GoogleによるとAppleからシェアを奪還するために「プレミアムモデル」の拡充が優先事項であることを明らかに。名称がある意味一緒のためややこしいですが、Pixel 9シリーズでは新たに小型のProモデルである「Pixel 9 Pro」を追加しています。
そして大型モデルはPixel 9 Pro XLと命名規則が変更されています。今回Phone ArenaによるとGoogleの2024年における最大の失敗は大型モデルが1モデルしかないことだと指摘しているのでまとめたいと思います。
6.3インチはコンパクトではない。
いまだに「コンパクトモデル」がほしいとの声をよく聞きますが、直近の流れをみると「6.1インチ」程度が今の時代に沿ったコンパクトモデルなのかなと思います。一方でコンパクトモデルが欲しいと思うユーザーにとって6.3インチはどうなのか。
今回の情報によると6.3インチはコンパクトモデルと決して言えないと指摘しています。やはりコンパクトモデルと言えるのはiPhone 13 miniやZenfone10のような6.0インチ以下の機種を指すようです。
一方でGoogleの今年のラインナップをみるとPixel 9とPixel 9 Proは6.3インチを採用しています。Androidの中でハイエンドコンパクトの選択肢がほぼないことを考えるとPixel 9 Proの存在価値が高いと思いますが、Pixel 9に関しては決してコンパクトでもなければ大きくもないと言ってしまえば中途半端なサイズ感となっています。
また単純に比較は出来ませんが、折畳式機種であるPixel 9 Pro Foldのサブディスプレイも6.3インチとなっており、Pixel 9シリーズ全体でみると3モデルは同じディスプレイサイズとなっています。
少なくとも6.3インチが許容出来ないユーザーにとってPixel 9シリーズのラインナップに興味が出にくい可能性。
大型モデルの選択肢一択。
一方で大型モデルのニーズが高まっている中でPixel 9シリーズで見るとPixel 9 Pro XLの一択となっています。
GoogleがSamsungやAppleと競争したいのであれば、Pixelのラインナップを多様化する必要があるかもしれません。私たちが見ることができるように、より多くのピクセル電話は、必ずしも現実により多くのオプションを意味するわけではありません。マクドナルドがミディアムサイズのフライドポテトしか提供していないようなものです。
一部噂によるとGoogleはPixel 10シリーズで無印の大型モデルである「Pixel 10 XL」を使いするとの噂もあります。仮に事前情報通りであれば多くのニーズを満たすことができるようになるかもしれません。
ただ難しいと思う部分としてiPhone 16 PlusやGalaxy S24 Plusなど大型モデルはシリーズの中で売れているという印象はありません。なので一見ニーズがありそうでも売れるか微妙なところで、そもそもフラッグシップモデルで大型モデルを好むユーザーは最上位モデルに流れてしまうのかもしれません。
何より同サイトによると2024年におけるPixelの最大のミスは大型モデルの選択肢がないことです。以前よりスマホ市場が成熟しているからこそオールマイティさを求められます。
そうなった時にコンパクトモデルより大型モデルの方が視認性が優秀です。Googleが事前情報通り大型モデルを来年発表するか不明ですが、ラインナップを強化してくるのか非常に気になるところです。
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