「1ヶ月使用レビュー」「Xperia 1」を購入すべきか。「Xperia 1」が売れない理由をまとめてみた。

「海外」を含めて、事前予約の段階では、かなり順調と思われていた「Xperia 1」ですが、実際に発売を開始すると、国内では「iPhone 8」に勝つことができず。そして発売「3週目」以降は、「BCN」の「売れ筋ランキング」において、「トップ10」外に急落するなど、非常に厳しい状態となっていることが判明しています。詳細は「「Android」の「ハイエンドモデル」は売れない時代へ。「Xperia 1」は「BCNランキング」で大幅に下落へ。」をご参照下さい。

自分は「Clove」で「SIMフリーモデル」を。そしてその後に「DoCoMoモデル」を使ってきて、約「1ヶ月」経過したので、「Xperia 1」のイマイチだと思うこと。そして「Xperia 1」を購入するべきかどうか簡単にまとめたいと思います。



「Xperia 1」が売れない理由。

執筆時点では、「DoCoMo」「au」「SoftBank」そして「Amazon」で。「SIMフリー」モデルは「Etoren」や「Expansys」で購入することが可能です。特に「SIMフリーモデル」に関しては、発売を開始して約「1ヶ月」経過したこともあり、少しずつですが「値下げ」が開始しています。詳細は「「ホワイト」が欲しいユーザーには朗報。「Xperia 1」が「Etoren」でまたまた値下げに。」をご参照下さい。

ではまず「Xperia 1」を実際に使ってみて、「イマイチ」だと思うことを簡単にまとめていきたいと思います。

 

「デザイン」編

「Xperia XZ2」シリーズに「Xperia XZ3」で採用された「アンビエントフロー」は明らかに失敗です。一方で、「Xperia 1」は正式なデザイン言語があるわけではありませんが、従来の「オムニバランスデザイン」に回帰しています。「Xperia」と言えば、この「デザイン」だと思います。一方で悪く言えば、この「デザイン」以外で成功したことはなく、結局変わらないデザインに再び回帰したと考えることもできます。

大きな特徴でもある「アスペクト比21:9」。いち早く採用した「SONY」は英断だと思います。とはいえ、「縦長」になりすぎている。自分自身は、かなりガタイがいいので、「Xperia 1」をズボンのポケットに入れても、ポケットからはみ出ることはありません。ただ多くの人はポケットに入れるとはみ出ます。特に女性なら尚更です。

日本では特に「持ちやすさ」「持ち運びやすさ」が優先されていることを考えると、「Xperia 1」は大きなマイナスポイントに。女性ならカバンに入れる方もいると思いますが、男性の多くは「ズボン」です。そして「Xperia」が特に支持しているのは「男性」です。つまり「男性受け」が悪いとその時点で売れなくなります。

「アスペクト比21:9」が採用されたことで、「横幅」が抑えられ、結果「持ちやすい」のは評価できます。ただ「縦長」になったことで、「片手操作」は厳しくなりました。そこで「SONY」は「Xperia XZ3」で初搭載した「サイドセンス」を「Xperia 1」でも採用しています。この「サイドセンス」実際に慣れるまではかなり使いづらい。また「スクリーンプロテクター」との相性が悪い時が多い。

さらに良くないのが「サイドセンス」を起点として「ジェスチャー操作」が可能となっています。つまり「サイドセンス」の設定をカスタマイズした上で、「サイドセンス」に慣れないと、「ジェスチャー操作」も上手く使えない。単純に「サイドセンス」とは別に「ジェスチャー操作」に対応してくれれば、かなり使いやすかったと思うのですが。。この辺が「Huawei」や「Galaxy」そして「iPhone」に操作性で大きく劣ると判断することができます。

 

ディスプレイ編

「Xperia 1」は世界初となる「4K OLED HDR」を搭載しています。実際に「ディスプレイ」を確認するとめちゃくちゃ綺麗です。一目で他の機種の「ディスプレイ」との違いが分かります。ただ極論言ってしまえば、「iPhone XS」も「Galaxy S10」も「Xperia 1」も「ディスプレイ」が綺麗なことに変わりはない。つまり「4K OLED HDR」に対応しても、多くの人は、「ディスプレイ」が綺麗になったねで終わってしまう。

それもそのはず。まず「YouTube」に「Hulu」や「Netflix」など、多くの「動画配信サービス」がありますが、「4K HDR」に対応している「コンテンツ」がそもそも少ない。基本「FHD」の動画多い。つまり「4K HDR」に対応してようと、コンテンツが対応していなければ「FHD」で再生されることになります。となると、「4K OLED HDR」で見なくて変わりはない。「iPhone」で見ても「Galaxy」でも変わりはない。

そしてさらに「Xperia 1」の特徴を活かすには「アスペクト比21:9」に対応している必要性がある。「4K HDR」に「アスペクト比21:9」に対応している「コンテンツ」となると、多くの人からすれば、自分が好きなコンテンツではない可能性が高い。つまり「Xperia 1」は宝の持ち腐れ状態になってしまっていると考えることができます。

「4K OLED HDR」に対応したとか、「クリエイターモード」に対応したとか、「スペック」を説明されても、その良さって伝わりにくい。実際自分が普段使っている「コンテンツ」が「Xperia 1」で再生するとどうなるのか。そして現状では、対応している「コンテンツ」が少ないからこそ、「魅力的」に見えるユーザーが少ないと考えることができます。

 

カメラ編

次に「カメラ」を確認したいと思います。「カメラ」の画質としては、歴代「Xperia」と比較してもかなり進化したと思います。特に暗い時の撮影は劇的です。でも分かりやすい特徴がないんですよね。「Huawei」だったら、最大で「50倍」の「デジタルズーム」ができ、さらに「ISO40万」で夜空も綺麗に撮影できるし、「Galaxy S10」だと、「可変絞り」機能でも、「素人」でも簡単に綺麗な写真を撮影することができる。

「スペック」を抜きにして、ユーザーが最もシンプルにかつ綺麗な写真を撮影できるのが「iPhone」です。だからこそ「iPhone」は万人から評価されやすい。一方で「Xperia 1」は「トリプルレンズカメラ」を搭載しても、「画角」を切り替えて撮影が可能になったとか、「Cinema Pro」でより「クリエイティブ」な写真を撮影になったとか、そのと特徴はシンプルではない。

画角を切り替えて、撮影できるのは、いまや「ミドルレンジモデル」でもできます。一方で「Cinema Pro」はある程度「カメラ」に対する知識が必要。「SONY」は「好きな人にとことん好きになってもらえるように」と「Xperia 1」を開発していますが、あまりにも分かりにくすぎる。そして「バグ」が多い。だからこそ、一般人には評価されにくいと判断することができます。

せめて「アスペクト比21:9」での撮影は、「Cinema Pro」ではなく、「カメラアプリ」で撮影できるようにして欲しかった。多くの人は「カメラアプリ」で写真を撮影します。なので結局は「4:3」もしくは「16:9」で撮影することになり、「Xperia 1」の「アスペクト比21:9」を活かすることができない状況になります。

 

バッテリー編

正直なところ、「スペック」と「バッテリー容量」のバランスを考えると、実際に使ってみて、「電池持ち」は悪くない。もっと「電池持ち」が悪いと想像していました。特に待機状態では、「電池」がほとんど減りません。ただ使うと、従来の「Xperia」と同様に、ぐんぐん電池が減っていきます。やはり「Xperia 1」の最大の弱点は「電池持ち」。

実際に「Xperia 1」より「コンパクト」で「薄く」「軽い」仕様となっている「Galaxy S10+」のほうが、大型バッテリーを搭載している。「電池持ち」ってかなり気にする人が多く、その判断基準の一つが「バッテリー容量」です。もちろん「大型バッテリー」を搭載しているからといって「電池持ち」がいいわけではありません。

ただ「Xperia 1」のスペックを考えると、やはり「3200mAh」は心もとない。個人的には本体の「厚み」が増しても良かったので、もっと大型の「バッテリー」を搭載して欲しかった。

 

「Xperia 1」を購入するべきかどうか。

まず「Xperia 1」が売れない理由は見てきましたが、より簡単にまとめると以下のようになります。

Xperia 1イマイチポイント
デザイン変わらないデザイン。
アスペクト比21:9は持ち運びの面でマイナスに。
ディスプレイ4K OLED HDRの良さが分かりにくい。
対応コンテンツが少なすぎる。
カメラ分かりやすいアピールポイントがない。
Cinema Proの汎用性が低い。
電池持ち決して良くない。
バッテリー容量が小さい。

この上で購入するべきかどうか。個人的には歴代の「Xperia」に失望している人こそ購入して欲しい。今までの「Xperia」とのギャップ差がすごく、「Xperia 1」を使ってみるとその完成度の高さに感動します。ただ先ほども記述しましたが、「Xperia 1」は「万人向け」の機種ではなく、「オタク向け」の機種になります。

なのでスマホを購入する時は、「スペック」や「デザイン」を調べてから購入する人にはおすすめですが、お店で店員に聞いて、オススメの機種を購入する人は、きっと「Xperia 1」を購入して後悔すると思います。「Xperia 1」は本当にこだわりがある人には強くささる製品に仕上がっています。そして「4K OLED HDR」にこだわりがない人は、この冬に登場すると予測されている「Xperia 2」まで待ちましょう。

「Xperia 1」と比較して「Xperia 2」は「6.0インチ」の「ディスプレイ」を搭載すると予測されていることからも、少なくとも「Xperia 1」より「片手操作」がしやすく、さらにポケットからはみでる心配も軽減されます。

一応「Xperia 1」のめぼしいスペックを簡単にまとめると以下のようになります。

 

「Xperia 1」の「スペック」

Xperia 1スペック
ディスプレイ有機ELディスプレイ
ディスプレイサイズ6.5インチ
表示解像度3840×1644(4K)
本体サイズ167 x 72 x 8.2 mm
重さ178g
OSAndroid9.0
SoCsnapdragon855
RAM/ROM6GB/64GB(キャリア) 6GB/128GB(SIMフリー)
メインカメラ12MP+12MP+12MP
インカメラ8MP(HDR)
バッテリー容量3200mAh
生体認証指紋(側面)
イヤホンジャック×
ワイヤレス充電×

個人的には「ワイヤレス充電」に対応して欲しかったです。「Galaxy」や「Huawei」と比較すると、スペックは見劣りしますが、歴代「Xperia」と比較すれば大幅に進化しています。

 

「Xperia 1」の「本体価格」

Xperia 1本体価格実質価格(送料込み)
DoCoMo10万3032円6万8688円
au11万2320円6万5520円
SoftBank13万6320円6万8160円
Etoren10万円10万2011円
Expanses9万3950円10万1838円

「キャリアモデル」に関して、「割引サービス」を利用した場合が「実質価格」としています。今回は「Xperia 1」の「売れない理由」と「購入するべきかどうか」を簡単にまとめてみました。何かしらの参考になれば幸いです。

 



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