スマートフォンの生体認証は近年大きな動きがなくある意味停滞しているように見えます。スマホ自体が個人情報のかたまりであることを考えるとセキュリティの強化は重要になりますがハード面で見れば大きな動きはない印象。
今回Mishaal Rahaman氏がvivo X100 Ultraの超音波式指紋センサーにつ言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
生体認証の流れが変わるかも。
今回同氏が以下のようにポストしていることが判明しました。
This news slipped under my radar due to Google I/O, but I think it’s quite significant: @GoodixTech unveiled its ultrasonic under-display fingerprint technology, and it’s already made its debut in the Vivo X100 Ultra. Ultrasonic fingerprint scanners can work even when fingers… pic.twitter.com/X4R0QgNvJM
— Mishaal Rahman (@MishaalRahman) May 28, 2024
今まではGalaxy S24シリーズなど一部機種のみが超音波式画面内指紋センサーを採用してきたとはいえ搭載機種は全然増えてない。その理由としてはサプライヤーがQualcommとなっておりコストが非常に高かった。
ただ今回vivo X100 Ultraが搭載している超音波式画面内指紋センサーはGoodixTech製に切り替わっています。同社の光学式画面内センサーは多くのメーカーに採用されている一方でコストが安いのも特徴の一つ。
何より今まではコストの問題から超音波式画面内指紋センサーの搭載を見送っていたメーカーからすれば同社の存在は大きく、今後一気に超音波式を採用するメーカーが増加する可能性があります。
光学式と比較して超音波式は手が濡れている状態や高照度の環境でも認証がしやすく、何よりセキュリティも高いと言われています。今後生体認証のフェーズがより強化される可能性があるので楽しみです。
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