事前情報からもSamsungはExynos2500の歩留率を改善することが出来ていないと言われており、来年の1月に正式発表が予測されているGalaxy S25シリーズでの搭載には間に合わないと予測されています。
ただ一方でExynos2500を搭載したベンチマークが発見されており、Samsungとしてもまだ諦めていないのかもしれません。今回GSM ArenaによるとGalaxy S25 Ultraのコストが爆増していると報告しているのでまとめたいと思います。
コストが爆増。
今回中国からの噂としてGalaxy S25 UltraのBOMが現行モデル対比で、少なくとも$110増加していることが判明したとしています。何よりSamsungは利益率を重要視していることからも、コストが増加した分本体価格の値上げが行われる可能性があるとしています。
ただ中国においてもは激しい価格競争が発生しているため価格が据え置きになるとしています。つまり中国で価格が据え置きになるということは利益率が悪化することからも、他の市場では値上げを行うことで全体的なバランスをとる可能性があることになります。
一部噂によるとGalaxy S25 UltraはSamsungのM14の採用やSnapdragon 8 Eliteの搭載でコストが爆増すると予測されています。一方で噂されているスペックをみる限りでは、何か一部スペックをめちゃくちゃ進化させた結果コストが増加するというよりは、最低限のアップデートでもコンポーネントのインフレの影響を大きく受けていると判断した方がいいのかもしれません。
何よりユーザーにとってはスペックがあまり変わらないのに高くなったという印象を受けてしまうかもしれません。今回の情報通り$110もコストが増しているのであれば本体価格は$200近く値上げされてもおかしくないのかもしれません。
Samsungの半導体部門が非常に厳しい業績と言われている中、モバイル部門はフラッグシップを中心に、今まで以上に利益を重視していく流れになるのかもしれません。
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