比較レビュー。Xperia 1ⅢとXperia 5II どちらを選ぶべきか

先日にはYouTubeのコメント欄でもよく聞かれる質問の一つとしてサイズ感が似ている「Xperia 5II」と「Xperia 10Ⅲ」のどちらがおすすめか。なので徹底比較をしてみました。詳細は「もう迷わない。Xperia 5IIとXperia 10Ⅲ どちらがおすすめか」をご参照下さい。

また執筆時点では中国のみの発売で、世界的な半導体不足の影響か中国でもニーズが追いついていないとされている「Xperia 1Ⅲ」の大陸版を購入したのでファーストインプレッションをまとめてみました。詳細は「開封&ファーストインプレ。Xperia 1Ⅲはやはり最高だった」をご参照下さい。

今回迷っているユーザーがかなり多く感じる「Xperia 1Ⅲ」と「Xperia 5II」のどちらがおすすめか簡単にまとめたいと思います。

スマホをお得に買い換えるなら「dカード GOLD」がおすすめ!
  • dカード GOLDで購入すれば税込「100円」につき「2%」の還元がある。
  • dカード GOLDで購入すれば、購入後3年間最大「10万円」の保証がつく
  • dカード GOLDなら月の「ドコモ」の利用料金1000円(税抜)につき「10%」がポイントになる。
生活の必需品ともいえる「スマホ」。通信費を少しでも安くするために「dカード GOLD」がおすすめ!

印象が異なるデザイン。

まず本体サイズから確認したいと思います。

  Xperia 5II Xperia 1Ⅲ
本体サイズ 158x68x8.0mm 165x71x8.2mm
重さ 163g 188g

「Xperia 1Ⅲ」が前モデルと比較して小型化したとはいえ「Xperia 5II」と比較するとまだまだ大きいです。サイズ感を優先する人にとっては「Xperia 5II」一択です。

全体的なデザインの印象としては「Xperia 5II」はサイドフレーム含め丸みを帯びたデザイン。一方で「Xperia 1Ⅲ」はサイドフレーム含めて角ばったデザインです。結構印象が異なります。「Xperia 5II」は手にフィットしやすいようなデザインとなっていますが、個人的な印象としては「Xperia 1Ⅲ」は全体の質感がサラサラしておりサイドフレームフラットなので結果的に手にフィットしやすく滑りにくいように感じます。

そして共通して搭載しているGoogle Assistantボタンですが、「Xperia 5II」の方がその形状からちょっとボタンが飛びてています。一方で「Xperia 1Ⅲ」は凹んでいます。ボタンの押し間違いを防ぐための配慮だと思いますが、割としっかりと押さないと反応しないので押し間違えることはそうそうないように感じます。

ちなみに縦幅は気になると思いますがポケットからとびでるなど物理的なサイズではなく指が届かないということであれば「Xperia 5II」でも届かないと思います。少なくともサイドセンスやジェスチャーナビゲーションを使えば「Xperia 5II」でも「Xperia 1Ⅲ」でも縦幅はそこまで気になりません。

色味が異なるディスプレイ。

ディスプレイサイズ自体が異なりますが「Xperia 1Ⅲ」はさらにベゼルがスリム化されていることを確認できます。

  Xperia 5II Xperia 1Ⅲ
ディスプレイ 有機ELディスプレイ
ディスプレイサイズ 6.1インチ 6.5インチ
表示解像度 2520×1080 3840×1644
画面占有率 80.82% 90.99%
リフレッシュレート 120Hz

「Xperia 5II」も特段ベゼルが太いという感じはしませんが、「Xperia 1Ⅲ」と比較すると結構差があることを確認できます。

画像だとちょっと分かりにくいのですがディスプレイの色味が変わっており、「Xperia 1Ⅲ」はより白が白っぽく表示されます。おそらくディスプレイキャリブレーションの効果だと思いますが、色がより正確になっています。歴代「Xperia」のディスプレイはちょっと青っぽい感じでしたが「Xperia 1Ⅲ」では青っぽさを感じません。

リフレッシュレートが同じく120Hz表示に対応したので共通して滑らかに表示。表示解像度に大きな違いがあり「Xperia 1Ⅲ」の方がより臨場感を感じますが、それ以上にディスプレイの色味が個人的にインパクトがあります。

ディスプレイ輝度に関しては正直そこまで差を感じません。繰り返しになってしまいますがディスプレイの色味の違いで、「Xperia 1Ⅲ」の方がより優しいディスプレイを搭載しているように感じます。

発熱と電池持ちと安定性。

次に基礎スペックを確認したいと思います。手持ちにある「Xperia 5II」は国内版SIMフリーで「Xperia 1Ⅲ」は中国版なので予めご了承ください。

  Xperia 5II Xperia 1Ⅲ
OS Android11
SoC snapdragon865 snapdragon888
RAM 8GB 12GB
ROM 256GB
バッテリー 4000mAh 4500mAh
充電速度(有線) 21W 30W
ワイヤレス充電 非対応 対応
リバースワイヤレス充電 非対応 対応

まず気になる人が多い発熱。

まず「Xperia 1Ⅲ」で3回連続回した結果が上記の画像になります。1回目で80万点オーバーですが、2回目で70万点まで下がっています。

そして上記の画像が「Xperia 5II」の結果になります。「Xperia 5II」の場合はスコアが落ちるどころか3回目でスコアが上がっています。ベンチマークを1回まわすだけで「Xperia 1Ⅲ」はしっかりと発熱しますが、「Xperia 5II」はほとんど発熱しない。内部温度を確認しても「Xperia 1Ⅲ」は40度を超えるのに対して「Xperia 5II」は超えなく体感的にもこの差は大きいです。

また消費したバッテリー容量も「Xperia 1Ⅲ」は14%であるのに対して「Xperia 5II」は9%と大きく差があります。「Xperia 1Ⅲ」はまだ検証不足ですが、明らかに「Xperia 5II」の方が電池持ちがいいことに違いはありません。

進化したスピーカー。

イヤホンジャックは共通して採用。ただ大きく違うのが2つ。一つ目は「Xperia 5II」で話題となった共振問題ですが、「Xperia 1Ⅲ」では大きく改善。全く共振がないわけではありませんがほとんどないに等しいくらいまで抑えられています。「Xperia 5II」と比較すると大きな違いとなっています。

そしてもう一つが「Xperia 1Ⅲ」の方が音圧が改善されたことも影響しているのか音量が大きくなり低音も聞こえやすくなっている印象を受けます。スピーカーにこだわる人が多いと思いますが、スピーカー周りは「Xperia 5II」より「Xperia 1Ⅲ」の方が明らかに優秀です。

またストレスに感じる人が多い指紋認証ですが、「Xperia 1Ⅲ」ではしっかりと改善されています。「Xperia 1Ⅲ」の方がテンポよく認証できる感じです。ただ劇的に改善されているわけではないので過度の期待は禁物です。

望遠レンズの差。

「Xperia 1Ⅲ」はペリスコープを搭載しているためかカメラ部分自体も「Xperia 5II」と比較してしっかり大きくなっています。

左側が「Xperia 1Ⅲ」で撮影した画像になります。まず上記の2枚は16mmで撮影した画像になります。

先ほどと同じく左側が「Xperia 1Ⅲ」になります。次に24mmで撮影した画像になります。カメラスペック的には同じになります。

左側が「Xperia 1Ⅲ」で撮影した画像になります。「Xperia 5II」はワンタップで105mmに合わせることができないのでズームを利用してほぼ同じ倍率に合わせてから撮影しています。やはりボケ感が全然違います。またピントの合わせやすも全然違います。

今回「Xperia 1Ⅲ」は全画角でリアルタイム追跡機能に対応しています。ただリアルタイム追跡機能+高速連写を使えるのは24mmの時のみになります。これが全画角で対応していたら最高でしたよね。

一応低照度撮影のサンプルも。写真の左側が「Xperia 1Ⅲ」になります。PhotoProのMモードでISO64でシャッタースピード8秒で撮影した画像になります。あえて明るく撮影しています。1枚目は24mmで撮影。2枚目は105mmで撮影しています。その他詳細なサンプルはYouTubeで確認して頂けると幸いです。

まとめ。

「Xperia 1Ⅲ」はまだ短期間しか使っていませんが、やはり安定性という面では「Xperia 5II」になります。ゲームエンハンサー機能が劣るとはいえ、電池持ちもよく発熱もしにくいことを考えると「Xperia 5II」の方が家でも外出先でも楽しめる印象を受けます。

一方でスピーカーやカメラ。特に画角を変えてよく楽しむ人やボケ感のある写真を楽しみたい人は「Xperia 1Ⅲ」という感じになります。価格で見れば「Xperia 1Ⅲ」は15万円オーバーと高いですが、個人的には価格に見合った価値が十分にあると思います。気になる人はチェックしてみてください。

購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!

 DoCoMoはこちらで! auはこちらで!
SoftBankはこちらで! SIMフリーはこちらで!
 

「スマホ」を少しでも安く購入する方法。

最近のスマートフォン。特に「ハイエンドモデル」は非常に高価で「10万円」超えは当たり前になりつつあります。自分は「ドコモ」ユーザーなので、自分が国内モデルを購入する際にやっていることを簡単にご紹介したいと思います。結論から言ってしまえば「dカード GOLD」で「一括購入」してしまうこと。
スマホをお得に買い換えるなら「dカード GOLD」がおすすめ!
  • dカード GOLDで購入すれば税込「100円」につき「2%」の還元がある。
  • dカード GOLDで購入すれば、購入後3年間最大「10万円」の保証がつく
  • dカード GOLDなら月の「ドコモ」の利用料金1000円(税抜)につき「10%」がポイントになる。
生活の必需品ともいえる「スマホ」。通信費を少しでも安くするために「dカード GOLD」がおすすめ!
正直自分は「キャリアモデル」を購入する頻度はそんなに高くありません。だからこそ、たまに購入する時こと、「dカード GOLD」で決済して少しでも「ポイント」をためています。月々の「ドコモ」料金の支払いも「5万円」超えているので意外とたまります。

(例)本体価格税込10万円の「Android」機種を「ドコモオンラインショップ」で「一括」購入して3年使用した場合

一括払いによる獲得ポイント 合計2000ポイント
ケータイ安心保証未加入(月750円と仮定) 2万7000円
「dカード GOLD」でドコモオンラインショップで「一括」購入してしまえば本体価格税込10万円の機種であれば、それだけで2000ポイントが還元されます。また「dカード GOLD」で購入すれば購入後最大3年「10万円」までの保証がつきます。 多くのユーザーはスマホを購入する際に「ケータイ安心保証」に加入すると思いますが、その毎月の利用料金は年々スマートフォン本体の価格が高くなっているため付随して高くなっておりバカになりません。「iPhone」も機種によりますが、保証だけで毎月「1000円」を超えてきます。 一方で「dカード GOLD」で購入してしまえば最大「10万円」までとはいえ保証してくれるので、自分は「ケータイ安心保証」に加入するのをやめました。「Android」の場合はだいたい「800円前後」であることが多いので、今回は「750円」と仮定して3年使った場合、本来トータル「2万7000円」支払うところを「dカード GOLD」で購入したことで支払う必要性がなくなります。 これだけで「3万円」近く安くなります。「10万円」の機種であれば実質7万円で購入できるのと同じです。また「dカード GOLD」を持っているだけで月の「ドコモ」の利用料金1000円(税抜)につき「10%」がポイントになります。つまり通信費の一部もポイントとして還元されるため、ポイントも溜まりやすい。 なので久しぶりに「キャリアモデル」が欲しいと思った時に溜まっている「ポイント」で購入するようにして、出来るだけ予算を「SIMフリー」を購入することに回しています。総務省の規制が厳しくなり、以前のような割引で購入することができないからこそ、固定費でかかる「通信料金」と「購入方法」を見直すことで意外と安く購入することができます。 それこそ同じ機種を長く使う人ほどお得だと思います。結局スマホを「コスパ」よく使う/購入するかは端末自体も重要ですが、「通信費」と「購入方法」を見直すことが鍵となります。気になる方はチェックしてみて下さい。
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG