先日には香港版の「Xperia 5II」を購入し、簡単にファーストインプレッションをまとめてみたので「開封レビュー。「Xperia 5II」は購入して最も後悔しない「Xperia」」をご参照下さい。さて今回「Xperia 5II」と「Xperia 5」結局どちらがおすすめなのか簡単にまとめたいと思います。
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見た目も意外と違う。
まずデザインを確認したいと思います。「Xperia 5II」と「Xperia」はバックパネルに光沢感強めのガラスを採用。さらにサイドフレームにメタルを採用。またサイドフレームに丸みを帯びていることからも、ほとんど一緒のデザインに感じます。
Xperia 5 | Xperia 5II | |
本体サイズ | 158x68x8.2mm | 158x68x8.0mm |
重さ | 164g | 163g |
また本体サイズに重さもほぼ一緒なので、デザインが進化していないようにも感じます。ただ実際に比較してみると「Xperia 5II」の方がより丸みを帯びていること。さらに0.2mmと僅かに感じる厚さの違いですが、実際に比較してみると、結構違いがあることを確認できます。
全体的に丸みを帯びたこと。そして本体の厚みが薄くなったことでもともと持ちやすかったのですが、「Xperia 5II」でさらに持ちやすくなっています。
また本体右側面ですが、「Xperia 5II」は「Xperia 5」と比較して音量ボタンが少し上に。さらに指紋認証が電源ボタンに統合されたことでより省スペースになっています。またシャッターボタンも僅かに上に移動しています。Photo Proを使う際シャッターボタンを必ず使うようになりますが、自分の手の大きさであれば「Xperia 5」より自然に指の位置にボタンが搭載されて押しやすくなっています。
またカメラリング部分自体も「Xperia 5II」の方が小さくなっており、さらにカールツァイスレンズのロゴが入ってより引き締まったデザインに感じます。ぱっと見の印象としてはほとんど一緒に見えますが、「Xperia 5II」は確実にデザインがブラッシュアップされています。
120Hz表示は大きい。
リフレッシュレート以外、正直スペックに進化は見られません。
Xperia 5 | Xperia 5II | |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ | |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | |
表示解像度 | 2520×1080(FHD+) | |
リフレッシュレート | 60Hz | 120Hz/擬似的240Hz |
何よりゲームをやるユーザーによって嬉しいのが残像低減技術を利用した擬似的240Hzのリフレッシュレート。さらにタッチレートも最大240Hzに対応しているため、より滑らかに表示されつつディスプレイの反応も非常に高くなります。
ただゲームエンハンサーの方で240Hz表示に設定しても、ゲームエンハンサーが対応していないアプリでは120Hz表示となっている可能性が高いです。何よりゲーム以外においても対応コンテンツであれば120Hz表示になるので非常に滑らかに表示され、結果的にゲームをやらないユーザーにとってもその恩恵は大きいと思います。
発熱対策は効果が大きい。
先に基礎スペックを確認すると以下のようになります。
Xperia 5 | Xperia 5II | |
OS | Android10 | |
SoC | Snapdragon855 | Snapdragon865 |
RAM | 6GB | 8GB |
ROM | 64/128GB | 128/256GB |
防水/防塵 | IP68 | |
イヤホンジャック | × | ○ |
生体認証 | 指紋 | |
バッテリー | 3140mAh | 4000mAh |
ワイヤレス充電 | × |
AnTuTuベンチマークにおいてそのスコアは10万点以上の差がありますが、使っていてその差を実感することはないと思います。むしろ「Xperia 5II」を120Hz表示に対応したことの方がその動作性に大きく差を感じます。
そして気になるのは電池持ちと発熱具合。とりあえずベンチマークを3回連続回してみました。ちなみに計測前は電池残量が100%の状態にしてあります。
1回目計測終了後 | Xperia 5 | Xperia 5II |
スコア | 42万2215 | 55万6206 |
電池残量 | 95% | 96% |
バッテリー温度 | 35.5 | 34.6 |
SoC温度 | 39.6 | 38.9 |
ちなみに一回のベンチマークの所用時間はだいたい9分くらいです。
2回目計測終了後 | Xperia 5 | Xperia 5II |
スコア | 40万3744 | 55万5185 |
電池残量 | 92% | 94% |
バッテリー温度 | 36.5 | 37.1 |
SoC温度 | 41.5 | 39.7 |
2回目計測終了後に本体を触ってみましたが、どちらの機種も発熱しているという感じの熱さではありません。
3回目計測終了後 | Xperia 5 | Xperia 5II |
スコア | 39万6610 | 55万8066 |
電池残量 | 88% | 91% |
バッテリー温度 | 37 | 38.2 |
SoC温度 | 41.5 | 42.4 |
計測終了後に持っても少し熱くなった程度で、発熱に対しては大きく差を感じることができませんでした。ただ「Xperia 5」はベンチマークを重ねるごとにスコアを落としているのに対して、「Xperia 5II」は3回目が最もいいスコアを獲得しています。
発熱対策が強化されたと聞くと本体が熱くなりにくいというイメージがしますが、何方かと言えば発熱による本体のパフォーマンスの低下を避けてくれるという感じです。また「Xperia 5」も十分に電池持ちがいい機種ですが、「Xperia 5II」と少しずつ電池残量に差が発生していることを確認できます。
そして指紋認証に関しては正直変わらず。良くも悪くも変わってない。ただ個人的にはボタン式となっている「Xperia 5II」の方が認証しやすい印象を受けます。またスピーカーに関しては「Xperia 5」の方が明らかに音量が大きいです。
ただ「Xperia 5II」の方がデュアルフロントスピーカーを搭載したことで音の広がりがよく、またスピーカー自体の音質も改善されているためより満足度が高くなっています。
カメラはそんなに違いがない?
そして最後にカメラを確認したいと思います。今回の写真において「Xperia 5II」は全てPhoto ProのAモードで撮影しています。








左側が「Xperia 5II」で撮影した写真になります。まだ短期間しか使っていませんが、使って感じたことは「Xperia 5II」の方が特段オートフォーカスの速度や精度に優れている感じがしないこと。


やはりピントを合わせにくい被写体だと上手く合わないことが結構あります。TOFセンサーがないことが大きく影響しているのか、マニュアル撮影をしない場合であれば、通常のカメラアプリの撮影でもいいのかもしれません。
もちろん秒20コマの高速連写や画角の切り替えの速さなど改善点もありますが「Xperia 1」と「Xperia 1II」のような違いをそこまで体感することができません。今後ゆっくりと試していきたいと思います。
まとめ。

カメラに関してはまだ試し切れていませんが、それ以外において「Xperia 5II」の方が明らかに優れており、満足度も大きく異なります。
「Xperia 5」があまり良くない機種に感じてしまうかもしれませんが、単純に「Xperia 5II」が良すぎるだけです。本体価格で見れば少なくとも3万円以上の価格差がありますが、長く使うことを想定するなら「Xperia 5II」をおすすめします。
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最近のスマートフォン。特に「ハイエンドモデル」は非常に高価で「10万円」超えは当たり前になりつつあります。自分は「ドコモ」ユーザーなので、自分が国内モデルを購入する際にやっていることを簡単にご紹介したいと思います。結論から言ってしまえば「dカード GOLD」で「一括購入」してしまうこと。スマホをお得に買い換えるなら「dカード GOLD」がおすすめ! |
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