最大の懸念点もあるけど。Xperia 1Ⅵが絶対欲しくなる4つの理由

先日に正式発表されたXperia 1Ⅵですが事前情報通り現行シリーズ特有の尖りは消えましたが端末自体の完成度は高くなっていることを先日の体験イベントにおいて実感することができた。

今回は国内では6月上旬以降の発売予定となっているXperia 1Ⅵが絶対欲しいと思う理由を主観的にまとめたいと思います。

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デザインが良すぎた。

Xperia 1Ⅵは開発者の方からお話を聞く限りクリエイターからの要望に応えるための進化。その上で一般ユーザーのニーズを満たすためのユーザビリティを中心とした2つの進化をしている。

まず一つ目の理由としてデザインで直販版限定色となるスカーレットがめっちゃ良かった。前モデルと比較してサイドフレームにバックパネルにディスプレイとフラット形状は継続。

さらにカメラとして使うためにもサイドフレームにスリットが入っておりバックパネルにも独自コーティングを採用しておりユーザーがXperiaを持った時にグリップしやすいデザインを採用。

一方でアスペクト比の変更からも縦幅は3mm程度スリム化されましたが横幅が3mm程度増した。前モデルの大きな特徴の一つだった取り回しの良さは悪化しましたが自分は普段大型モデルを使っていることもあり横幅が75mm以下の機種はそうそうなく重さが200g以下の機種もほぼない。

少なくとも普段使っているスマホからみればXperia 1Ⅵは十分に取り回しがしやすいです。一方でカラバリを確認するとグリーン/ブラック/シルバーの3色で前モデルと一緒です。

なのでカラバリが3色だけであればそこまで物欲が刺激されなかった可能性がありますがXperia XZ premiumが大好きだった自分にとっては懐かしい赤系のスカーレットが追加に。

これだけでもめちゃくちゃ欲しいという感じですがXperia 1Ⅵは前モデルと異なりカメラフレーム部分も本体のカラバリに合わせて変更されておりスカーレットは光の反射によってカメラフレーム部分がゴールドっぽく見えるのがめちゃくちゃカッコいいという印象でした。

多くのユーザーはケースを一度つけたら外さないので本体のカラバリにあまり拘らないのかも。ただ自分は家で使う時は基本ケースを取り外すので本体のデザインもめっちゃ重要です。

少なくともXperia 1Ⅵのスカーレットは個人的にドンピシャでこれだけでも欲しくなります。使っている時に所有欲を満たしてくれる大きな要因がデザインだと思っているのでデザインは重要。

また来年に登場する後継機種ではスカーレットがない可能性もあるのでとりあえず買うしかないです。

スピーカーの改善。

次に2つ目としてスピーカーの改善でXperia 1Ⅵでも当たり前のように進化しています。今回視聴した曲はXperiaに最初からインストールされている曲で360 Reality Audioに対応。

視聴ブースは出来るだけ周りの雑音を遮断してくれるようになっていましたが雑音はやはり入る。ただその中でも低音が改善した結果音圧自体も改善して音全体の臨場感が改善した印象でした。

これはまた普段自分が試している曲に環境で再生してみると印象が違う可能性もあります。前モデルの時はサラウンド感が強めという印象でしたがXperia 1Ⅵでは従来のステレオ感がより強くなったという印象で個人的にはXperia 5Ⅳ以来のスピーカーの完成度の高さに感じた。

自分は子供の面倒を見ながら仕事をしていることも地味に多いのでイヤホンで耳を塞ぐことはほとんどなくスピーカーを使うことが多いからこそスピーカーの音質は非常に重要です。

また以前は子供が寝た後に音楽を楽しむ時間がありましたが最近はそれすらまともにさせてくれず。なので以前よりスピーカーの音質が優先的になっておりXperia 1Ⅵで改善されたのは嬉しい。

また従来のXperiaは音量が一つのデメリットでしたがXperia 1Ⅳは音量をかなり大きくしても音のバランスが崩れにくくなっていることを確認できたのでこれは他社にはあまりない魅力です。

直近で使った機種でみればHUAWEI Pura70 Ultraが良かったので今度比較してみたいところ。

ベンチマークにふらず。

そして3つ目としてはパフォーマンスのチューニングで自分にとっては嬉しい方向に進化。Xperia 1ⅥはSnapdragon 8 Gen 3を搭載していますが海外サイトのベンチマークを見るとパフォーマンスはかなり制御している可能性がありスコアは160万点前後になっています。

単純にスコアだけで見ればSnapdragon 8 Gen 2搭載機種とほとんど変わらないという感じでパフォーマンスがあまり良くないExynos2400よりもスコアが下という結果になっています。

ただゲームをやらない自分からすればベンチマークで200万点も出ることにほとんど意味がない。むしろ早めにスロットルダウンをかけて発熱を抑制することにフォーカスしている印象でさらにゲームプレイ時も消費電力を極力抑えることで発熱を抑制するというながれになっている。

またチューニングの影響も大きいと思いますが電池持ちがめちゃちゃ良く海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると17時間オーバーとGalaxyやiPhoneよりも優秀でさらには電池持ちが異常だったXperia 10Ⅴよりも優秀とまさにぶっ飛んだ存在になっています。

正直ここまで電池持ちを良くする必要があったのか?と思うくらい電池持ちが異常なほどがいい。あくまでもスコアで見れば自分の使い方であれば2日どころか3日近くもつ可能性があります。

ここは実際に試してみないと分からない部分でユーザーの使い方でも印象が変わると思います。ただ近年のXperiaの最大のデメリットだった安定性の部分はしっかり仕上げてきた印象です。

自分がゲームをやるのであれば印象が変わったのかもしれませんがゲームをやらないので電池持ちの改善や発熱の抑制にフォーカスしたのがよくカメラも安心して撮影しやすくなります。

テレマクロに対応。

そして4つ目の理由としてテレマクロに対応したことでしっかりと自分の環境で試したいところ。GalaxyやiPhoneで見ると超広角を利用したマクロ撮影に対応しており被写体に寄ることで自動的に切り替わり被写体にかなり寄って撮影することが可能ですが画質ば微妙なことが多い。

一方で最近の中華メーカーはテレマクロに力を入れており超広角を利用したマクロ撮影ほど寄れないことがほとんどですが望遠画角を利用しているからこそボケ感が出て雰囲気も出やすい。

この楽しさを知ってしまうと個人的にはテレマクロ以外はあまり使う気にならないという感じ。ただXperia 1Ⅵではまさかのテレマクロに対応しましたが他社と比較すると癖があります。

例えば被写体にしっかり寄って撮影しやすいようにフォーカスはマニュアルで調節する流れ。そのため本当に綺麗に撮りたいのであれば三脚に固定した方がいいという感じになるかも。

あくまでもsonyとしては作品としてマクロ撮影を使えるようにとテレマクロに対応しています。

一方で自分がXperia 1Ⅵのテレマクロに興味を持った理由としてはポートレートモードの使い勝手がイマイチなところで前モデルと同じであれば最短撮影距離が長くHDRも弱いです。

これがXperia 1Ⅵではどこまで改善しているのか試し切れませんでしたがほぼ改善されておらず被写体によってあまり撮影できないのであれば逆にテレマクロで撮るのはありかなと思います。

本来であれば用途が全く違うため何ともですがかなり気になっているので早く試してみたいです。カメラはズーム性能が強化されたとはいえスペック的には正直面白みを感じませんでした。

ただXperia 1Ⅵではテレマクロに対応してくれたことで色々と遊んでみたくなりました。

唯一の懸念点。

そして最後にディスプレイ関連が一番気になる部分としてディスプレイ輝度の改善はこの実機を試した限りでは実感することができ可変式への対応は正直そこまで差を感じません。

やはり気になる部分としては4KからFHDに変更されたことですが自分が気になっている部分は4Kという表示解像度ではなくXperia 1シリーズのディスプレイのチューニングが好きだった。

特に黒の表現力が他社やXperia 5シリーズと比較しても異なり映像全体に臨場感を感じた。これがBRAVIAの技術を活かして強化したXperia 1Ⅵでどうなっているのか早く確認したいけど会場だと照明が暖色系統に加え普段自分がテストしている動画を再生できるわけでもない。

そのためしっかりと確認することは出来なかったので手元に実機が届いたら試したいと思います。今までのXperiaの大きな拘り部分だったと思うので単純になくなったのは寂しく感じます。

ただXperia 1ⅥではFHDでも同じ黒の表現力に臨場感があれば個人的には問題ないかも。クリエイターの方にとっては割と深刻な変更だと思うのでしっかり確認した方がいい部分。

まとめ

今回はXperia 1Ⅵの実機を見た上で欲しくなる理由について改めてまとめてみました。個人的には直販版のスカーレットの256GBを購入したので今から届くのが非常に楽しみです。

ただそれとは別に香港版も購入してあるので手元に届き次第しっかりレビューをしたいと思います。

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