絶対に買い換える価値あり。「Xperia 1」と「Xperia XZ2 premium」を比較してみた。

  1. Xperia

初代「premium」モデルである「Xperia Z5 premium」は「IFA」で発表され、その後継機種に該当する「Xperia XZ premium」は約「1年半」の時を経て、「MWC」で発表に。そして昨年発売された「Xperia XZ2 premium」は「MWC」にも「IFA」にも関わらず、「4月」にイベントなしで発表。そして「IFA」開催直前の「7月下旬」に発売を開始するなど、正直、SONYがどのようなマーケティング戦略を考えているのか、全く判然としない機種になっていました。

ただ「Xperia XZ2 premium」の「マーケティング戦略」が悪いだけで、「Xperia」として初の「デュアルレンズカメラ」に「ISO51200」に対応。さらには「デュアルレンズカメラ」を活かして「モノクロ」や「ボケ」などの撮影に対応し、また「ベース」として初めて「RAM6GB」に対応した唯一のモデルとなっており、完成度は非常に高かったと判断することができます。詳細は「「Xperia XZ2 premium」を筆頭に。あえて既存機種の「Xperia」を今選ぶならおすすめの購入方法をまとめてみた。」をご参照下さい。

ただその良さは正直全く伝わることなく、無残に散った「Xperia XZ2 premium」ですが、この後継機種として、先日には「Xperia 1」が正式に発表されました。それこそ名称に「premium」とついていませんが、「4K OLED HDR」に対応していることを考えれば、まさに「premium」モデルの立ち位置であると判断することができます。詳細は「「Xperia」史上最高の完成度に。「Xperia 1」「Xperia 10」「Xperia L3」のスペック・価格・発売時期まとめてみた。」をご参照下さい。

中途半端に、その当時のトレンドを採用したことによって、中途半端に時代に取り残されている「Xperia XZ2 premium」ですが、さて今回「Xperia XZ2 premium」ユーザーが「Xperia 1」に乗り換えるべきかどうか、スペックなどを比較した上で簡単にまとめたいと思います。



スペックを比較してみた。

まず「デザイン」を確認したいと思います。「Xperia XZ2」や「Xperia XZ2 Compact」で初めて採用された「アスペクト比18:9」ですが、「Xperia XZ2 premium」では「アスペクト比16:9」を継続採用しており、「Xperia XZ3」を含めて唯一デザインの進化を感じることができない機種となっています。

一方で「Xperia 1」は「アスペクト比21:9」を採用しており、さらに「スリム」な「ベゼル」を採用していることからも、「Xperia XZ2 premium」の「ベゼル」の太さはより際立って見えてしまいます。次に「スペック」をまとめると以下のようになります。

機種名 Xperia 1 Xperia XZ2 premium
ディスプレイ 有機ELディスプレイ(4K) 液晶(4K)
表示解像度 3840×1644(643ppi) 3840×2160(760ppi)
ディスプレイサイズ 6.5インチ(アスペクト比21:9) 5.8インチ(アスペクト比165:9)
画面占有率 82.22% 73.36%
本体サイズ 167 x 72 x 8.2 mm 158 x 80 x 11.9 mm
重さ 180g 236g
OS Android9.0 Android9.0
SoC snapdragon855 snapdragon845
RAM/ROM 6GB/128GB 6GB/64GB
メインカメラ 12MP+12MP+12MP 19MP
インカメラ 800万画素 1300万画素
生体認証(指紋) 側面 背面
バッテリー容量 3300mAh 3540mAh
本体カラー 4色 2色

まず同じ「4K」の表示解像度に対応していますが、「アスペクト比」と「ディスプレイサイズ」の違いからも、「Xperia XZ2 premium」のほうが画素密度が「30%」程度高いです。なので、「Xperia XZ2 premium」のほうが発色の良い「ディスプレイ」を搭載していると思いきや、「Xperia 1」は「有機ELディスプレイ」を搭載しているため、結果「Xperia 1」のほうが発色のいい「ディスプレイ」を搭載していると考えることができます。

また「画面占有率」の差も圧倒的であることを確認することができます。本体サイズに関しては「Xperia XZ2 premium」のほうが大きくて重い。さらに言えば持ちにくい。大きくて重いのに「指紋認証」は「背面」の中と半端な高さに設置してあると、少なくとも「デザイン」で「Xperia 1」に勝るものはありません。強いていうのであれば、「Xperia 1」には「premium」モデル伝統の「クロム」がないことくらいですかね。

内部スペックは、ROMがようやく「128GB」に対応しましたが、「4K HDR」を最大限活かしたいのであれば、「Xperia 1」にしろ「Xperia XZ2 premium」にしろ「容量不足」です。「4K」で動画を撮影する人は分かると思いますが、恐ろしいペースでストレージが占領されていきます。今回の場合は、「Xperia 1」のほうがまだマシだということです。

「カメラ」は「Xperia 1」のほうが圧勝。実際に従来の流れだと公開されることはないと思いますが、そろそろ「DxOMrk」でレビューを公開して欲しいところですよね。「Xperia 1」のカメラは歴代「Xperia」の中で文句なしの最高のカメラですが、「Galaxy S10」や「Huawei Mate20 Pro」など、世界最高峰のカメラを搭載した機種にどれだけ対抗できるのか非常に気になります。

そして「4K」のコンテンツを最大限楽しむためにも、かなり重要になってくるのが「電池持ち」です。上記の画像は海外サイトであるGSM Arenaが公開した「バッテリーテスト」の結果です。歴代「Xperia」の中でもかなり悪いほうです。一方で「Xperia 1」の「バッテリーテスト」の結果はまだ執筆時点では公開されていません。

ただ「Xperia 1」と「Xperia XZ2 premium」では「バッテリー容量」が「Xperia XZ2 premium」のほうが大きいこと。さらに「Xperia XZ2 premium」が「液晶」を採用していることを考えると、「Xperia 1」と「Xperia XZ2 premium」の「電池持ち」は同等。もしくは「Xperia 1」のほうが悪いと推測することができます。

簡単に言えば、「Xperia 1」にも「Xperia XZ2 premium」にも電池持ちを期待するべきではないという話です。一方で執筆時点で判明していないのが、「Xperia XZ2 premium」は通常時は「FHD」の表示解像度となっており、「写真」や「動画」を見るときに「4K」になります。「Xperia 1」が通常時に「FHD」なのか、それとも「2K」なのか判然としません。

仮に通常時が「2K」の表示解像度だとすれば、さらに「電池持ち」が悪いと判断することができます。とはいえ、「Xperia XZ2 premium」のほうが圧倒的に「電池持ち」がいいのであればまだしも、「デザイン」「持ちやすさ」そして「ディスプレイ」において、「Xperia 1」のほうが優位であることに変わりはなく、「Xperia XZ2 premium」ユーザーで不満を抱いているのであれば、ぜひ「Xperia 1」に乗り換えるべきだと考えることができます。

少なくとも「IFA2019」で発表される「Xperia 0」は「Xperia 1」以下のスペックになると予測されていることからも、今が旬の時に買い換えることをおすすめします。ちなみに「Xperia XZ3」との比較記事もまとめたので、ぜひ「「4K OLED HDR」につられて買い換えるべきではない。「Xperia 1」と「Xperia XZ3」を比較してみた。」をご参照下さい。

 



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