日本時間の1月15日にSamsungはライブストリーミングを配信し、事前情報通り「Galaxy S21」シリーズを正式発表。さらにワイヤレスイヤホンである「Galaxy Buds Pro」も正式発表しました。詳細は「2021年最強が登場。Samsung「Galaxy S21」seriesのスペック/デザイン/価格まとめ」をご参照下さい。
また先日の情報からも「Galaxy S21」シリーズの中で選ぶとしたら「Galaxy S21 Ultra」一択だと思う理由について簡単にまとめてみました。詳細は「「Galaxy S21」series。「S21 Ultra」一択だと思う4つの理由」をご参照下さい。
さて今回「Galaxy S21 Ultra」の韓国版を購入したので購入する前に確認しておきたいとことを簡単にまとめたいと思います。
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①付属品が大幅にカット。
普段売却前提で機種を購入するため付属品は一切使わないので自分は影響ありませんが、「Galaxy S21」シリーズから付属品がカットされています。
USB-Cケーブル |
SIMピン |
説明書 |
韓国版はこの3つしか付属品がありません。なので普段付属品を使うユーザーの方は事前に必要と思うものは事前準備をしておいた方がいいと思います。
化粧箱の中も非常にシンプルです。
付属品がカットされたことで化粧箱はかなり薄型化しています。Samsungにとっては化粧箱が薄型化した方が輸送費などコストカットできるかもしれませんが、ユーザー視点で見ればあまりメリットはないかもしれません。化粧箱を保存しておくスペースの場所を節約できることくらいでしょうか。
ちなみに付属品は販売地域によって異なるとされています。国内で「Galaxy S21」シリーズが発売される可能性が高いですが、付属品に関しては韓国版と同じになる可能性が高いと思われます。
②サイドフレームはイマイチ。
レギュラー色としてブラックとシルバーの2色があります。アメリカなどではチタン/ネイビー/ブラウンがSamsung.com限定で販売されておりキャリアで購入することができません。日本ではこの限定色をSIMフリーとして直販するのか。それとも取り扱いなしでブラック/シルバーの2色展開になるのかも不明です。
ちなみに現時点での認証情報によれば「S21 Ultra」自体が発売される可能性が低いです。今回購入したのはブラックです。
背面はマット仕上げとなっており、とても材質がガラスのようには見えません。またここまで濃いブラックということもあり非常に高級感があり、カメラ部分もマット仕上げとなっていますが、材質が金属なのか質感が異なることからも、デザイン上でアクセントになっています。
正直プレス画像ではダサいと思っていましたが、実機を見るとかなりカッコよく見えます。個人的にはバックパネルには不満がありません。
ただ気になるところもあります。カメラとサイドフレームが一体化したようなデザインを採用していること。またそこまで湾曲したディスプレイを採用していないことからも、サイドフレームがかなり分厚く感じ、個人的には微妙に感じます。
また「iPhone」は真似たのかサイドフレームは光沢のある質感を採用。サイドフレームが厚いことに加え指紋が目立つのでバックパネルと異なりちょっと残念なデザインに感じます。デザインのアクセントという面でも光沢感のあるデザインを採用しているのか不明ですが、個人的には全部マット仕上げを採用してくれた方が引き締まっていい感じがしてしまいます。
ちなみに海外サイトでも話題になりましたが、下部マイクとSIMトレイの場所が非常に近いこと。慣れている人は問題ないと思いますがSIMピンを挿す時に、間違ってマイクに挿さないように注意が必要です。
③電池持ちと発熱がひどい。
今回購入した韓国版の基礎スペックは以下のようになります。
スペック | |
OS | Android 11 |
SoC | Exynos2100 |
RAM/ROM | 12GB/256GB |
SDカードスロット | × |
「S21 Ultra」は上位モデルであるRAM16GB/ROM512GBモデルも存在しますが、今回は下位モデルを選択しました。気になる人が多いのがSDカードスロットだと思います。韓国版は非対応です。ただ一部地域のモデルは対応しているとされており、海外版の購入を考えているユーザーの方は、SDカードスロットの有無を確認しておいた方がいいかもしれません。
AnTuTuでベンチマークを計測したところだいたい62万点前後。Snapdragon865+を搭載した「Note20 Ultra」のスコアが60万点前後なのでスコア的にはちょっと物足りなさを感じると思います。スコアが絶対ではありませんが、Kirin9000やSnapdragon888のスコアが70万点前後なのでなんか劣っている印象を受けます。
またベンチマークテストをしていた時に気になったのが発熱です。最近機種を購入すればベンチマークスコアを3回連続回していますが、ここまで発熱する機種は個人的に久しぶりに感じます。
カメラの反対側のサイドフレーム付近がめちゃくちゃ発熱します。もちろん全体的に熱くなりますが、その中でも上記の写真で見れば本体上部右側のサイドフレームが特に熱いという印象です。そして電池持ちに関しては最近のGalaxyは学習機能があるので、まだ購入したばかりということもあり最適化されていません。
なので現時点で判断するのは難しいですが、「FHD/120Hz表示」の状態で使っていても電池持ちはあまり良くないという印象です。正直2K/120Hz表示の設定にしたらとてもじゃないけど電池持ちにかなり不安が残るという感じです。
発熱に電池持ちにしろExynos2100が原因なのか本体が原因なのか不明ですが、スペックを考えると期待外れという印象です。
④ズーム機能に過度の期待は禁物。
そしてスペック上で最も進化を感じるカメラですが、相変わらず癖が強いです。改善された108MPのメインカメラセンサーに期待していましたが、やはり画像処理に時間がかかり、シャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグがひどい。
試しに夕食時の娘を撮影しましたが、照明下で撮影すると色味がおかしくなります。肌の色がおかしく全体的な色味も照明の色と合わせって変な感じに。これは「Note20 Ultra」からも「S20 Ultra」からも改善されていないように感じます。
彩度濃くなってから外で撮影する時は綺麗に撮れますが撮影条件が悪くなるとイマイチな写真しか撮影できないのは改善されていません。
そして個人的に一番期待していた光学式10倍ズーム。ズームしても画質が劣化しない。さらに10倍まで対応していれば普段だったら体勢を変えて撮影する被写体でも体勢を変えず撮影できます。ただ実際に撮影したのが上記の画像になります。
個人的に期待度が高かったことに加え、「HUAWEI P40 Pro+」の光学式10倍ズームが素晴らしかったので実際に撮影して確認したらちょっと残念な感じに。正直光学式5倍ズームまでしか対応していない「Note20 Ultra」と大して変わらない印象を受けます。
また画質が改善された100倍ズームも「S21 Ultra」単体で見ればその改善がよく分かりません。「S20 Ultra」と比較して初めて分かる感じで、単体でみれば実用性がある画質でありません。
まとめ。
まだファーストインプレッションなので、今後使っていくことで印象が変わると思いますが、個人的にはイマイチで残念な印象です。詳細な比較は今後しますが「Note20 Ultra」でも十分に感じます。「S20」シリーズと比較して$200程度値下げされたのでまだしも、これで値下げもなかったらかなり残念だったかもしれません。
少なくともスペックだけで判断して購入すると、価格やスペック以上の満足感をえられるのは非常に難しい機種に感じます。今後しっかりと使っていきたいと思います。
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「スマホ」を少しでも安く購入する方法。
最近のスマートフォン。特に「ハイエンドモデル」は非常に高価で「10万円」超えは当たり前になりつつあります。自分は「ドコモ」ユーザーなので、自分が国内モデルを購入する際にやっていることを簡単にご紹介したいと思います。結論から言ってしまえば「dカード GOLD」で「一括購入」してしまうこと。
正直自分は「キャリアモデル」を購入する頻度はそんなに高くありません。だからこそ、たまに購入する時こと、「dカード GOLD」で決済して少しでも「ポイント」をためています。月々の「ドコモ」料金の支払いも「5万円」超えているので意外とたまります。
(例)本体価格税込10万円の「Android」機種を「ドコモオンラインショップ」で「一括」購入して3年使用した場合 |
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一括払いによる獲得ポイント | 合計2000ポイント |
ケータイ安心保証未加入(月750円と仮定) | 2万7000円 |
「dカード GOLD」でドコモオンラインショップで「一括」購入してしまえば本体価格税込10万円の機種であれば、それだけで2000ポイントが還元されます。また「dカード GOLD」で購入すれば購入後最大3年「10万円」までの保証がつきます。
多くのユーザーはスマホを購入する際に「ケータイ安心保証」に加入すると思いますが、その毎月の利用料金は年々スマートフォン本体の価格が高くなっているため付随して高くなっておりバカになりません。「iPhone」も機種によりますが、保証だけで毎月「1000円」を超えてきます。
一方で「dカード GOLD」で購入してしまえば最大「10万円」までとはいえ保証してくれるので、自分は「ケータイ安心保証」に加入するのをやめました。「Android」の場合はだいたい「800円前後」であることが多いので、今回は「750円」と仮定して3年使った場合、本来トータル「2万7000円」支払うところを「dカード GOLD」で購入したことで支払う必要性がなくなります。
これだけで「3万円」近く安くなります。「10万円」の機種であれば実質7万円で購入できるのと同じです。また「dカード GOLD」を持っているだけで月の「ドコモ」の利用料金1000円(税抜)につき「10%」がポイントになります。つまり通信費の一部もポイントとして還元されるため、ポイントも溜まりやすい。
なので久しぶりに「キャリアモデル」が欲しいと思った時に溜まっている「ポイント」で購入するようにして、出来るだけ予算を「SIMフリー」を購入することに回しています。総務省の規制が厳しくなり、以前のような割引で購入することができないからこそ、固定費でかかる「通信料金」と「購入方法」を見直すことで意外と安く購入することができます。
それこそ同じ機種を長く使う人ほどお得だと思います。結局スマホを「コスパ」よく使う/購入するかは端末自体も重要ですが、「通信費」と「購入方法」を見直すことが鍵となります。気になる方はチェックしてみて下さい。