いよいよauより「Xperia 1II」が発売され、一方で執筆時点ではドコモ版の発売日は不明のままです。今回はau版「Xperia 1II」を購入したので簡単にレビューしてみたいと思います。
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デザインがかっこいい。
いまや「Xperia」の特徴ともいえるアスペクト比21:9ですが、「Xperia 1II」でも継承されています。
デザイン | スペック |
本体サイズ | 166 x 72 x 7.9 mm |
重さ | 181g |
同じ6.5インチというディスプレイを搭載した機種の中では「Xperia 1II」の横幅は72mmとかなり抑えられており持ちやすい。さらにサイドフレームがフラットになったことで、より手にフィットして片手操作がしやすく感じます。
今回購入したのはauモデルなので、カラバリはブラックを選択しました。ドコモ限定となるパープルほど光沢感はありませんが、そこそこ光沢感は強めです。またサイドフレームも同じ質感になっていることから統一感があり高級感を感じます。
背面のキャリアロゴはちょっと残念ですが、ドコモ版のように「5G」というロゴが入っていない分だけまだマシに感じてしまいます。
ちなみに「Xperia 1II」は縦長デザインだから無理と言っている人がいますが、デザイン自体が嫌いなのか。それとも縦に長すぎて使いにくいから無理と言っているのか非常に気になります。国内でも注目度が高い「Xperia 1II」と「Galaxy S20+」を比較した画像が上記の画像になります。
「Xperia 1II」の方がベゼルがあるため、一見「Xperia 1II」の方が使いにくく見えますが、ディスプレイ範囲で見ればほとんど差はありません。むしろ「Xperia 1II」の方が横幅がスリムなため片手操作しやすい。
もともとコンパクトモデルが好きな人は別として、6.5インチ以上の機種を使っている人はそこまで違和感なく使えることができると思います。逆に持ちやすさとデザインの差別化に貢献できているのであれば、アスペクト比21:9の採用はSonyにとって最適解だったように感じます。
90Hzはめっちゃヌルヌル。
そして「Xperia 1II」の大きな特徴の一つでもある「ディスプレイ」
ディスプレイ | スペック |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ |
ディスプレイサイズ | 6.5インチ |
表示解像度 | 3840 x 1644(643ppi) |
画面占有率 | 82.59% |
実際のところ「Xperia 1」から見て「Xperia 1II」のディスプレイはそこまで変わりはありません。とういかほぼ一緒。逆にこのディスプレイが今後登場するプレミアムモデルのデフォルトスペックになるのかもしれません。
大きな違いとしては擬似的とはいえ「90Hz」のリフレッシュレートに対応したこと。残像低減技術を採用しソフト制御で擬似的に対応しています。設定の項目からオン/オフの設定が可能でオンにしておければ、動画や写真に限らず、TwitterやChromeなど他のアプリを開いている時にも適応されます。
使ってみる前はあくまでもハードに対応しておらず、ソフトで対応しているようなものなのでそこまで期待していませんでしたが、実際に使ってみるとかなり快適です。それこそ「Huawei P40 Pro」や「Google Pixel 4」など90Hzに対応している機種と全く遜色ありません。
「Xperia 1II」を使った後に「Xperia 1」を使ってみるともっさりに感じます。この違いはかなり大きいと思います。
基礎スペックは申し分なし。
一応基礎スペックも確認したいと思います。
基礎スペック | スペック |
OS | Android10 |
SoC | Snapdragon865 |
RAM/ROM | 8GB/128GB |
防水/防塵 | IP68 |
生体認証 | 指紋(側面) |
最高峰である「Galaxy S20」シリーズと比較すればまだ物足りないかもしれませんが、「Xperia」にしてはかなり基礎スペックが底上げされています。既存機種がAndroid10へアップデートすることで不具合だらけとなっていましたが、標準搭載していることも影響しているのか特段不具合には遭遇していません。
また指紋認証は久しぶりに電源ボタンに統合されて、ついでに進化しているのかと思いきや、認証精度に認証速度は前モデルからそこまで大きく差はないように感じます。やはり同じ指を複数回登録しておくことで認証精度の悪さには対策しておくべきかと思います。
ちなみにゲームをやらないため、あまり参考にならないかもしれませんが、あえて充電した状態で初期設定をしてみましたが、そこまで発熱しませんでした。もちろん使い方によりますがSnapdragon865を搭載しているからといって、そこまで発熱を心配する必要性はないように感じます。
懐かしの機能が復活。
そして「Xperia 1II」では懐かしの機能が復活しています。
懐かしの機能 | スペック |
復活 | デュアルフロントスピーカー |
イヤホンジャック | |
ワイヤレス充電 |
特にイヤホンジャックが復活して喜んでいるユーザーが多いように感じます。ハイレゾ推しのXperiaだからこそイヤホンジャックはあって欲しいですよね。それこそハイレゾ/LDACに対応したワイヤレスイヤホンが登場していますが、やはり有線で聞くのとはちょっと違いますよね。
個人的に嬉しかったのはデュアルフロントスピーカーの復活。「Xperia 1」などはDolby Atmosに対応しているとはいえ、エンタメ推しの機種としてはちょっと物足りないスピーカーでしたが、やはりフロント部分に搭載すると音の広がりが結構違います。
また音がより広がって聞こえるため、以前より低音も聞こえやすくなり音に重みが出た印象を受けます。正直スマホのスピーカーで動画を見ようとしても、スピーカーに不満を持つことが多かったので結局イヤホンで聞くことが多かったのですが、「Xperia 1II」ならスピーカーでも楽しめそうです。
あとユーザーによると思いますが、自分はベット周りをコードだらけにしたくないので、充電ケーブルはおかず、ワイヤレス充電器のみとしています。だからこそ「Xperia 1」や「Xperia 5」がワイヤレス充電に対応していないのは不便でした。
決して「Xperia 1II」のワイヤレス充電は早くありませんが、寝ている間に充電が完了すればいいので、個人的には充電速度はどうでもいいです。ワイヤレス充電に対応してくれただけで充分に満足です。
電池持ちは未知数。
先日よりキャリアによるバッテリーテストの結果が公開されていますが、まだ短期間しか使っていませんが、「Xperia 1」よりはマシ。少なくとも「4000mAh」のバッテリーを搭載したから、電池持ちは充分という感じではありません。
それこそ5G接続を常時した場合はちょっと怖いです。まだ使い始めて間もないこともあり、バッテリーが最適化されていないと思うため、今後印象が変わるかもしれませんが、過度の期待は正直避けた方がいいです。
カメラは大きく変化。
「Xperia 1II」は12MP+12MP+12MP+TOFのクアッドレンズカメラを搭載しています。ちなみにTOFセンサーは低照度の環境下でも瞳オートフォーカス機能を有効化できるように搭載されていることが明らかになっています。簡単にですがサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
(上記の画像はスライドすることができます)
「Xperia 1」と比較して思ったのはポートレートモード撮影する場合に焦点距離が大きく異なること。「Xperia 1」ではポートレートモード撮影する場合は、被写体にかなり寄りますが、「Xperia 1II」はほとんど寄りません。
なのでポートレートモード撮影をする時にちょっととまどいました。
(上記の画像はスライドすることができます)
また「Xperia 1では最大10倍ズームで撮影することができましたが、「Xperia 1II」は最大3倍のズームまで。そして大きく異なるのは超広角/標準/望遠とレンズごとに3倍ズームができること
画質的には標準レンズが最もよく、逆に望遠(70mm)をさらにズームにすると相当画質が劣化します。Sonyが「Xperia 1」の時に言っていたように、レンズを付け替えて使うというイメージがまさにぴったりに感じます。
どっちが正式名称なのかわかりませんが、新たに搭載されたphotography Pro(Photo Pro)は執筆時点ではアップデートが配信されていないため使うことができません。
ドコモ版はphotography Proの開発が遅れたことが原因で発売延期になったとされていることからも、Sonyからのアップデートが配信されるタイミングで発売するのかもしれません。
なので低照度撮影や4K/60fps撮影など発売後に合わせて配信される予定だったアップデートで対応なので現時点では対応していないと思われます。au版がある意味強行的に発売したのかもしれません。
まとめ

まだ短期間しか使っていませんが、個人的にはかなり満足度が高いです。特にワイヤレス充電/デュアルフロントスピーカー/90Hz表示。
逆にカメラに関しては使い勝手が大きく変わっているので今後しっかりと試していきたいと思います。
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