先日の情報からも、「Xperia 10Ⅲ」のCADを元に作成されたレンダリング画像が公開されており、そのデザインの確度はほぼ間違いないと考えられる中、一方で前モデルである「Xperia 10II」と比較してデザインはほとんど変わらないと考えることができます。
詳細は「ほぼ変わらない。「Xperia 10Ⅲ」のほぼ確定的なデザイン「判明」」をご参照下さい。また先日には「Xperia 1Ⅲ」のほぼ確定的なレンダリング画像がリークしており、「Xperia 1II」と比較して小型化。さらにペリスコープを搭載することでズーム機能が大幅に強化される可能性があると予測されています。
詳細は「「Xperia 1Ⅲ」のほぼ確定的デザイン「判明」。デザインが最高の進化に」をご参照下さい。さて今回一般人の自分が「Xperia PRO」を購入したので、カメラ機材としてではなくスマホ視点で簡単にレビューをしてみたいと思います。
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①化粧箱はシンプル。
化粧箱に関しては歴代Xperiaと同じく白を基調としたシンプルなデザイン。
ただ「PRO」が強調されたデザインとなっていますが、そこまで特別感を感じるデザインではありません。
国内版SIMフリーと同じく化粧箱は非常に薄め。またキャリアモデルでも「Xperia 5II」からワンセグ/フルセグに非対応となったためテレビ用のアンテナコードも付属されなくなり説明書のみになりましたが、「Xperia PRO」も説明書のみ。
その他パフォーマンス持続モードに関する注意書きは入っていますが、付属品は実質なしの状態です。なので全てがシンプルです。
②デザインがやばい。
スマートフォンとして初めて?なのか「Xperia PRO」はシボ加工が施されています。筐体の材質に電波感度を上げるため樹脂が採用されていますが、樹脂と聞くと、ガラスを採用している「Xperia 1II」や「Xperia 5II」と比較して安っぽくなるイメージをするかもしれません。ただ実際に全くそんなことはありません。
この独特な質感は今までのスマホになかったからこそかなりカッコいいです。語彙力がなくなるくらい久しぶりにスマホのデザインを見て興奮しました。手触りは見た目通りちょっとザラザラしています。気になる指紋は触れば一瞬つきますが、すぐに消えるという感じです。なのでマット仕上げよりさらに目立ちにくいです。
ただ表面がちょっとザラザラしていることもあり埃はちょっとつきやすい感じです。
Xperia Z5シリーズ以来となる側面に「Xperia」のロゴがまた高級感を演出。既存モデルでもこの演出をして欲しいと思いますが、本体の厚みが影響しているのか、「Xperia PRO」で約5年ぶりに復活しました。正直たまらないです。
カタログスペック的には225gと決して軽くないですが、同じくらいの「Galaxy S21 Ultra」や「iPhone 12 Pro Max」と比較してみるとそこまで重く感じません。「Xperia PRO」の場合重心が分散しているのか、ずっしりくる感じはありません。
ただ重さで見た場合だと、ずっしりくる「Galaxy S21 Ultra」とかの方が高級感を感じるかもしれません。軽い方が使いやすいですが、軽くなればなるほどなんかおもちゃっぽく感じて結果的に安っぽく感じるので。
「Xperia 1II」と比較するとひとまわり近く大きくなっている「Xperia PRO」ですが、大型モデルと比較するとそこまで大きく感じません。もちろん「Xperia 1II」よりは取り回しがしにくいですが。ただ本体サイズ以上に気になったのが指紋認証の搭載位置。
「Xperia 1II」と比較すると、ちょうどセンサー1個分いかないくらい下に搭載されています。なので「Xperia 1II」の感覚で指紋を認証しようとした場合そこに指紋認証がないという感じでちょっと違和感を感じます。ただおそらくですが、本体の横幅が増したこともあり、合わせて片手でも認証しやすいように搭載位置を下げたのかもしれません。
だとすればSonyの配慮になります。
そして本体下部の中央にHDMIケーブルを搭載。USB-CではなくHDMIケーブルの利用を中心にデザイン設計されていると思われます。ちなみに「Xperia PRO」は世界初のHDMI端子(入力)に対応した機種となっています。
端子部分をカバーしているキャップ部分はかなり硬いです。簡単にはずれる仕様でも防水/防塵を担保できなくなる可能性があるので困りますが、頻繁に取り外ししているキャップ部分がいち早くだめになるかもしれません。ちなみにSIMトレイ部分も中々硬いです。
③面白いアプリ達。
まず「Xperia PRO」ではシャッターボタンの隣にショートカットボタンを搭載しています。これがかなり便利。
本体の設定からショートカットボタンを任意で設定することができます。上記の画像にように事前設定できるのは4つ。上の2つは初期設定です。またピンが外部モニターに最初は指定してあったので、Sonyとしては外部モニターアプリを素早く起動させることを想定しているのかもしれません。
まだ細かくは確認しきれてしませんが、基本ある程度のアプリを設定できます。自分はシャッターボタンで通常のカメラアプリでショートカットボタンにPhoto Proを割り振って使う予定です。「Xperia 5II」で搭載されたGoogle Assistantボタンと訳が違います。
外部モニターアプリはAndroid 11にアップデートした「Xperia 1II」と「Xperia 5II」でも対応しているので珍しさはなくなりましたが、通信状況を確認することができるネットワークビジュアライザーアプリは「Xperia PRO」の特権。上記の画像のように4Gで接続しているのか。Sub-6に接続しているのか、ミリ波に接続しているのか確認できます。
ちなみにミリ波の場合は電波方向まで確認できるみたいです。
またピクチャー インピクチャーに対応しており他のアプリを開いている時も通信状況を確認することができます。
一般的なスマートフォンでは発熱しないように対策をとりますが「Xperia PRO」の場合は考え方が異なり、パフォーマンスを維持することに注力しています。普通であれば発熱が原因でSoCがスロットルダウンしてパフォーマンスが下がりますが、発熱してもパフォーマンスが維持できるようにパフォーマンス維持モードが搭載されています。
ただカメラなどと接続してる時などオンにできる条件は限定されていることからも、外部ディスプレイとして。そして高速通信時のパフォーマンス低下を防ぐためのものだと思われます。
③カットされた機能。
「Xperia PRO」はスマートフォンとしても使える外部ディスプレイと考えた方が分かりやすいです。なのでスマートフォンとしてカットされた機能が一部あります。一つは「Xperia 1II」をベースにしていますがワイヤレス充電に非対応であること。
カメラにセットして使うことを想定していることからも、ワイヤレス充電より有線で充電することの方が多いですよね。となればワイヤレス充電非対応は妥当だと思います。そしてもう一つは国内の話になりますが、おサイフケータイには非対応です。
ただ正直今やFelicaチップがなくても使える電子マネーは複数存在しており、またFelicaチップを搭載したスマートウォッチも増えてきているのでなきゃ絶対困るというものでもありません。自分はwena3とペアリングして使う予定なので全く問題ありません。
そしてSony USAの製品ページを確認する記載がなかったゲームエンハンサー機能。てっきりカットされていたと思いましたが実装されています。
もちろんHSパワーコントロールにも対応しており、「Xperia 1II」と比較してもゲーム関連のスペックは遜色ないと思います。ゲームのために「Xperia PRO」を購入する人はいないと思いますが、ゲームもしっかりできると思うとちょっと嬉しいですよね。
共通で採用されているデュアルフロントスピーカーですが、設定と音量を同じにして再生してみると、「Xperia PRO」の方が僅かに音が籠って聞こえる印象を受けます。分厚いサイドフレームの影響で音の広がりが邪魔されているのか不明ですが、「Xperia 1II」の方が優秀に感じます。
また「Xperia 1II」や「Xperia 5II」は音楽や動画を再生すると本体がかなり共振しますが、Xperia PROは本体が厚みを増している影響もあるのか僅かにマシという感じです。
④アクセサリー
ただスマートフォンとして見た時にちょっと不満があるのがほぼアクセサリーが存在しないこと。Amazonで検索すると保護フィルムはありますがガラスフィルムは存在しない。自分は「Xperia 1II」用のガラスフィルムを2種類購入しました。
一つは全画面用です。上記の画像はSpigenの全画面用を貼ったものですが意外といい感じです。ただフレーム部分と隙間があるため、フレームとフィルムの間に埃がたまりがちです。「Xperia PRO」専用ではないため仕方ありませんが、しっかりとディスプレイは保護してくれるので一安心です。
また同じく専用ケースも選択肢がありません。発売前から日本のAmazonや楽天市場にAmazon USAと検索したのですがイマイチなものばかり。一度楽天市場で手帳型ケースを購入しましたが、不安に感じて問い合わせしたところ、入荷時期が未定のためキャンセル扱いになりました。「Xperia Pro」と「Xperia PRO」で違う機種なので購入する際はしっかりと確認した方がいいと思います。
まとめ。
「Xperia PRO」は外部ディスプレイにスマホの機能がついたと考えると分かりやすいですが、スマホとして妥協していることもほとんどありません。むしろかなり快適に使えると思います。外部ディスプレイとしても使える。カメラの映像をライブストリーミングできる。そしてスマホとしても使えると考えると25万円という価格はそこまで高くないのかもしれません。
今までにないコンセプトが採用された機種であり、デジカメもしっかりと開発しているSonyだからこそできるスマホだと思います。これからじっくりと使っていきたいと思います。
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「スマホ」を少しでも安く購入する方法。
最近のスマートフォン。特に「ハイエンドモデル」は非常に高価で「10万円」超えは当たり前になりつつあります。自分は「ドコモ」ユーザーなので、自分が国内モデルを購入する際にやっていることを簡単にご紹介したいと思います。結論から言ってしまえば「dカード GOLD」で「一括購入」してしまうこと。
正直自分は「キャリアモデル」を購入する頻度はそんなに高くありません。だからこそ、たまに購入する時こと、「dカード GOLD」で決済して少しでも「ポイント」をためています。月々の「ドコモ」料金の支払いも「5万円」超えているので意外とたまります。
(例)本体価格税込10万円の「Android」機種を「ドコモオンラインショップ」で「一括」購入して3年使用した場合 |
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一括払いによる獲得ポイント | 合計2000ポイント |
ケータイ安心保証未加入(月750円と仮定) | 2万7000円 |
「dカード GOLD」でドコモオンラインショップで「一括」購入してしまえば本体価格税込10万円の機種であれば、それだけで2000ポイントが還元されます。また「dカード GOLD」で購入すれば購入後最大3年「10万円」までの保証がつきます。
多くのユーザーはスマホを購入する際に「ケータイ安心保証」に加入すると思いますが、その毎月の利用料金は年々スマートフォン本体の価格が高くなっているため付随して高くなっておりバカになりません。「iPhone」も機種によりますが、保証だけで毎月「1000円」を超えてきます。
一方で「dカード GOLD」で購入してしまえば最大「10万円」までとはいえ保証してくれるので、自分は「ケータイ安心保証」に加入するのをやめました。「Android」の場合はだいたい「800円前後」であることが多いので、今回は「750円」と仮定して3年使った場合、本来トータル「2万7000円」支払うところを「dカード GOLD」で購入したことで支払う必要性がなくなります。
これだけで「3万円」近く安くなります。「10万円」の機種であれば実質7万円で購入できるのと同じです。また「dカード GOLD」を持っているだけで月の「ドコモ」の利用料金1000円(税抜)につき「10%」がポイントになります。つまり通信費の一部もポイントとして還元されるため、ポイントも溜まりやすい。
なので久しぶりに「キャリアモデル」が欲しいと思った時に溜まっている「ポイント」で購入するようにして、出来るだけ予算を「SIMフリー」を購入することに回しています。総務省の規制が厳しくなり、以前のような割引で購入することができないからこそ、固定費でかかる「通信料金」と「購入方法」を見直すことで意外と安く購入することができます。
それこそ同じ機種を長く使う人ほどお得だと思います。結局スマホを「コスパ」よく使う/購入するかは端末自体も重要ですが、「通信費」と「購入方法」を見直すことが鍵となります。気になる方はチェックしてみて下さい。