Google初の折畳式機種であるGoogle Pixel Foldのアメリカ版を購入してみましたが、販売地域が限定されていることもあるのかアメリカ版でも技適があり、国内版とおそらく違うのは保証とおサイフケータイだと思います。
詳細は「Pixel Fold 最速自腹開封レビュー。想定以上に完成度が高いけど粗が目立つ」をご参照下さい。また8月中旬までGoogle Storeで創立記念セールが開催されていますが安いからこそPixel 7 Proの大容量モデルが人気となっています。
詳細は「実質7割引で超安いので売れるよね。Pixel 7 Proの大容量モデルが品切れに」をご参照下さい。さて今回下半期はPixel Watch 2とGalaxy Watch 2でかなり盛り上がりそうなので主観的にまとめたいと思います。
iDとQUICPayに対応。
自分は今までXperiaをメイン機種に使う時はwena 3を使っていましたが電子決済がちょっと微妙。製品コンセプト自体がおサイフケータイに対応していなかったiPhoneでも電子マネーが使えるようにと開発されたものなので基本電子マネーの設定はiPhoneが前提となっています。
SuicaこそGoogle Payに切り離されたのでAndroidでも設定できるようになりましたが基幹となっているおサイフリンクはかなり古いシステムでiDやQUICPayの登録がちょっと煩雑。
一方で昨年発売されたPixel WatchはFelicaチップを搭載したもののSuicaのみ対応。自分の使い方であれば問題ありませんでしたがApple Watchと比較するとオートチャージ機能や定期券機能が利用出来ないなど一部機能が制限されていたためどうしても見劣りする感じ。
もともとiPhoneユーザーで今はAndroidユーザーでも電子マネーの使いやすさからもApple Watchだけは今でも使っているとの声もよくみる感じで自分も長らくその一人でした。
ただ今年から流れが変わる可能性があり先日にGoogleがPixel WatchでiDとQUICPayが使えるようになったことを明らかにしておりこれだけでも汎用性がかなり改善した印象を受けます。
Suicaのオートチャージ機能や定期券機能はまだ対応していませんが今後の対応に期待です。AndroidでSuica/iD/QUICPayが使えるスマートウォッチって今までほぼ選択肢がなかったのでこれだけでもPixel Watchに興味を持つユーザーが増えてくる可能性があり注目度が上がる可能性。
極論言ってしまえばApple WatchがAndroidとペアリングして使えれば機能の一部が制限されても良かったのですがペアリングが出来ずAndroidユーザーで電子マネーをしっかり使いたい人はスマートウォッチ難民という感じになっていましたがPixel Watchが救世主になる可能性。
Pixel Watch 2の存在。
そしてPixel Watchに期待出来るようになったからこそ楽しみになるのがPixel Watch 2です。先日にはGoogleの内部情報からもSoCが刷新されパフォーマンスが大幅に改善する一方で現行モデルでは不満に持つユーザーが多い電池持ちに関しても大幅に改善される可能性。
またヘルスケア関連の機能もより強化される可能性があると予測されている中今回新情報が判明。
ディスプレイサイズなどに変更があるのか不明ですが筐体の材質がステンレスからアルミに変更。一部メーカーの機種には耐久性とデザイン性を担保するためにステンレスやチタンを採用しています。
そのためステンレスからアルミに変更されることで格下げになると思うユーザーもいると思います。耐久性が下がるのはデメリットになりますが一方でメリットとして単純に軽量化される可能性。
他社のスマートウォッチと比較すると僅かですが重いため同程度の重さになる可能性があります。また材質が変更されることでコストカットに繋がり加工のしやすさからケースのデザインがしやすい。
今回の情報によるとケース部分をガラスでコーティングすることでぱっと見の質感は変わらない。
また海外サイトによるとPixel Watch 2では新たな4つの文字盤のテーマが追加される可能性。よりユーザー好みにカスタマイズが可能になり表示しておいてほしい情報を一目で確認できるかも。
ただ理由は不明ですがこの新たな文字盤はPixel Watch 2のみが対応する可能性があります。何かハード的な要因があるのか不明ですが現行モデルは残念なことに対応しない可能性があります。
そしてかなり嬉しいと思うのがSoCが進化して電池持ちが改善した上で価格が据え置きの可能性。あくまでも現地価格での話になるため国内ではどうなるか不明ですが頑張ってくれることに期待。
ちなみに現行のWi-Fiモデルは税込で1ドル=114円とかなり頑張ってくれています。ちょっと現在の為替と乖離しすぎているので値上げは避けられない可能性が高いようにも感じます。
それでも5万円以内に抑えてくれることで他社と比較して安いことに違いがないので魅力的です。
Pixel Watchの注意点。
Pixel Watch 2が個人的にかなり期待できる一方でそこまでハードに使わないなら安くなっているPixel Watchでもいいユーザーもいると思いますが一つだけ注意点があります。
Pixel Watchがペアリングできる条件としてはAndroid8.0を搭載していることです。これだけだと古い機種ではペアリングが出来ないという分かりやすいですがもう一つの条件としてFast Pairに対応していることです。
国内で発売されていてAndroid8.0以降のバージョンを搭載した機種であれば何も気にする必要がありませんが海外スマホを使っている人は要注意で特に大陸版を使っているユーザーです。
スマートウォッチで電子マネーがしっかり使えるならスマホ本体でおサイフケータイが使える必要がないと思う人もいると思いますが大陸版は別の話です。
中国ではGoogle関連のサービスが締め出しをくらっているためGMSが標準搭載されていません。ただHUAWEIやHonor以外であればapkでGoogle Play Storeを比較的簡単にインストール可能。
そのためお馴染みのアプリを使うことは可能ですがGoogle Play Storeがインストール出来てもNear By ShareやFast Pairが正常に動かないことに変わりなくがなくペアリング出来ない。
Fast Pairが使えなくてもPixel Buds Proなどペアリングモードがある機種であれば接続して使うことが出来ますがPixel Watchはペアリングモードがないため設定する際には純正のアプリを使うしかなく大陸版だとアプリが正常に動作しないため結果ペアリングが不可能。
自分が大陸版でペアリングするための条件を調べ足りていないだけかもしれませんが手持ちにあるOppoやvivoやXiaomiなどではPixel Watchのアプリが正常に動作しないです。
ちなみにXiaomiなど同じ機種でもGMSが標準搭載されているグローバル版は問題なく使えます。Pixel Watchと大陸版の相性はかなり悪いのでちょっと注意が必要という感じです。
Galaxy Watch 6の存在。
そして今回Pixel WatchがiDとQUICPayに対応しましたが発売当初から対応しなかったのは勝手に大人の事情があるかなと思っていましたが実際のところwearOS自体が非対応だったこと。
つまり今後wearOSを搭載しているスマートウォッチは同様に対応する可能性があります。もちろん絶対条件としてFelicaチップの搭載になるので現状非対応の機種はアップデートをしても使えないと思いますが個人的にかなり期待しているのがGakaxy Watch 6シリーズです。
日本でもおそらく発売される可能性が高いですがやはり気になるのはおサイフケータイに対応するか。これで対応するとなってくればApple WatchやPixel Watchの強力なライバルになる可能性。
個人的にはデザインに質感とPixel WatchよりGalaxy Watchの方が高いと思っておりGalaxy Watch 5 Proを使う限りでは電池持ちもよく文字盤のカスタマイズ性もかなり優秀。
ただおサイフケータイに対応していないためPixel Watchが絶対的に優勢という感じです。正直Galaxy Watch 6シリーズがおサイフケータイ非対応なら買わない可能性が高いです。
一方でおサイフケータイに対応してくるならちょっと話が変わってきてGalaxy S23 UltraやGalaxy Z Fold 5と組み合わせて使うのが非常に楽しみになってくるという感じです。
何よりGalaxy Watch 6シリーズが対応することがあれば今年の下半期はかなり盛り上がりそう。周辺アクセサリーが充実しているからiPhoneからAndroidに切り替えられない人にとってもPixel Watch 2やGalaxy Watch 6シリーズはかなり魅力的な存在になる可能性があります。
まとめ。
今回は今年後半のスマートウォッチ市場がかなり盛り上がりそうなので簡単にまとめたいと思います。自分はPixel Watch 2は絶対買うと思いますがGalaxy Watch 6は現時点で未定です。
ただグローバルですでに発表されたことを考えると国内ではGalaxy Watch 6シリーズの方が先に発表される可能性が高いのでまずはGalaxy Watch 6の発表を楽しみに待ちたいと思います。
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