Xperia 1Ⅵ。GalaxyやiPhoneなど他社に勝つ必要がないと思う理由

Xperia 1Ⅵではディスプレイの仕様が大きく変更されたことやカメラアプリのUIが刷新など従来と比較すると一般向けしたことからもGalaxyやiPhoneと真っ向勝負する流れになりました。

今回Xperia 1ⅥがGalaxy S24 UltraやiPhone 15 Pro Maxなど他社の機種への勝ちに固執する必要があるのかまとめたいと思います。

ベンチマークはどうでもいい。

SonyもXperiaを開発して販売している以上売上にしろ利益にしろしっかり確保したいと思う。もちろん販売台数を拡大できるのであれば良しですがそのためにGalaxyやiPhoneに必ずしも勝つ必要があるのか個人的にはないと思っておりSonyの目標を達成出来れば十分だと思います。

例えばXperia 1Ⅵでよく批判される部分としてはSnapdragon 8 Gen 3搭載機種としては最大でも170万点程度のスコアしか出ないことからもミドルクラスだと批判されることもあります。

ただ自分含めて多くのユーザーはベンチマークが100万点の機種と200万点の機種で差を実感することが出来るかと言えばほぼ無理な話だと思っておりほぼ意味がないです。

ちなみにExynos2400を搭載したGalaxy S24+のベンチマークが170万点前後でSnapdragon 8 Gen 3を搭載したGalaxy S24 Ultraのベンチマークが190万点前後です。

この差が丁度Xperia 1Ⅵと他のSnapdragon 8 Gen 3搭載機種とのスコア差という感じで日常的な使い方でこの差を実感すること出来るのであれば逆にすごいかなと思います。

基礎スペックがほとんど一緒でベンチマークの差を実感できるとすればゲームですが自分の周りでみるとゲームのガチ勢こそベンチマークのスコアをあまりアテにしていないです。

その理由としては単純でベンチマークでハイスコアを獲得している機種が必ずしもゲームが快適にできる機種ではないからであってSoCに対してゲームアプリが最適化しているか。

またスコアは高くてもパフォーマンスの持続性は優秀なのか/本体の発熱はどうなるのか。結局ベンチマークで分からない部分を重要視しているからこそベンチマークを気にしないです。

機種選びの初期段階でベンチマークは一つの指標になるかもしれませんがそれ以上でもそれ以下でもないという感じでXperia 1Ⅵで重要になるのもゲーム性能がどうなのか。

少なくともユーザーが使って不満に感じないのであればベンチマークで勝つ必要もないです。

この手の批判はPixelでも共通して見られる部分ですがベンチマークが高いことに正直意味がないと思うからこそ個人的には余裕を持ったチューニングをした結果電池持ちが歴代ハイエンドモデルの中でもトップクラスになったのが良かったと思います。

自分の優先度を見極める。

何よりスマホ選びをする際に重要なのは自分の使い方にマッチした機種を見つけることです。正直なところ完璧な機種なんて存在していないと思っており完璧な機種があると思う人は幅広いメーカーの機種を使ったことがないか今使っている機種に盲目的になっているかの2択だと思います。

自分の理想に近い機種があってもそれが完璧だと思ったこともなく使っていれば何かしらのデメリットがみえてくるのでデメリット部分を妥協できるかが重要です。

なのでXperia 1Ⅵにおいてもユーザーによって求める部分が違うため印象が違うと思いますがメリットもあればデメリットもありこれは当たり前の話でGalaxyやiPhoneも同様です。

比較レビューなどを作って改めて思うことの一つとしてiPhoneは使いやすさの部分ではかなり優秀で圧倒的に明るいディスプレイを搭載していることで視認性は非常に優れている。

そしてiPhone 15 Pro Maxで見れば電池持ちはかなり優秀で発売以降のアップデートで発熱もしにくくなったことから多くのユーザーにとって使いやすいと思っています。

またApple製品同士の強力なエコシステムも他社がいまだに真似しきれていない部分だと思う。日本人は他民族と比較して神経質で完璧を求めやすいからこそ相性がいいのかもしれません。

ただそれ以上でもそれ以下でもない感じで個人的にスマホに求めている部分が物足りないのでメイン機種になることはレビュー期間以外ではほぼなく普段はエコシステム管理用です。

MacやiPadの音質はかなり優秀なのにiPhoneのスピーカーはめちゃくちゃいい感じでもない。またカメラに関しては動画性能は強くても写真性能は動体の撮影に弱くとポートレートは人物を撮ることにフォーカスしているせいで物撮りにはあまり向かないという印象です。

まして中華スマホのカメラを知ってしまうとかなり物足りないと感じてしまうことが多い。またSmartHDRは世代を重ねるごとに色味が派手になりましたがiPhone 15シリーズでは多少改善したとはいえ人物を撮影する際に顔周辺を無理に明るくするため違和感があります。

これは自分の好みの問題もあり何より自分が求めることにマッチしていないからこそ厳し目の評価になっていますが当たり前の話ユーザーによって捉え方が違うと思います。

一方でXperia 1Ⅵで見れば白飛びはしやすいズーム性能も正直そこまで強いと思わないです。ただ自分がよく使うポートレートの取り回しは改善した上でより自然な色味で撮影できる。

また何より動体の撮影に強く使いにくくなったとはいえバースト撮影には優位性があります。さらに自分はイヤホンよりスピーカーを使うことが多く音質はかなり優先している部分です。

以前のXperiaは音質は良くても音量はイマイチでしたがXperia 1Ⅵでは音量をあげても音のバランスが崩れにくく他社のようにキンキンしないのも個人的に嬉しいと思っています。

あくまでも主観ですがXperia 1Ⅵは良い機種だと思いますが完璧ではないと思います。また自分の使い方にマッチしているかで見るとiPhoneよりXperiaなので単純にXperiaを使っていたいと思うだけでXperiaがiPhoneに勝っていると思わないです。

だからこそXperia 1Ⅵが最新のGalaxyやiPhoneにトータルで勝つ必要はないと思います。

フラッグシップは「拘り」

数年前のミドルレンジであれば妥協しなければいけない部分もかなり多かったと思います。ただ今のミドルレンジモデルは以前と比較すればかなり安定しており単純に使いやすさを求めるだけであれば個人的にはミドルレンジでも十分かなと思っています。

ただ自分はカメラに拘りがあるので必然的にフラッグシップの最上位を好んで使う感じです。結局のところハイエンドを選ぶユーザーは見栄とかプライドで買ってない限りは何かしらの拘りがあって購入する人が多い感じだと思うので価格がめちゃくちゃ重要ではない。

これはスマホに限らず拘りが強くなればなるほど本体価格が高くなるのは当たり前です。逆にコスパが良いと言われる機種はベンチマークなどスペックで分かりやすい部分のみを強調しており実際に使ってみないと分からない部分を上手く隠しているという感じです。

ただ多くの人はコスパという言葉や分かりやすいスペックに興味を持ちやすい上に購入しやすい価格だからこそより魅力を感じやすいですが逆に言えばスペックである程度判断できるということは強い拘りを持っている人にはあまりおすすめ出来ないことになります。

あくまでも主観ですが自分の理想に近いのであれば他社より安い必要はないと思っています。もちろん安い方が購入しやすくなりますが本当に欲しかったら価格関係なく買います。

Pixelにおいても同様で他社より安いからユーザーが増えたと思いますが自分はPixel 4 XLを初めて使った時からそのカメラが良くて購入しているので安い必要はない。

今年の後半に登場するPixel 9シリーズでカメラがしっかり仕上がっているのであれば例えGalaxyやiPhoneより高くても必ず買うという感じでフラッグシップはとは本来何か拘りがあった上で選ぶものだと思っておりカメラのアドバンテージが続くなら今後も愛用します。

Xperia 1Ⅵではディスプレイのスペックを大幅に抑えたことも影響したのか従来と異なり他社と同程度の価格設定になりましたが個人的には18万円でも20万円でも変わらないです。

20万円以上でも欲しかったら買うし欲しくなかったら買わないという感じです。多くのユーザーはもっと現実的だと思うのでより安く良いものを購入しようという気持ちが強いと思うので何かに特化した機種よりもバランスに優れた機種を選ぶ人が多いと思います。

なので使いやすさという部分ではXperia 1Ⅵは他社に劣る部分が多いと思いますがフラッグシップモデルで自分の拘りと一致する部分が多いからこそ欲しくなってしまう感じです。

なのでXperia 1Ⅵを購入するかどうかにGalaxyやiPhoneより優れていることは重要ではない。

まとめ。

今回はXperiaがiPhoneやGalaxyより優れている必要があるのか主観的にまとめてみました。自分がこだわっている部分が他社より優れていれば十分で全体的に勝っている必要はないです。

逆に周りの評価やベンチマークなど分かりやすいスペックに惑わされた自分の使い方に一致していない機種を購入してしまった時がおそらく機種選びで一番の失敗だと思います。

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