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「Xperia」の人気が失墜した理由。それは「デザイン」と「マーケティング」

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2018年の「第2四半期」と「第3四半期」において、過去最低の販売台数であることが判明しており、「Xperia」はまさに窮地に立たされている状態となっています。SONYはこの現状において、少なくとも「5G」技術の開発のためにも「モバイル」事業を撤退する予定はないとしている一方で、「2020年」までにコストカットを「50%」程度行うことで「黒字化」することを目標にしているとしています。

また「コストカット」に加えて、「MWC2019」において、「新しい方向性」を示すとしており、先日の情報からも、次期「Xperia」では「Xperia T」や「Xperia 10」になる可能性が高いと予測されています。詳細は「「Xperia XZ4」を含めた次期「Xperia」の正式名称は「Xperia T」(TEN)に。「premium」モデルも登場かも。」と「「Xperia XA3」の正式名称は「Xperia 10」へ。「Xperia 10」のスペックがあまりにも進化していないから「Xperia XA2」と比較してみた。」をご参照下さい。

一方で海外サイトでは、「Xperia」を多くのユーザーが購入しない理由として、「アップグレードサイクル」があまりにも早すぎることが原因だとされており、日本市場に合わせたアップグレードサイクルは、単純に批判の対象にしかなりませんでした。

ただ、先日の情報からも、SONYのマーケティング部門の幹部の話として、「MWC2019」で発表される「Xperia XZ4」に対して、下期に開催される「IFA2019」では、「Xperia XZ4」のアップグレードモデルのみ展開することを示唆しており、1年通して発表される「ハイエンドモデル」の数はかなり少なくなる。つまりアップグレードサイクルが大幅に見直される可能性が高いと判断することができます。詳細は「SONYからの過去最高の裏切り。MWC2019は「Xperia XZ4」の1モデルのみを発表へ。」をご参照下さい。

さて今回海外サイトが、「Xperia」人気の下落が止まらない理由。つまり「Xperia」が失敗した理由をまとめていることが判明したので簡単にご紹介したいと思います。



「ブランド」価値の育成。

さて直近の業績発表によると、スマートフォン市場で苦境に立たされているメーカーは「SONY」「LG」「HTC」の3つとなっており、今回の情報においては「SONY」つまり「Xperia」の人気が失墜した理由を端的にまとめています。そして一つ目の理由として、「ブランド」の育成に失敗したとしています。簡単に言えば、「SONY」は「Android版」の「Apple」になるべく、「ハイエンドモデル」の展開に集中してきました。

「ハイレゾ」や「高性能のカメラ」、そして「ディスプレイ」を強化することで、他のメーカーと大きく差別化を図り、2013年のピーク時にはシェア全体で「5%」まで拡大に成功するなど、今ではありえないですが、世界3位のベンダーを目指すとしていました。しかしながら「2014年」から売上が停滞しており、「2015年」には「Xperia Z」シリーズが終焉。

「2016年」には「Xperia X」シリーズに移行し、「Xperia X」シリーズでは人気の失墜をとめることができず、今年からさらに「新シリーズ」に移行するとされています。「Xperia Z」シリーズから「Xperia X」シリーズまで、SONYが目指した「プレミアムブランド」を育成するために「ハイエンドモデル」が中心となっていますが、「エントリーモデル」や「ミドルレンジモデル」の高性能化が進んでおり、「ハイエンドモデル」にそこまでの魅力がない状況になりつつあります。

だからこそ、「Huawei」や「Galaxy」は今後も市場が拡大するとされている「ミドルレンジモデル」のラインナップの強化を行なっていますが、SONYは「Xperia XA」シリーズを展開しているとはいえ、「Galaxy A」シリーズのような魅力もなければ、コスパも優れていません。

また詳細は判然としませんが、「SONY」が世界の中でも有数の市場である「アメリカ」において、キャリアとの関係が最悪だっとされています。それこそ「Samsung」は負けず劣らずとも「Apple」と同等のシェアを拡大するためにかなり力を入れている中、SONYは「アメリカ市場」で完全に失敗しています。

「Apple」の特許が原因だとされていますが、「アメリカ」で発売される「Xperia」は基本「指紋認証」が無効化されており、ユーザーからしても批判の対象となっていました。ただ今回の情報では、「アメリカ」の「キャリア」で販売するための契約の一つに「指紋認証」に関する項目があったともしています。

「アメリカ」では「指紋認証」が搭載された「Xperia」が発売されたのは「Xperia XA2」と「Xperia XA2 Ultra」であり、「指紋認証」を搭載した最初の「Xperia」つまり「Xperia Z5」シリーズが登場したのは「2015年」になります。少なくとも2年以上、アメリカのユーザーからすれば、ないがしろにされ、今時「生体認証」を一つも搭載していない機種となれば、完全に見放されますよね。



「デザイン」と「スペック」

周知の通り、「スペック」においても大きく遅れをとっていました。画素数だけで考えれば、「Xperia」は長らく「2300万画素」の「カメラ」を搭載していましたが、「Galaxy」や「iPhone」は長らく「1200万画素」のカメラを搭載していました。すくなくともより低画素のほうが「ノイズ」が少なく、さらに「800万画素」程度であれば十分な画素数に対応していることになります。

一方で「Xperia」に関しては、高画素化である反面、長らく「ノイズ」の問題を解決することもできなければ、「光学式手ぶれ補正」にも対応しておらず、決して「カメラ」に関して大きなアドバンテージがあったとは言えない状態にあったとしています。「960fps」の撮影に対応した「スーパースローモーション」撮影などの機能を強化する一方で、トレンドである「デュアルレンズカメラ」は採用せず、最新機種である「Xperia XZ3」でさえ「シングルレンズカメラ」になります。

少なくとも同サイトは「Xperia」が市場動向に対応するのが遅すぎると批判しています。いまやハイエンドモデルでは当たり前になりつつある「有機ELディスプレイ」や「QHD」の表示解像度に対応したのも「Xperia XZ3」が最初になります。つまり「Xperia XZ3」でようやく最低限レベルに追いついたと考えることができます。

しかしながら、「ハイレゾ」をアピールポイントにしている機種にしては「イヤホンジャック」を切り捨てるのは非常に早かったと批判しています。またデザインに関しても、「オムニバランスデザイン」が長らく採用されてきており、デザインの進化があまりなく、さらには「ベゼルレスデザイン」がトレンドの中、太いベゼルをいつまでも採用していました。このデザインが解消されたのも「Xperia XZ3」になります。

あくまでも「アメリカ市場」を起点とした考えになっていますが、「グローバル」市場において、共通して言えることだと判断することができます。「Xperia XZ4」シリーズでどのような変化を見せるのか、その全貌が明らかになっていませんが、「Xperia XZ4」から始まる新シリーズ次第では下手したら「2020年」までもたない可能性も十分に考えられます。そうならないように期待したいところです。

 



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