2019年にSamsungとHUAWEIが初の折畳式機種を発表したことからも折畳式機種の元年と言われていますが今年で見れば早いもので5年も経過しており技術を徐々に成長しています。
また徐々にとはいえ折畳式機種市場のシェアは拡大しており興味を持つユーザーも増えたと思います。今回はGalaxy Z FoldやPixel Foldなど折畳式機種を購入するのはそろそろありなのか主観的にまとめたいと思います。
耐久性は補償でカバー。
最初にキツい言い方になってしまいますがコスパとかリセールバリューとか気にする人に向かない。実際の金銭面は購入方法によってカバーできる部分もありますが精神的に余裕がない人やケチくさい人には折畳式機種はおすすめできず何より今後本体価格が安くなっても一緒です。
自分はGalaxy FoldにGalaxy Z Fold 2など今思うとGalaxy Z Foldシリーズは全部購入してきました。さらに日本で発売されていない折畳式機種も購入してきたのでそれなりに数を買ってきました。
その上で折畳式機種はそろそろありになってきたのか確認していきたいと思いますが一つ目としては保証の部分でこれはキャリアモデル含めた国内モデルを購入すればほぼ問題ない。
結局のところフラッグシップの最上位が20万円を超えてきた中でGalaxy Z Fold 5やPixel Foldを見ると25万円なので高いことに違いはないですが価格差はなくなってきています。
つまり以前のように折畳式機種だけがバカみたいに高いという状況でもなくなってきています。そして折畳式機種の最大のネックは本体の耐久性で現時点だとIP68に対応した機種は存在せず良くても一部機種は防水規格であるIPX8に対応していますが防塵性能は全然ないです。
ただ精密機械を使うのが引ける環境であれば折畳式機種に限らずスマホ自体使わないと思います。少なくとも自分は今まで使ってきてヒンジ部分にゴミが入ったりしてヒンジが故障したとかヒンジが故障したせいでディスプレイが破損したというシーンに遭遇はしたことはありません。
日常使っている時は普通のスマホと同じ感じに使っていますが特段故障に遭遇しておらずもちろんですが海やプールにお風呂場などではIP規格における保証対象外になる環境では使わずです。
またディスプレイに関しても一部メーカーが採用しているUTGがより強化されたことで以前よりは普通のスマホを使っている時の感触に近い感じで自分の使い方だと破損にも遭遇しないです。
よく折畳式機種は爪をたてると傷がつくと言われていますが通常のスマホであっても爪をたてて使うユーザーなんて限定的な話で特に男性であれば使い方が雑なだけなのかなと思っています。
もちろん通常のスマホのディスプレイと比較すれば折畳式機種のディスプレイは耐久性はないです。結局のところ折畳式機種にしろ従来の通常タイプにしろ壊す人は壊すし壊さない人は壊さないです。
だからこそ安心という面も購入時に加入できる有料の補償プランに入っておけば十分だと思います。万が一があっても本体価格が通常のフラッグシップと同程度になってきたので月額料金もめちゃくちゃ高いわけでもなく交換機の手配に関してもそこまで変わらずという感じです。
正直自分は折畳式機種だからといって壊れないようにと神経質な使い方をしていません。それでも今のところ初期不良以外の故障には遭遇していないので割と気軽に使っています。
折畳式機種が壊れやすいと考えるよりも補償体制がどうなるのかを気にした方が現実的です。
絶妙なサイズ感。
そして主にブック型の話になってきますが折畳式機種の最大の特徴はメインディスプレイです。ただ本体価格が高いからこそ多くの人はスマホ以上の使い勝手を求める印象を受けます。
例えばスタイラスペンへの対応は必須と言っても普段スマホでスタイラスペンを使っていない人が折畳式機種になったから使い方が変わる可能性もなく何よりスマホの延長線上に違いはないです。
結局のところスマホに普段何を求めているかという話でコンテンツの消費が最優先の人にはかなり向いている可能性があり普段やっていることを2倍の大きさで楽しめる感じになります。
よくカメラはいらないけどゲーム性能とディスプレイの視認性が優先との声を聞きますが折畳式機種で最新のSnapdragonを搭載しているものを買った方が相性が良さそうと思います。
もちろんプレイするゲームにもよりますがディスプレイサイズが大きいほど見やすいです。またディスプレイがでかいのでマルチタスクも通常のスマホと比較して使いやすいです。
そのためゲームをやりつつゲームの攻略情報をネットで調べながらやるのもいいように感じる。
またディスプレイの技術が進化してきたことからも可変式120Hz表示の対応やディスプレイ輝度やタッチ感度などハイエンドモデルと同等のスペックを搭載している機種も増えています。
使ったことがないユーザーからすれば折畳式機種のディスプレイサイズは中途半端に感じると思う。ただこの中途半端に感じる大きさがはまったユーザーからすれば絶妙なサイズ感だと思います。
ちょっとでも大きな画面となるとタブレットになりますがiPad miniの大きさになると自分は少なくともポケットに入れることは出来ないので持ち運ぶならカバンが必須になる。
折畳式機種であれば持ち運ぶ時はスマホのようにコンパクトに持ち運ぶことができるので楽です。また視認性を確保したい時はメインディスプレイを使えばいいだけでサブディスプレイと使い分けをすれば問題なしという感じでこの可搬性ははタブレットには真似できないから魅力。
またiPadですらディスプレイ輝度がそこまで明るいわけではなく屋外で使う場合はやはりスマホのディスプレイ輝度に劣るため暗くて見えにくいという状況に遭遇することがあります。
ただ折畳式機種だとスマホレベルのディスプレイ輝度に対応している機種もあるので見やすいです。自分は折畳式機種を使ってから通常のスマホで何か調べごとをするのはストレスに感じます。
また屋外でその良さを実感することが多くこれは正直店頭で触った程度では分からないです。今やキャリアもスマホのレンタルサービスを始めているので短期間使ってみるのはありかもです。
何よりコンテンツを最大限楽しみたい人におすすめで今のスマホのサイズ感に満足できない人におすすめという感じで逆に拘りがない人はわざわざ折畳式機種を選ぶ必要がないという感じです。
スペックも見劣りせず。
そして3つ目としては折畳式機種のスペックで従来は内部スペースの問題からもスペックが制限。その上で本体価格が高いからこそコスパが悪いと評価されることが多かったです。
ただ中華メーカーの折畳式機種を見ると1年経つごとにスペックもめちゃくちゃ進化しています。ちなみに自分のお気に入りのvivo x Fold 3 ProでみるとSnapdragon 8 Gen 3を搭載。
さらにRAM16GBにROM512GBでもちろんストレージ規格はUFS4.0に対応しています。またバッテリー容量は5700mAhで有線における充電速度は100Wでワイヤレス充電は50Wです。
そしてディスプレイを確認すると可変式120Hz表示に加え最大4500nitsのピーク輝度に対応。カメラに関してメインカメラセンサーは50MPの1/1.3インチで望遠はペリスコープを搭載。
光学3倍に加え最大100倍ズームに対応するなど下手なフラッグシップの無印より強いです。
むしろ一部メーカーの最上位モデルに匹敵するスペックを搭載している感じで見劣りせずです。もちろん機種によりますが以前のようにスペックが見劣りしないからこそ本体価格が高くても納得です。
今後技術が成熟すれば筐体サイズを維持しながらもスペックをより強化できる可能性があります。またスペックをそこまで無印程度に抑えて薄型化/軽量化にフォーカスすることも可能かも。
もちろんスペックで全てを判断できるわけではなく同じメーカーの機種と比較すれば劣ります。
例えばvivo X Fold 3 Proは折畳式機種の中では優秀ですがvivo X100 Proにはもちろん最上位となるvivo X100 Ultraに劣りますがコンテンツの楽しみやすさという付加価値がかなり高い上でスペックもしっかり底上げされているからこそ以前よりも納得しやすいです。
結局はスマホに何を求めるか次第でカメラ優先の人は折畳式機種はあまり向かないです。またカメラもある程度求めるとなると中華系の折畳式機種が有力候補で日本で発売されない。
何よりスマホとしてもどんどん安定してきたからこそ折畳式機種の満足度が高くなっています。
まとめ。
正直個人的には以前より圧倒的に使いやすくなっているので気になる人は触ってほしい。少なくともキャリアのプログラムを利用すれば2年後に返却で1年のプランを利用すればさらに効率的で何より折畳式機種の良さはスペックだけでは全く判断しきれないことです。
結局ハマるかハマらないかはせめて半年くらいは使ってみないと分からないと思います。何より最大の懸念部分である耐久性は補償でカバーすればいいだけなので興味がある人は今年の夏に登場する可能性が高いPixel 9 Pro FoldやGalaxy Z Fold 6はありだと思う。
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