神機「Xperia XZ3」など。今や入手困難だけど歴代「Xperia」で評価が高かった機種をまとめてみた。

  1. Xperia

「2018年」の「第3四半期」の決算内容からも、SONYモバイルの「全盛期」と言ってもいい「2015年」と比較すると、その販売台数は「10分の1程度」にまで減少しています。つまり誰が見ても後がない「Xperia」ですが、SONYは少なくとも「モバイル事業」から撤退することはないと発言しています。

その一つの理由として、「5G」に関連した技術を開発にしていく中で、「モバイル」部門が最も「5G」に密接したプロダクトになるからだとしています。つまり「5G」関連の技術を「Xperia」を通して開発していき、その「Xperia」に採用された技術を、後に「テレビ」など、SONYグループの他のプロダクトに反映させていくと考えることができます。

つまり「5G」のためにも廃止にするべきではないと考えているようです。一方で、「モバイル」部門にもテコ入れが必要だとしています。ただSONYはこのテコ入れの手段としてとった方法はやはり「削減」です。簡単に言えば、徹底的にコストを削減することで、「2020年」までに黒字化を達成するとしています。つまり研究費などや人件費もカットされると考えることができます。

無駄なものを省くことも企業としてはもちろん必要なことです。ただ「Xperia」の開発までコストを削減してしまったら、今後よりよい「Xperia」が生み出される可能性は非常に低いと考えることができます。今最も勢いのある「Huawei」は、研究開発費に莫大なお金をつぎ込んでいるとされており、あのAppleより研究開発日が膨大であるとされています。

まあ当たり前の話かもしれませんが、お金をかければかけるほど、いい製品が生まれやすくなり、お金をかけなければ、いい製品は生まれません。SONYはより「利益体質」のラインナップに変更するとされていますが、どのようなビジョンで「Xperia」を継続していくのか全く見えてこないです。正直現在は迷走中とも言える「Xperia」ですが、過去にはすばらしい評価を獲得した機種もあります。

なので、今回は、歴代「Xperia」の中でも特に評価が高かった歴代「Xperia」のスペックなどを簡単にまとたいと思います。



「Xperia Z」シリーズ。

まずは何と言っても評価が高かったのがSONYモバイルとして初めて発表した「Xperia Z」になります。今思えば小型「ディスプレイ」である「5.0インチ」に「FHD」の表示解像度と、何よりSONYらしく「ディスプレイ」を特徴とした機種となっています。また「オムニバランスデザイン」を採用した最初の機種でもあります。

今や「Xperia X」シリーズが終わろうとしている状況ですが、何よりこの「Xperia Z」から始まったと言っても過言ではなく、そして来月にも発表される「Xperia XZ4」においても、「オムニバランスデザイン」を採用していることからも、「Xperia Z」の遺伝子を受け継いでいると考えることができます。

そして「Xperia Z」シリーズの中で、最も評価が高かったと言われているのが「Xperia Z3」になります。特にネットでは「神機」と呼ばれていますよね。一応「Xperia Z」とスペックをまとめると以下のようになります。

Xperia Z Xperia Z3
OS Android4.2 Android4.4
SOC snapdragon S4 Pro snapdragon801
RAM/ROM 2GB/16GB 3GB/16GB
本体サイズ 139×71.7.9mm 146x72x7.3mm
重さ 146g 152g
ディスプレイ 5.0インチ(FHD) 5.2インチ(FHD)
メインカメラ 1300万画素 2070万画素
インカメラ 200万画素 220万画素
バッテリー 2330mAh 3100mAh

こうやって改めてスペックをみると、スマートフォンの進化の歴史ってすごいですよね。今じゃ考えられないようなスペックを搭載しています。特に「Xperia Z」。ただ「Xperia Z3」に関しては、今の「Xperia」に近いものをすでに搭載していますよね。もちろん例えば、カメラセンサーなどで判断すれば全くの別ものですが、表面的な数字を見れば、近いものを感じます。

また「Xperia Z3」が神機と呼ばれた理由は、その挙動の安定性と、電池持ちにあったとされています。まず「snapdragon801」を搭載していたこと。そして今の「Xperia」と遜色ない「3100mAh」を搭載していたことが大きな要因だと考えることができます、またこの時代はまだ「5.2インチ」と小型ディスプレイ」を搭載していたのも良かったのかと思われます。

「snapdragon801」の後に登場した「snapdragon810」は完全な失敗作でした。この煽りを受けたのが「Xperia Z4」と「Xperia Z5」シリーズです。特に「Xperia Z5」シリーズに関しては、SONYが冷却にかなり力を入れたようでしたが、それでも発熱問題を解決できず、完全に失敗作となってしまいましたよね。

もしあの時、他のメーカーと同じように「snapdragon810」を採用していなければ、「Xperia Z4」や「Xperia Z5」シリーズの評価は違ったのかもしれませんね。



「Xperia XZ」シリーズ。

「Xperia Z」シリーズの人気の低迷から、SONYは「2016年」より「Xperia X」シリーズへと移行させました、「ハイエンドモデル」や「ミドルレンジモデル」で別々の命名規則を採用していたため、非常に分かりづらかった命名規則を「Xperia X」シリーズで綺麗に整理し直しました。それでも結局なんかよく分からない派生をしているんですけどね。

「Xperia XZ」シリーズでも評価が高かったのは「Xperia XZ premium」でした。今までは周回遅れと言われたスペックを、「Xperia XZ premium」では一気に最先端のスペックを搭載するようになり、「ベゼルレスデザイン」を採用していなかったことは批判の対処になりましたが、予約段階で人気が殺到し、一部国ではありまにもの人気で予約を中止したくらいです。

日本国内でも非常に注目度が高く、品切れを多発していましたよね。歴代「Xperia」の中でも最高の評価を獲得したに近い「Xperia」になります。

そして「Xperia XZ3」です。半期ごとに後継機種が登場する「Xperia」は、進化のスペックが感じにくく、1年1回の頻度でしか登場しない「premium」モデルや「Compact」モデルのほうが人気があります。その中でも「Xperia XZ3」はメインストリームモデルとして久しぶりに高評価を獲得した機種になります。

やはり最大の要因は「Xperia」初となる「有機ELディスプレイ」を搭載したことと、「2K」の表示解像度に対応したことです。アンビエントフローは不評でしたが、この「Xperia XZ3」に関しては、「Edgeスタイル」を採用したことや、本体の薄型化が行われていることからも、デザインにおいても高評価を獲得しています。「Xperia XZ3」に関しては、以下の記事をご参照下さい。

 

 

2013年に「Xperia Z」シリーズが登場し、約「6年」の月日が経過しようとされていますが、その中でも評価が高かった機種は、4機種程度しか存在していません。ただ、一つのシリーズにだいたい2機種程度は存在していることになります。そして今年から「Xperia」シリーズは新シリーズに移行すると予測されています。次のシリーズではどんなあたり機種が登場するのか非常に楽しみですよね。



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