先日には「Xperia 1Ⅲ」のほぼ確定的なレンダリング画像がリークしており、「Xperia 1II」と比較して小型化。さらにペリスコープを搭載することでズーム機能が大幅に強化される可能性があると予測されています。
詳細は「「Xperia 1Ⅲ」のほぼ確定的デザイン「判明」。デザインが最高の進化に」をご参照下さい。また先日には業務用のスマホとなっている「Xperia PRO」を購入してスマホ視点でレビューをしてみたので「マジでカッコ良すぎる問題。「Xperia PRO」開封レビュー(スマホ視点)」をご参照下さい。
さて今回Sonyが「Xperia 1Ⅲ」と「Xperia 10Ⅲ」を正式発表したので簡単にまとめたいと思います。
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Xperia 10Ⅲが正式発表に。
まずはミドルレンジモデルとなる「Xperia 10Ⅲ」から確認していきたいと思います。
デザイン | Xperia 10II | Xperia 10Ⅲ |
本体サイズ | 157x69x8.2mm | 154x68x8.3mm |
重さ | 151g | 169g |
カラバリ | ブラック/ホワイト/ミント/ブルー | ブラック/ブルー/ホワイト/ピンク |
まずOneLeak氏が公開したレンダリング画像と相違はなく、本体サイズも端数以外は一緒です。一方で前モデルと比較するとベゼルがスリム化されたことが影響しているのか地味に小さくなっています。ディスプレイサイズが小さいとはいえ「Xperia 5II」より片手操作がしやすく取り回しのしやすいデザインを採用しています。
バックパネルはガラスで、サイドフレームは樹脂と踏襲。前モデルと比較するとよりポップな色合いとなっており、女性から男性まで選びやすいカラバリを採用しているように感じます。
①基礎スペック。
次に基礎スペックを確認すると以下のようになります。
Spec | Xperia 10II | Xperia 10Ⅲ |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ | |
ディスプレイサイズ | 6.0インチ | 6.0インチ(HDR) |
表示解像度 | 2520×1080(FHD+) | |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz/120Hz(タッチレスポンス) |
OS | Android10 | Android 11 |
SoC | snapdragon665 | snapdragon690 |
5G | × | ○(ミリ波非対応) |
RAM/ROM | 6GB/128GB | |
SDカード | ○ | |
バッテリー | 3600mAh | 4500mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
生体認証 | 指紋 | |
防水/防塵 | IP68 | |
イヤホンジャック | ○ | |
Google Assistant専用ボタン | × | ○ |
共通しているスペックが非常に多く、基礎スペックが劇的に進化したという感じではありません。ただ注目すべき点もあり、一つ目はSoCです。歴代ミドルレンジモデルはSoCがかなり非力で、動作性がかなりもっさりする印象でしたが、snapdragon690を採用したことでしっかりと底上げされています。
snapdragon6xxxと聞くと物足りなさを感じるかもしれませんが、搭載機種のベンチマークを確認すると28万点前後。昨年登場したミッドハイレンジモデルの多くが採用したsnapdragon765Gが30万点前後であることを考えると、ベンチマークが全てではないとはいえ動作性はかなり改善している可能性があります。
またバッテリーも「Xperia」の中では最大クラスとなる4500mAhに強化。5Gに対応するためということもあり電池持ちの改善に努めたと思われます。「Xperia 10II」の電池持ちは地味によかった印象なので、「Xperia 10Ⅲ」が現時点で5Gでほとんど通信できないことを考えると電池持ちはかなり優秀かもしれません。
そして個人的に最も嬉しいのがデュアルフロントスピーカーを搭載したこと。「Xperia 10II」は下部スピーカーがUSB-Cの奥に搭載されていたため、音量はもちろん、音質もかなり微妙でしたが、デュアルフロントスピーカーを搭載したことで、音の広がりは大幅に改善されていると思われます。
あとは肝心の音質ですがこれは実際に試してみないと言えません。ただハイエンドモデルの特権になるかと思っていたデュアルフロントスピーカーが復活したことを考えると音質にも期待したくなります。また「Xperia 1II」などで対応したDSEE Ultimateに対応。ハイレゾの対応はもちろんしっかりアップグレードされています。
②カメラはブラッシュアップ。
そしてカメラを確認したいと思います。
カメラ | Xperia 10II | Xperia 10Ⅲ |
メインカメラ | 12MP+8MP+8MMP | |
ズーム | 2倍(光学式)/10倍(デジタル) | ? |
インカメラ | 8MP |
画素数だけでは判断できませんがぱっと見の印象はそこまで大きく変わっているようには感じません。ただ搭載しているSoCが強化されていることでシャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグなど使い勝手の面はスペック以上に改善していると思います。また新機能として動物認識機能が追加に。
ちょっと気になるのがメインカメラセンサーが標準ではなく広角であること。あとは動画撮影時の手振れ補正が電子式手振れ補正とかなり貧弱なのがちょっと気になります。
③価格と発売日
そして発売時期と本体価格をまとめると以下のようになります。
価格 | Xperia 10Ⅲ |
発売時期 | 初夏以降 |
本体価格 | 不明 |
執筆時点では本体価格は明らかにされていません。
また執筆時点でauが6月中旬以降に発売することを正式発表しています。ただ動画撮影時点で価格は未定。この感じだとYmobileにdocomoが追加で扱い、あとはMVNOが扱う流れになるのかもしれません。
Xperia 1Ⅲが正式発表に
次に今年のプレミアムモデルになる可能性が高い「Xperia 1Ⅲ」について確認したいと思います。
デザイン | Xperia 1II | Xperia 1Ⅲ |
本体サイズ | 167x72x7.9mm | 165x71x8.2mm |
重さ | 181g | 188g |
カラバリ | ブラック/ホワイト/パープル | ブラック/パープル/グレー |
「Xperia 1Ⅲ」に関してはOneLeak氏が公開したレンダリング画像の時とサイズ感が全く違うのが意外でした。「Xperia 5II」に近いサイズ感になるかと思いきや「Xperia 1II」とほぼサイズが一緒で、本体の厚みがました分、本体も重くなっている感じです。
好評だった「Xperia 1II」と非常に似たデザインを採用していることを確認することができ、また一部地域限定カラバリだったフロストガラスが今回「Xperia 1Ⅲ」ではレギュラー色として採用されています。マット仕上げの「Xperia」が欲しかったユーザーにはたまらない仕様だと思います。
①基礎スペックを確認。
次に基礎スペックを確認したいと思います。
Spec | Xperia 1II | Xperia 1Ⅲ |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ | |
ディスプレイサイズ | 6.5インチ | |
表示解像度 | 3840×1644(4K) | |
リフレッシュレート | 90Hz(残像低減技術) | 120Hz/240Hz(残像低減技術) |
OS | Android10 | Android 11 |
SoC | snapdragon865 | snapdragon888 |
5G | ○(ミリ波非対応) | ○(ミリ波対応) |
RAM/ROM | 12GB/256GB | |
SDカード | ○ | |
バッテリー | 4000mAh | 4500mAh |
ワイヤレス充電 | ○ | |
生体認証 | 指紋 | |
防水/防塵 | IP68 | |
イヤホンジャック | ○ | |
Google Assistant専用ボタン | × | ○ |
snapdragon888を搭載している以上、対応できないと予測されていた4K/120Hz表示に世界初として対応。また残像低減技術を使うことで「Xperia 5II」と同じく擬似的240Hz表示。そしてタッチレートも240Hz表示に対応しています。ディスプレイに関してはこれで一つの完成形ともいえるレベルになったと思います。
ただスペック上で判断できず気になるのが発熱と電池持ちです。snapdragon888を搭載している機種の多くは発熱と電池持ちがネックになっています。バッテリー容量が4500mAhと大型化したとはいえ、SoC次第では電池持ちの劇的な改善はあまり期待できないかもしれません。一方でバッテリーシェアに対応しています。
デュアルフロントスピーカーの搭載はもちろんイヤホンジャックの搭載。そして本体のみで初めて360 Reality Sound機能に対応。デュアルフロントスピーカーを搭載している時点で、かなり音の広がりを感じることができますが、さらに臨場感を感じられるようになります。
さらにスピーカー自体の構造を見直して前モデル対比で音圧が40%改善。さらにイヤホン接続時でも同様に40%改善しており、より音楽を楽しめるように進化しています。
②カメラを確認。
そして次にカメラを確認したいと思います。
カメラ | Xperia 1II | Xperia 1Ⅲ |
メインカメラ | 12MP+8MP+8MMP | 12MP+12MP+12MP |
ズーム | デジタル3倍 | ? |
インカメラ | 8MP |
標準カメラセンサーが24mmで超広角カメラセンサーが16mmなのは同じですが、望遠レンズに関しては70/105mmと可変式望遠レンズで、Dual PDセンサーが搭載に。オートフォーカスが改善されており、さらに「Xperia 1II」の時とは異なりインカメラ以外は全てSony製を採用。ズーム機能においてはAI超解像ズームに対応。
また大きな変化としては通常のカメラアプリがPhoto Proに統合されており、Photo Proでは通常のカメラアプリのように撮影できるBASICモードが追加に。カメラアプリの統合はユーザーによっても分かりやすくなるので嬉しいですよね。
③発売時期と価格
そして発売時期と価格について確認したいと思います。
価格 | Xperia 1Ⅲ |
発売時期 | 初夏以降 |
本体価格 | 不明 |
執筆時点で本体価格は不明。またauとSoftBankは取り扱うをことを正式発表しており6月中旬以降の発売に。カラバリはブラック/パープルの2色展開です。
Xperia 5Ⅲを正式発表。
そして完全にサプライズ発表となったのが「Xperia 5Ⅲ」になります。全くリーク情報なし。
デザイン | Xperia 5II | Xperia 5Ⅲ |
本体サイズ | 158x68x8.0mm | 157x68x8.2mm |
重さ | 163g | 169gg |
カラバリ | ブラック/ホワイト/パープル | ブラック/グリーン/グレー |
前モデルと比較すると僅かに小型化していますが厚みがまして重くなっています。今のSonyのラインナップで見ればこの大きさが下限なのかもしれません。
基礎スペックを確認。
次に基礎スペックを確認したいと思います。
Spec | Xperia 5II | Xperia 5Ⅲ |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ | |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | |
表示解像度 | 2520×1080(FHD+) | |
リフレッシュレート | 120Hz/240Hz(残像低減技術) | |
OS | Android10 | Android 11 |
SoC | snapdragon865 | snapdragon888 |
5G | ○(ミリ波非対応) | ○(ミリ波非対応) |
RAM/ROM | 8GB/128GB | |
SDカード | ○ | |
バッテリー | 4000mAh | 4500mAh |
ワイヤレス充電 | × | |
生体認証 | 指紋 | |
防水/防塵 | IP68 | |
イヤホンジャック | ○ | |
Google Assistant専用ボタン | ○ |
基礎スペックはほとんど変わらずバッテリー容量が4500mAhに強化。電池持ちはさらによくなる可能性が高いと思います。ワイヤレス充電非対応は残念ですよね。
カメラを確認。
次にカメラを確認したいと思います。
カメラ | Xperia 1II | Xperia 1Ⅲ |
メインカメラ | 12MP+8MP+8MMP | 12MP+12MP+12MP |
ズーム | デジタル3倍 | ? |
インカメラ | 8MP |
Xperia 1Ⅲと比較するとTOFセンサーがないことくらいでほとんど変化がありません。
発売時期と価格。
そして最後に発売時期を確認したいと思います。
価格 | Xperia 1Ⅲ |
発売時期 | 初夏以降 |
本体価格 | 不明 |
少なくとも現時点では日本で発売されるか不明です。もしかしたらグローバルモデルのみになるかもしれません。
まとめ
いよいよ正式発表された「Xperia 1Ⅲ」と「Xperia 10Ⅲ」ですが、現時点での印象では「Xperia 10Ⅲ」は基礎スペックの底上げで使い勝手をより強化。そして「Xperia 1Ⅲ」はスペックの派手さがありませんが、順当なブラッシュアップという印象を受けます。
Zackbuks氏のネタ以外で考えても事前情報と比較するとちょっと地味に感じますよね。あとは実際に使ってみてどの程度の完成度なのか非常に気になります。
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一括払いによる獲得ポイント | 合計2000ポイント |
ケータイ安心保証未加入(月750円と仮定) | 2万7000円 |
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