本当に好きな人は勝手に買ってくれる。「Xperia 1」は「ディスプレイ」と「カメラ」だけ好きになってくれれば十分。

SONYが「Xperia X」シリーズを発表した時に「3年は継続する」の発言通り、「2018年」まで継続し、通称「Xperia XZ4」と呼ばれた機種は、先日開催されたイベントにおいて、新シリーズに移行し、新しく「Xperia 1」と名称が変更されました。また合わせて、従来であれば「ミドルレンジモデル」は「Xperia XA」シリーズとなっていましたが、「Xperia 10」シリーズと大きく名称が変更されました。詳細は「「Xperia」史上最高の完成度に。「Xperia 1」「Xperia 10」「Xperia L3」のスペック・価格・発売時期まとめてみた。」をご参照下さい。

一方で、「Xperia 10」や「Xperia 10 Plus」そして「Xperia L3」に関しては、発表された翌日には一部地域で発売を開始していますが、「Xperia 1」に関しては、「ヨーロッパ」地域では「6月」に発売を開始する可能性が高いと予測されている中、「Xperia 1」は「日本」市場が最初で、「5月下旬」に発売を開始する可能性があるとの予測もあります。詳細は「「Xperia 1」はやはり「6月」発売に。でも「Xperia 10」や「Xperia 10 Plus」はすでに発売を開始していた。」をご参照下さい。

先日行われたインタビューによると、「Xperia 1」は「1から始まるXperia」という意味が込められているとされており、さらに「Xperia X」シリーズの失敗があったからこそ、より技術が成熟した上で、「好きな人にとことん好きになってもらう」というコンセプトで開発することができたことが判明しています。詳細は「SONYが「Xperia X」シリーズは失敗だったと認めたからこその「Xperia 1」の完成度。日本での発売は初夏以降(5月)に。」をご参照下さい。

また合わせてこのインタビューにおいて、次期「Xperia」の名称は「1~10」の数字から採用し、単純に「Xperia 1」の後継機種は「Xperia 2」にはならず、「Xperia 1」と「Xperia 2」であれば、全く別のシリーズになることが判明しています。詳細は「命名規則が判明に?「Xperia 1」の次は「Xperia 2」になるかも。ただし別シリーズに。」をご参照下さい。

さて今回海外サイトによると、「Xperia 1」は万人にアピールするつもりはなく、「カメラ」と「ディスプレイ」のみがアピールできて、この2つが好きになってもらえれば十分であるとSONYが発言していることが判明したと報告していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。



「ディスプレイ」と「カメラ」に。

さて今回海外サイトが、SONYの「グローバルマーケティング」部門の「Adam Marsh」氏にチャットで確認したことを公開しており大きな話題となっています。まず「Xperia」初として採用された「トリプルレンズカメラ」ですが、「alphaカメラ」の技術がかなり採用されているとしています。例えば普通のスマートフォンのカメラであれば、写真を撮影した後「JPEG」に圧縮され、その時「ノイズ」の補正を行います。

しかし「Xperia 1」に関しては「alphaカメラ」と同様に「RAW」の状態で保存し、その後、「ノイズ」の補正などを修正した上で「JPEG」に圧縮するとしています。なので「写真」を保存すること一つにとっても、今までの「Xperia」と大きく異なる。とはいえ、開発にはやはり苦労したとしており、同じ「SONY」とはいえ、部門ごとに少なからず「壁」があるとしています。

その「壁」が少しずつなくなってきているからこそ、「Xperia 1」に「alphaカメラ」の技術や「CineAlta」の技術を採用することができたとしています。また「Xperia 1」では「1200万画素」のカメラセンサーを「3つ」搭載しており、「Xiaomi Mi 9」などが搭載している「IMX586」による「4800万画素」の高画素センサーを搭載しているなのはなぜ?と質問したのに対して、以下のようにコメントしています。

The 48-megapixel module is, for example, not memory stacked, so you can’t do the 960fps super slow motion that we can do on the 12-megapixel sensor. So that’s one example where they went “okay, you can have this, but actually we then lose this

「4800万画素」のカメラモジュールは、「メモリ」が積み重ねられていないので、「スーパースローモーション」などの撮影はできないとしています。また「カメラ」の開発チームが、「4800万画素」の「カメラセンサー」より優れた品質を「1200万画素」で提供することが可能だとしており、より「大きな画素数」に「明るい開口部」は見せかけの結果にとどまってしまうとしています。

また開発コンセプトにも直結しますが、「SONY」はすべてのユーザーに対してアピールするつもりはないとしています。SONYは「Samsung」や「Huawei」ではありません。とした上で以下のようなコメントしています。

But what we will appeal to is people who want quality products where they are able to take amazing pictures or a video, or do something different”

Our key USPs will be the screen and the camera. The screen thanks to Bravia, the camera thanks to Alpha. Competitors have different key USPs, which may attract certain customers. But for us, people who know their photography and people who want to buy into that Sony ecosystem of interchangeable lenses, will buy an Xperia 1.

「Xperia 1」のセールスポイントは、「ディスプレイ」と「カメラ」であり、これは「BRAVIA」のおかげでもあり、「alphaカメラ」のお陰でもあるとしています。「Huawei」や「Samsung」は多くのユーザーに対して、アピールするが、「特定のユーザー」のみを引きつけるための仕様となっており、合致するユーザーは「Xperia 1」を購入してくれる。としています。

簡単には言えば「ディスプレイ」や「カメラ」に対して強いこだわりを持っているユーザーが購入してくれればそれで十分ということになります。だからこそ「Xperia 1」は初代「Xperia Z」のような興奮があると判断することができます。少なくとも販売台数を追っていかないと判断することができ、どのような市場で、どのようなユーザーが「Xperia 1」を購入してくれたかのほうが、今後SONYにとっては重要なのかもしれません。

先日の記事にもまとめましたが、「Xperia 1」の発売を待てないユーザーは、先行で発売を開始している「Xperia 10 Plus」で模擬体験をするのもおすすめです。気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

 



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