「Xperia XZ2」と「Xperia XZ3」から見る「Xperia」の機種変更のタイミングをまとめてみた。

  1. Xperia

日本市場においては、主に5月と10月に各キャリアが新製品発表会を開催し、それぞれ新製品を上期であれば5月下旬から。下期であれば10月下旬から発売を開始します。ただ、海外においてはキャリア主導での販促スケジュールではなく、あくまでもメーカーの発売に対して各キャリアが合わせる形をとっています。

日本市場のキャリア主導の販促スケジュールによって、一番大きな影響を受けているのが「Xperia」だとされています。Appleでは「iPhone」、Samsungであれば、「Galaxy S」と「Galaxy Note」そして「Huawei」であれば「Huawei Mate」と「Huawei P」の後継機種を発表するのは1年に1回です。なのに「Xperia」に関して半年に一回です。

スマートフォンの本体価格が年々上昇している中、機種変更する時に、いかに下取りを利用して、最新機種に安く機種変更するのかが、以前よりもかなり注目されている中、「Xperia」の場合、半期に一度新製品が発表されることからも、市場価値が非常に下がりやすいとされています。そりゃあそうですよね。新機種がすぐに発売されるということは、旧機種の市場価値も非常に短いです。

だいぶ前から、SONYはアップグレードサイクルを見直す必要性があると発言しているにも関わらず、いまだにその予兆はありません。だからこそ、今後もこのアップグレートサイクルはすぐに変更されないと考えることができます。

さて今回アップグレードサイクルが異常に早いからこそ、非常に難しい機種変更のタイミングを「Xperia XZ2」と「Xperia XZ3」を例に考えてみたいと思います。

 

機種変更のタイミング。

さて「2018年」に発表された「Xperia」の「ハイエンドモデル」を全部で4機種あり、上期に「Xperia XZ2」・「Xperia XZ2 Compact」・「Xperia XZ2 premium」、そして下期に「Xperia XZ3」が発表されています。その中でも、日本国内では3キャリアすべてが扱うメインストリームモデルである「Xperia XZ2」と「Xperia XZ3」で比較してみたいと思います。まずスペックをまとめると以下のようになります。

Xperia XZ2 Xperia XZ3
ディスプレイサイズ 5.7インチ 6.0インチ
ディスプレイ 液晶(FHD) 有機ELディスプレイ(2K)
OS Android8.0 Android9.0
SoC snapdragon845 snapdragon845
RAM 4/6GB 4/6GB
ROM 64GB 64GB
メインカメラ 1920万画素 1920万画素
インカメラ 500万画素 1320万画素
本体サイズ 153x72x11.1mm 158x73x9.9mm
重さ 198g 193g
バッテリー容量 3060mAh 3200mAh
生体認証 指紋認証(背面) 指紋認証「背面」
防水・防塵 IP68 IP68

機種変更する上で、確認しておきたいのが特に「OS」「SoC」と「RAM」です。「ディスプレイサイズ」や「本体サイズ」、そして「重さ」に関しては、デザインの変更がなにかしらあるので、全く同じということはありません。ただ今回の「Xperia XZ2」と「Xperia XZ3」で比較してみると、「Xperia XZ3」は「有機ELディスプレイ」が搭載されました。

「表示解像度」が強化され、より発色が良くなりましたが、何より「有機ELディスプレイ」を搭載した最大の恩恵は、本体のデザイン設計です。「有機ELディスプレイ」を採用することによって、湾曲したディスプレイを搭載することが可能になります。

このことで、「Xperia XZ3」はサイドフレームを極限まで薄くし、さらに本体の厚みもかなり改善することに成功しました。今後登場する「ハイエンドモデル」の「Xperia」は「有機ELディスプレイ」を標準搭載する可能性が高く、「Xperia XZ3」ほどの大きな変更はほぼ例外と考えることができます。

ちょっと話が逸れましたが、よく確認しておきたいのが「OS」と「SoC」と「RAM」です。日常で最も使うガジェットであることからも、使い勝手は最優先だと考えることができます。ここで重要になるのが、「OS」と「RAM」です。簡単にいえば、ソフトウェア上の機能や操作性は「OS」で制御しており、この「OS」を最大限に活かすための存在として「RAM」があります。

だからこそ「OS」できるだけ最新のものを使ったほうがいいです。基本下期に登場する「Xperia」は最も新しい「OS」を標準搭載した状態で発売されます。そして新しい「OS」が標準搭載されていることによって、新しいセキュリティパッチもインストールされている可能性が高く、バグ対策にしても有効的です。

次に「CPU」です。「Xperia XZ2」も「Xperia XZ3」も「snapdragon845」を搭載しています。「Xperia XZ2」と比較して「Xperia XZ3」は新しい機能を搭載していますが、この新しい機能はあくまでも「snapdragon845」が対応している範囲のことしかできません。現に「Xperia XZ2」や「Xperia XZ3」は「アスペクト比18:9」を採用していますが、「Xperia XZ2 premium」が「16:9」を採用している理由は、「snapdragon845」が「アスペクト比18:9」における表示解像度「4K」に対応してないからです。

つまり「SoC」が同じということは、表面上新機能は増えたとしても、根底的には何も進化していないと考えるべきです。この3点を軸に考えると、「Xperia」を機種変更する最適のタイミングは「下期」に登場する「Xperia」。2018年でいえば「Xperia XZ3」になります。「snapdragon」の新型が発表されるのは毎年12月です。

つまり、1年通して、「snapdragon」が更新されることは非常に考えにくい。だからこそ「下期」に登場する「Xperia」のほうが「snapdragon」を変更できないからこそ、よりソフトも「ハード」も「デザイン」も洗練されます。

来年の初頭にはフルモデルチェンジとなる「Xperia XZ4」と「Xperia XZ4 Compact」が登場すると予測されています。詳細は以下の記事をご参照下さい。

「Xperia XZ1」以来の「オムニバランスデザイン」に最低でも「デュアルレンズカメラ」など、今までの「Xperia」にはない大幅な進化をしていますが、現時点では「premium」モデルの動向が全く読めません。「Xperia XZ4」が発売された後に「Xperia XZ4 premium」がどのような進化をとげるのか。この「Xperia XZ4 premium」のスペック・デザインが判明すれば、下期に登場する「Xperia XZ5」の動きがある程度検討がつくと考えることができます。

だからこそ、上期に登場する機種のほうがフルモデルチェンジがされる可能性が高いことからも、目新しがありかなり欲しくなりますが、逆に完成度が低いです。なので「下期」に登場する機種をしっかり見極めてから購入するのが一番おすすめだと考えることができます。

Via SONY Mobile(本文/画像)

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