎖的なエコシステムを構築しています。その結果Apple製品同士であれば非常に便利ですが、iOSとAndroidの組み合わせになるともどかしいくらい相性が悪くなります。
少なくとも若年層の使い方を見ているとiPhoneを使い続ける理由の一つとして「AirDrop」の存在です。つまりiPhoneとAndroidがAirDropのように簡単にデータ共有が可能になってくれば印象が変わってくると思います。
一方でこの辺Oppoは以前よりかなり意識していたのかColorOS15ではよりデータ共有が分かりやすくなりました。iOS側に「O+ Connect」をインストールする必要があります。
ただOppo側からデータを共有しようとした場合に「iPhoneとデータ共有」という項目を追加されており、タップすることで近くのiOSデバイスには上記の画像のようにポップアップが表示されます。
そして「開く」をタップすることでアプリが起動してデータ共有が可能になります。現状だとAirDropのように素早くとはいきませんが、iPhoneとのデータ共有がより簡単になることでAndroidを使っていても仲間はずれになりにくい可能性があります。
ちなみにXiaomiやApple WatchやAirPodsなどApple製品と本当に連携ができないのか研究を進めているとの話もあります。なので今後Apple製品とざっくりと連携ができるようになるだけでも印象が変わるかもしれません。
アクセサリーの充実。
市場調査会社の調査結果からも端末価格が上がるほど購入したユーザーは合わせてアクセサリーを購入する傾向が強いとされています。iPhoneは「プレミアムモデル」であるからこそアクセサリーと合わせて使う人が多い。
このことからもアクセサリーはかなり充実しており、国内の家電量販店を見るとアクセサリーコーナーの半分はiPhone用という感じです。だからこそPixelがiPhoneに対抗するためにはアクセサリーを充実させる必要があります。
少なくとも実店舗においては売り場面積の問題もあるので簡単に拡大することは難しいです。ただ公式サイトやAmazonに楽天などをうまく使うことで純正品と合わせてサードパーティ製のアクセサリーも購入しやすい環境をより強化する必要があります。
またアクセサリーメーカーもPixel用が売れるとなればアクセサリーの販売により力を入れてくれる可能性があります。やはりAndroidの買い替えのネックの一つとして「アクセサリーの選択肢が少ない」という声は地味に聞きます。
iPhoneとは同じは無理でもある程度選択肢を用意しないと厳しいです。またPixel 9シリーズではQi 2に非対応だったのは痛かった。一方でOppo Find X8シリーズは本体にマグネットを内蔵していないためQi 2に非対応です。
ただマグネット内蔵の純正ケースやワイヤレス充電器を用意するなどiPhoneを意識しています。現状だと「Qi 2」対応のアクセサリーはほぼiPhone用になっていますがAndroidでも使えるものが多いです。
そのためQi 2に対応させるか、Google自らマグネット対応の純正アクセサリーを用意することでiPhone用に販売されているアクセサリーも使えることはアピールしていく必要があるかなと思います。
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